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車が美少女に! 「レーシング娘。」先行体験プレイレポート
R娘。が走る、濡れる! 本日よりオープンβテスト開始
(2015/9/3 13:00)
DMMゲームズは、ブラウザ/Android/iOS用愛車擬人化&シミュレーター「レーシング娘。」において、PCブラウザ版のオープンβテストを9月3日より開始した。
「レーシング娘。」は、様々な車種から想起された女性キャラクター「R娘。」を集めたレーシングチームの監督となり、レースへの出場や依頼されるミッションをこなすことでチームを運営していくシミュレーションゲーム。
本日よりオープンβテストが開始となるが、今回は先立ってプレイすることができたので、本作のポイントをご紹介していきたい。
「車」の美少女擬人化! 細かいフォームチェンジにも注目
DMMゲームズ内でも擬人化ゲームは数多く配信されているが、本作は「車」の美少女擬人化となっている。「R娘。」たちは胸に車のフロント部分、おしりにバック部分などと、パーツがわりとそのまま装着されており、インパクトのある風貌になっている。元ネタになる車は実名で登場するわけではないが、様々な工夫を凝らして「わかる人にはわかる」作りになっているのが特徴的だ。
ゲーム内容は、R娘。たちを集めるところから始まり、レースへの参加、配送などの依頼をこなしていくというもの。プレイを進めることでR娘。が成長するほか、装備品となる「パーツ」も入手することができる。また成長にあわせて、R娘。は特定の場面で速度が上昇する、コーナーで威力を発揮するなどの、レース展開が有利になる「スキル」も獲得していく。
レースは、開催中のレースから1つを選んでエントリーするもので、R娘。は1レースにつき1人で参加する。レース中はプレーヤーは特に操作することはなく、レース展開を見守るだけ(飛ばして結果だけを見ることも可能)。そのため、大事なのは事前の準備となっており、どのR娘。にどのパーツ、スキルを装備させておくかが大事になる。
R娘。はレースに参加するたびに車体が劣化し、燃料が消耗されて性能が下がっていくので、修理と燃料補給によるケアが必要となる。ただしレース参加は1人でOKなので部隊編成を考える必要はなく、その分長く遊べるイメージだ。代わりに個々にかけるカスタマイズ要素が強めになっている印象で、その意味でも事前準備は本作のポイントと言えるだろう。
事前準備の中でも特にパーツは重要で、R娘。の「最高速」や「ブレーキ」といった性能に作用するため、装着させるものによっては同じR娘。でも全く異なるチューンナップになる可能性がある。またパーツはゲーム攻略以外にも大事な役割を担っており、それが「フォームチェンジ」だ。
「フォームチェンジ」は、特定のパーツを装着することでR娘。の見た目と性能がガラリと変わるというもの。フォームが変わるとその形式の車の後期型に変わったり、系譜上の上位モデルに変化したりする。系譜を考えて、次のフォームチェンジを推察するという楽しみ方もある。
勝利のシャワーでセクシー! 動作はサクサクで快適なプレイに
本作は他にも細かい要素がある。例えば「車といえば音楽」ということで音楽プレーヤー風のUIがトップ画面に表示されているのだが、ここではゲーム内BGMがいくつか用意されており、好きな場面ごとに好きな曲をセッティングすることができる。先行体験時には「リッジレーサー」シリーズで有名な細江慎治氏率いるスーパースィープの楽曲が複数選択可能となっていた。
またこの手の擬人化ゲームにはお馴染みのお色気要素もあって、これはレース勝利時に一定確率で発生する「ビクトリーシャワー」で体験できる。
「ビクトリーシャワー」は普段の立ち絵とは異なる勝利ポーズを決めたR娘。にシャワーをかけることで、だんだんと衣装が濡れて透けていく、というもの。
透け度が100%になるとその状態のR娘。がギャラリーに追加されるのだが、1度にかけられるシャワーにも制限がある。実際に試してみたところ1回分のシャワーでは50%ほどにしかならず、通貨アイテム使用によるボトル追加が必要だった。
その後は2本目で90%ほどになり、3本目で100%達成。シャワーを当てる場所によってもゲージ上昇具合が変わるので、上手くやればボトル2本で100%が達成できるかも、と思わせる内容となっていた。シャワーをかけてキャラクターの服を透けさせていく……という作業はくだらなくて思わず笑ってしまったのだが、ギャラリーコンプリートのために外せない要素だという点は注意しておきたい。
そしてプレイしていて感じたのだが、本作の動作はサクサクと快適だ。他のブラウザゲームと比べても「軽いなー」と感じるほどで、これはUnity Web Playerを採用しているためだという。ちなみにスタッフによれば、本作プレイ時のオススメブラウザはFirefox。現状Unity Web Playerが動作しないChromeではプレイできないし、IEでは上手く動作しない可能性があるためだという。
今回プレイできたのはあくまで導入部分と基本的な部分に留まったので、より深い部分についてはぜひオープンβテストへと参加して試していただきたい。本作は車を知らなくても楽しめるし、「車に詳しければさらに楽しめる」作りになっている。
車好きであればぜひ触れてほしいが、車に詳しくない場合、型式から車種を推察し、その車種にまつわるエピソードを仕入れ、知識を蓄積すると共にゲームと車の理解が進んでいく……というサイクルが考えられる。その分時間は掛かりそうだが、こうした空白を埋める作業も楽しかったりするので、まずは本作に触れてみてはいかがだろうか。
(c)DMM.com POWERCHORD STUDIO