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“そんな状況ありかよ!”、「Until Dawn -惨劇の山荘-」恐怖の最新ムービー

8月27日 発売予定

価格:
6,900円(パッケージ版/税別)
5,900円(ダウンロード版/税別)

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、8月27日発売予定のプレイステーション 4向けホラー/アドベンチャー「Until Dawn -惨劇の山荘-」の最新プレイ動画を公開した。

 今回のムービーは殺人鬼に追われる2人の男女が主役となっているプレイムービー。10分近いボリュームがあり、ゲームの具体的な操作方法などもわかる内容となっている。今回のムービーの最大の注目点は、2人の危機にある。2人は殺人鬼に追われ、高い建物に登り外部との通信を試みる。追い詰められた状況に対し、のんびりとした受け答えをする無線の声という“お約束”の状況はホラーものでは定番だが、殺人鬼は2人が逃れた建物そのものを引き倒そうとするのだ!

 フィールドがダイナミックに変化するというゲーム的な仕掛けも注目だが、これほど理不尽で、恐ろしい状況に立たされるゲームというのも例がないのではないだろうか。しかも殺人鬼が建物を倒そうとするのは、超常的な力ではなく、「建物を支えているワイヤーを切る」という方法で、“具体的な描写”が恐ろしい。

 ホラーゲームは映画と違い、インタラクティブであるため、プレーヤーは選択次第で恐怖に立ち向かうことができることもある。現在公開されている情報では本作の殺人鬼は血肉を備えた人間のようで、選択さえうまくできれば立ち向かい、勝てそうでもある。しかし今回のムービーでは、殺人鬼は理不尽すぎる殺意を登場人物に向けており、そして彼の試みは必ずうまくいき、犠牲者達はとことんまで不利な状況に立たされることがわかる。インタラクティブ性が“救い”ではなく、“次なる理不尽への直面”に繋がりそうで、どこまで絶望的にさせられてしまうのか、期待と恐怖が同時にわき上がるムービーとなっている。

【「Until Dawn -惨劇の山荘-」プレイ動画】
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(勝田哲也)