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「艦これアーケード」2015年秋に進水予定!
インプレッションをお届け。内覧会でわかったこと!
(2015/8/1 00:00)
セガ・インタラクティブは、艦隊型育成カードゲーム「艦これアーケード」を2015年秋にリリースする。ここでは、7月24日に開催された同社内覧会「SEGA PRIVATE SHOW 2015 SUMMER」でのインプレッションを絡めた最新情報をお届けする。
「艦これアーケード」は、PCで大ヒット中のブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」をモチーフにしたアーケード作品。筐体から払い出される「艦娘カード」を集めてオリジナル艦隊を編成し、敵艦隊が潜む海域に出撃していく“艦隊育成型カードゲーム”。
アーケード版は、母港ではタッチパネル、出撃後の各海域ではそれに加えて操舵輪、船速レバー、発令ボタンをそれぞれ使用する。1プレイは同社作品「ボーダーブレイク」などでおなじみの「GP」を採用。内覧会出展バージョンでは、1クレジット300GP、3クレジット900GPとなっていた。GPは時間経過で少しずつ減っていくほか、母港でのアイテム(資材)購入に使われる。全体の仕様や詳細は2月開催のJAEPOレポートを参照していただきたい。
母港では、艦隊編成、建造、開発、入渠が選択可能となっていた。建造、開発、入渠は、その場ですぐ完了。ブラウザ版同様に全艦への補給もワンタッチで行なえた。Aimeに対応しているため、建造や入渠などは「ブラウザ版のようにリアルタイムで待たされる可能性もあるのかな?」と思っていたが、このあたりは実にアーケードらしい仕様。1プレイ終了後に新しい艦娘が払い出されるが、待ちきれない人は建造で一気に揃えることも可能だ。
JAEPO出展バージョンと最も異なっていたのは、出撃後の操作。JAEPO出展バージョンは、リアルタイム操作といっても必要なタイミングがくるまでゆったりとしたテンポで進行していったが、内覧会出展バージョンは完全なアクションゲームのノリで、ある意味かなり忙しい。おおまかにいうと、まずは敵艦隊の索敵からスタート。レーダーを見て「この位置かな?」といった海域を予測して索敵機を飛ばす。このときも、当然ながら敵味方の艦隊は常にリアルタイムで動き続けている。
敵艦隊との交戦は、各艦の砲門がすべて有効になるよう敵艦隊に対し“T字”の関係になるよう操舵で調整していくのが基本。主砲、副砲、雷撃、艦載機といった攻撃手段の切り替えはタッチパネルを使用。主砲は、画面内のボタンインフォメーションのタイミングにあわせて発令ボタンを押す。副砲は有効射程内であれば撃ち放題で連射が可能だが、与えるダメージは微細。このあたり、敵艦隊との距離や状況に応じた攻撃手段の切り替えがとても重要になってきそう。なお、1プレイ終了時にあまったGPはそれに応じた資材に換算される。
内覧会出展バージョンでもうひとつ目をひいたのが、艦娘たちのモデリング。JAEPO出展バージョンも印象的だったが、内覧会出展バージョンはさらに磨きがかかったというか、質感がより向上。妙な表現かもしれないが“人肌感”が増したというか、丁寧な仕上がりで実にいい。モーションつきのしぐさもブラウザ版にはないアーケードならではの要素で、これまたJAEPO出展バージョンよりもグッと良くなっている。今秋予定の正式稼動が非常に楽しみだ。
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