バンダイナムコエンターテインメントはニンテンドー3DS用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦BX」を8月20日に発売する。価格は通常版、ダウンロード版ともに6,640円(税別)。
シリーズ最新作となる「スーパーロボット大戦BX」は、交互にユニットを進め戦闘を行なっていく戦術タイプのキャンペーン型シミュレーションRPG。異なる作品の人気ロボットたちが作品の枠を超えて登場し、戦闘シーンは原作さながらのアニメーション&フルボイスで演出。3DSの性能を活かして、裸眼立体視にも対応し更に派手な演出が加えられている。
今回公開されたのは、プレストーリーや戦闘シーンについて。
【プレストーリー】
人類の歴史は、常に戦争と共にあった。しかし、人間は愚かではない。多くの生命が失われる事となった戦争をきっかけに人類は自らの愚かさを悔やみ、戦いに繋がる技術を封印した。
だが、世界から争いが消える事はなかった。
多くの人間は生きる為に、または欲求を満たす為に、戦いたくなくとも諍いを起こす。戦いに繋がる技術が封印された世界であっても、人口の増加に伴って発生する資源不足、国土不足などの問題から逃げる事は不可能であった。また、地球圏は人類同士の問題以外にも、更なる問題に直面する事となる。正体不明の敵「UE」や、巨人型異星人「ゼントラーディ」などが地球圏に襲来し始めたのである。
そして人類は、それらの問題を解決する為、再び戦争を始めた……。
時は流れ、人類はゼントラーディと共存の道を歩み始める。これは平和への大いなる1歩だと、戦いに疲れた人々は大いに沸き、このまま平穏な世界になる事を願った。
しかし人々の願いとは裏腹に、地球圏はそれから数十年も変わらず戦争と共にあることになる。地球に存在する国家間の戦争のみならず、宇宙植民地コロニーとの戦争、そして「UE」と呼ばれていた存在の正体である、火星圏独立国家「ヴェイガン」との戦争……。
平和への大いなる1歩は、すでに過去のモノとして扱われていた。
いまだ戦いの消えぬ世界……。そこに、新たな戦乱の火種が落とされようとしていた……。
オリジナルキャラクター紹介
ヨウタ・ヒイラギ 男性 17歳
CV:松岡禎丞
快活な性格で、年齢よりも大人な印象を与えるしっかり者。
機動兵器に対して子供じみた憧れはないが、日本を守ってくれているスーパーロボット軍団や、治安を守る地球連邦軍に対しては尊敬の念を抱いている。
彼自身にはこれといった特殊能力もなく、ファルセイバーと共に戦うための適性も低いが、持ち前の正義感と、家族を守りたいという思いから、戦いに身を投じることになる。
ユキ・ヒイラギ 女性 推定年齢14歳
CV:中原麻衣
半年前からヨウタの家に居候をはじめた記憶喪失の少女。
記憶が無いながらも、それを感じさせない明るく真っ直ぐな性格で、落ち込んでいる人を見ると励ましにいく優しさもある。
長期記憶も失われているようで、世情や一般常識にとにかく疎く、的外れな反応をする事も少なくないため、周囲からは天然と思われている。ただし、極端に古く、出自曖昧な遺跡や文明などには特に興味を示し、自ら学ぼうとする姿勢を見せる。
ファルセイバー
CV:てらそままさき
原因は不明だが、自分の意志だけでは満足に動くことができず、戦うためには彼に意志を伝達する融合者が必要となる。性格は真面目で、特に機械然としたところはない。
また、面倒見が良く、子供達だけでなくヨウタやユキの保護者的な一面を垣間見せることも。ただし、自らの使命が特に関わってくる場面では、大人としての冷たく見える判断をする事もある。
ブラッシュアップされた戦術指揮システム
3DS用ソフト「スーパーロボット大戦UX」に搭載されていた「戦術指揮システム」が引き続き搭載されているが、システム面でブラッシュアップされている。
キャラクターの中には、「戦術指揮官」能力を持っているキャラクターがいる。この「戦術指揮官能力」は「反撃時の攻撃力上昇」、「命中率アップ」など様々な種類があり、キャラクターごとにそれぞれ違う効果を持っている。
この効果は、基本的に味方キャラクター全員に及ぶため、自分のプレイスタイルにあった効果を持つキャラクターを戦術指揮官に設定したり、シナリオごとに戦術指揮官を変更したりと、自分の好みに合ったプレイができる。
今作では、ステージ中の戦況によって増減する「タクティクスサポートポイント」(略称:TSP)により、ステージ攻略中にその効果は段階的に上昇していく。
インターミッション、もしくは戦闘マップ開始時に戦術指揮官キャラクターを設定。前作では、戦闘マップ開始時には戦術指揮官キャラクターは選び直せなかった フリット・アスノは、「反撃時の攻撃力上昇」の効果を持っているため、フリットを戦術指揮官に設定すると、自軍全体の反撃時の攻撃力がアップ。待ち伏せて反撃で一網打尽にするプレイスタイルをバックアップする効果 戦術指揮官に設定できるキャラクターは多数存在。戦術指揮官に設定されたキャラクターは、戦闘マップ開始時に号令をかけてくれるので、号令をかけて欲しいキャラクターを選択するのもいいかもしれない タクティクスサポートポイント
今作から登場した「タクティクスサポートポイント」(略称:TSP)は、敵を撃墜したり、ターンの経過によって上昇させる事ができる。
ステージ開始時は0ポイントだが、30ポイントを超えると戦術指揮官効果が上昇。60ポイントを超えるとさらに戦術指揮官効果が上昇。味方が撃墜されると低下するが、1度上昇した戦術指揮官効果はそのステージ中は下がらないため、戦術指揮官効果の上昇を狙って進軍を早めるか、確実にTSPを溜めて敵を迎え撃つかはプレイスタイル次第となる。
ただし、一部、TSPに関わらず効果が固定の戦術指揮官効果もある。
マップ開始直後。ユリカの戦術指揮効果は「射撃武器の攻撃力上昇」。TSPは0ポイントのため、その効果は「5%」と1段階目のものになっている TSPが30を超えたため、戦術指揮効果が2段階目の「10%」にアップ ストーリーの進行状況に応じて、キャラクターが所持する戦術指揮官能力は増えていく 登場作品、戦闘シーン紹介
聖戦士ダンバイン
機体:ビルバイン
パイロット:ショウ・ザマ、チャム・ファウ
使用武器:ハイパーオーラ斬り
巨神ゴーグ
機体:ゴーグ
パイロット:ゴーグ、田神悠宇
使用武器:ゴーグフルパワー
絶対無敵ライジンオー
機体:ゴッドライジンオー
パイロット:日向仁、月城飛鳥、星山吼児
使用武器:ファイナルファイヤー
勇者王ガオガイガー
機体:スターガオガイガー
パイロット:獅子王凱
使用武器:ブロウクンファントム
機甲界ガリアン
機体:ガリアン重装改
パイロット:ジョルディ・ボーダー(愛称:ジョジョ)
使用武器:重装砲
SDガンダム外伝
機体:バーサル騎士ガンダム
パイロット:なし
使用武器:バーサルソード
劇場版機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-
機体:ダブルオークアンタ
パイロット:刹那・F・セイエイ
使用武器:トランザム発動
機動戦士ガンダムUC
機体:ユニコーンガンダム(デストロイモード)
パイロット:バナージ・リンクス
使用武器:シールド・ファンネル
機動戦士ガンダムAGE
機体:ガンダムAGE-FX
パイロット:キオ・アスノ
使用武器:Cファンネル
劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~
機体:YF-29デュランダル(ファイター)(スーパーパック装備)
パイロット:早乙女アルト
使用武器:ISCマニューバ
マクロス30 ~銀河を繋ぐ歌声~
機体:YF-30クロノス(バトロイド)
パイロット:リオン・榊
使用武器:一斉射撃
真マジンガー衝撃! Z編
機体:マジンガーZ(ゴッドスクランダー)
パイロット:兜甲児
使用武器:ビッグバンパンチ
マジンカイザーSKL
機体:マジンカイザーSKL(ウイングクロス)
パイロット:海動剣、真上遼
使用武器:SKL-RR
機動戦艦ナデシコ
機体:エステバリス重機動フレーム(アキト機)
パイロット:テンカワ・アキト
使用武器:ガンガーフォーメーション
ガンガーフォーメーションは、他の機体と協力する事で使用できる「合体攻撃」という攻撃方法になっている。「合体攻撃」を使用するには幾つかの条件を満たす必要があるが、非常に強力な威力を持っている 主人公以外の戦闘シーンも抜粋して紹介
パイロット:フル・フロンタル
使用武器:ロケット・バズーカ © サンライズ
© ジーベック/ナデシコ製作委員会
© 創通・サンライズ
© 創通・サンライズ・MBS
© 2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋
© 2010 永井豪/ダイナミック企画・マジンカイザー製作委員会
© 2009, 2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
© 2013 ビックウエスト