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海洋堂、「先進技術実証機 ATD-X」をいち早く立体化!

「テスターカラー」と、「洋上迷彩」の2種を9月に発売

9月発売予定



価格:各5,184円(税込)

 海洋堂はフィギュア「SR-001 先進技術実証機 ATD-X テスターカラー」と、「SR-002 先進技術実証機 ATD-X 洋上迷彩」を9月に発売する。価格は各5,184円(税込)で、現在海洋堂オンラインストアで予約を受け付けている。

同時発売となる「洋上迷彩」バージョン。ATD-Xは実験機であるが、“もし配備されたら”という空想を立体化している

 今回の商品は、“宮脇センム”こと海洋堂の宮脇修一社長が、自身の好きなものをフィギュア化し、コレクションしたいが為に立ち上げられたフィギュアブランド「センムの部屋」シリーズの第1弾となる。先日TV番組でロールアウトの様子が報じられ、8月にも初飛行が予定されている「先進技術実証機 ATD-X」をいち早く立体化するという、非常に楽しいラインナップとなっている。

 「先進技術実証機 ATD-X」は、メディアでは“心神(しんしん)”というニックネームでも呼ばれる機体で、“高機動性”、“ステルス性”、“高度な火器管制装置”など最新技術を研究するために作られた。三菱重工業がメインとなって開発しており、「実証エンジンXF5-1」の搭載など、本機でのテストを通じて、国産技術による戦闘機開発を目指していく。飛行実験に関しては予定より遅れており、8月に行なわれる見通しだ。

 フィギュアはメディアに公開されているテスト機の塗装を再現したカラーと、さらにF-2を思わせる“洋上迷彩”を施したものが用意される。「先進技術実証機 ATD-X」は資料はまだ少なく、商品としての立体物も出ていない。航空ファン、戦闘機ファンの心をふるわせるラインナップと言えるだろう。

【SR-001 先進技術実証機 ATD-X テスターカラー】
メディアの露出もあまりない“先進技術実証機”をいち早く立体化するというのが楽しい

(勝田哲也)