新キースイッチを搭載し“世界で最も速い”キーボード

新しく開発されたメカニカル「QS1スイッチ」。独自のスイッチ機構となっている

　SteelSeriesは、新しく開発した独自キースイッチを搭載したゲーミングキーボード「SteelSeries Apex M800 Customizable Mechanical Gaming Keyboard」を8月13日に発売する。価格は27,000円（税込）。

　今回新たに開発されたスイッチ機構「QS1スイッチ」は、3mmのキーストロークの設計で1.5mm押しこむことで反応するほか、約45gという少しの力で操作可能。これにより、従来のメカニカルスイッチに比べ25％速く反応するという。また、6,000万回のキーストロークテストをクリアしており、高耐久なキースイッチとなっている。

　また、操作する指とスイッチまでの距離を減らすため本体設計も見直されており、本体の角度をわずかにし、より直線で構成されたデザインとなっている。また、複数キーの同時押しを認識するNキーロールオーバーは、全256キー同時押しに対応している。

　ゲーミングキーボードで人気のイルミネーションだが、新しいキースイッチでは一部に透明な素材を採用し、より均等に美しく光るよう設計されている。もちろん、1つ1つのキーに搭載されたイルミネーションをカスタマイズすることが可能で、風が吹くような波立つような発光パターンをはじめ、操作したキーに反応するユニークなパターンも用意されている。

簡単にマクロの設定・登録が可能

　このほかにも、SteelSeriesの無料ソフト「Engine」を使用することで簡単にマクロの設定・登録が可能。また、マクロ機能は、リアルタイムにキーを入力して設定することもできる。

　さらに、ゲーミング中にプロセッサーがデータを処理しきれなくなるという状況が生まれないように、600 APMプロセッサーを2つ搭載。これにより、プレーヤーが操作してからゲーム上で実際に反応するまでのラグの発生を抑えることに成功している。

　本体サイズは510×174×41mm（幅×奥行×高さ）で、重量は1,390g。ケーブルの長さは2m。対応OSは、Windows 8/7、Mac OS X。