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【スマホアプリ今日の1本】魚リアルすぎ釣りゲー「サカナコネクション」

訴訟問題以来! DeNAによる簡単操作の釣りアクションゲーム

7月16日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

「サカナコネクション」の3大ポイント

・DeNA、訴訟問題以来の釣りゲー
・簡単操作&魚が異様にリアルな釣りアクションRPG
・魚の種類は豊富だが、単調な作業の繰り返しになりがち

 DeNAが配信しているAndroid/iOS「サカナコネクション」の魚が、とにかくリアルである。タックルやルアーといった装備を充実させながら、様々な種類の魚を釣っていく釣りアクションゲームである本作は、指1本で可能な簡単操作でありながら、こだわり抜かれた魚の描写が特徴の1作だ。

【プロモーションムービー】

キハダマグロなど、魚の造形がとにかくリアル。アニメ風キャラクターとの落差がユーモラス

 DeNAの釣りゲーといえば、グリーとの間で起こった釣りゲー訴訟問題を思い出してしまう。「釣りゲータウン2」(DeNA)による「釣り★スタ」(グリー)の著作権侵害が争点となった訴訟は、「侵害にはあたらない」とした二審判決によってDeNAの勝訴が確定している(最高裁判所への上告は棄却された)が、本作はその訴訟問題以来の釣りゲーだ。本作はスマートフォン用ということで、ビジュアルもシステムも大幅にパワーアップしている。

 メインとなる釣りのシーンでは魚との駆け引きがポイントとなるが、プレーヤーはリールを巻く/巻かないの操作を行なうだけで良い。釣り糸のテンションに余裕がある時は巻き続ける、テンションが上がり過ぎたら巻くのを止めるというように、ギリギリの勝負になるほど緩急の付け方は大事になる。

 またリールを巻いているとイベントが発生し、タイミング良くリールを離すことで釣り糸のテンションを大幅に下げることができる。イベントは数秒に1度起き、連続で成功すればテンションの下がり幅が上がっていく。

 冒頭で述べたとおり、本作で最も力が入っているのが魚のビジュアルである。表面のデコボコやテラテラとした光の反射具合、またピチピチと跳ねるアニメーションは「リアル」の一言で、それが300種類以上あるというのだから、非常に釣りがいがある。

 魚にはマアジやキハダマグロといった一般的なものから古代魚まで揃っており、時に現実離れした釣りが体験できるのも楽しい要素だ。

 問題点があるとすれば、釣りの作業がやや単調ということ。操作としては画面を押したり離したりするだけなので、そこに物足りなさを感じる部分もある。とはいえカジュアルに遊べるという点では手触りがいいので、特に釣り好きはチェックしておくと良さそうだ。

【スクリーンショット】
iTunesで購入

(安田俊亮)