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「黒い砂漠」、新サーバー「メディア」設置決定

エリアがほぼ倍に! 「朱き都と東方の風」先行体験会で新情報を公開

7月11日 開催

場所:ベルサール秋葉原

参加費:無料

「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏

 ゲームオンは7月11日、Windows用MMORPG「黒い砂漠」の最新アップデート「朱き都と東方の風」の先行体験会を開催した。会場では本アップデートの先行体験ができたほか、ニコニコ生放送による公開生放送が実施された。

 公開生放送には「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏が登場し、ゲームをプレイしながら「朱き都と東方の風」の情報を紹介していった。その中では、本作の最新情報も公開された。

体験会の様子。「ブレイダー」と「ツバキ」をプレイできた
4K環境での体験もできるようになっていた

情報公開はニコニコ生放送の公開放送という形で行なわれた。中央はMCを務めた佐藤仁美さん、右はゲストの榊原あやさん

 「朱き都と東方の風」は、新エリア「メディア」、新クラス「ブレイダー」と「ツバキ」が追加され、レベルキャップが55まで開放されるアップデート。メディアは周囲を運河と岩場で囲まれた大陸で、「カルフェオン」と「バレンシア」の戦争時には両国を相手に交易を行ない、莫大な商圏と富を得た経緯がある。その富が元となって、都市「アルティノ」が築かれている。あとでスタッフに話を聞いたところによると、これまでのほぼ倍の広さが追加されるという。

 会場では上記の情報に加えて、新サーバー「メディア」の追加が発表された。これは今までの狩場が「混んでいる」という意見があったためで、これを緩和する狙いがあるという。

【「メディア」トレーラー】
新エリア「メディア」の追加により、エリアはこれまでの「ほぼ倍」になるという。遺跡の登場も特徴的で、巨人のような石像が佇む様子も確認できる

 また新クラス「ブレイダー」と「ツバキ」を使ったデモプレイも行なわれた。「ブレイダー」と「ツバキ」は弓と剣を扱う手数が多いクラスで、素早い立ち回りから剣による斬撃を連続で叩きこむような動きが特徴となる。

 この2クラスの性能はほぼ同じだが、大技などが若干異なっており、「ブレイダー」は竜巻を発生させる豪快な大技を放ち、「ツバキ」は技のエフェクトに花が舞う。男性、女性と見た目も異なるので、この辺りは好みで選択すると良いだろう。

【「ブレイダー」戦闘シーン】
【「ツバキ」戦闘シーン】

 このほか細かい部分では、「釣り」の自動釣り上げ要素、マップ自動移動のルート/ループ設定、シャンデリアのスイッチオン/オフ機能、労働者の移籍機能、キャラクターメイクの製作者明記の追加などが会場で紹介された。

 発表の終盤では、今後のアップデート予定も公開された。まず8月にはさらなるアップデートが入り、「とある島」が登場する。夏にあわせて「特大」イベントも開催されるほか、日本独自コンテンツとして「浴衣アバター」も準備中となっているようだ。

 その後秋から冬にかけては「大型アップデート」が実施される。内容は明らかにされなかったが、麥谷氏によれば「タイトル名に関係するものがようやく……」という一言が漏れ聞こえてきた。こちらも楽しみにしておきたい。

公開された新情報のなかでも好評だったのが、ペットの「イヌ」の登場と、自動移動時のルート/ループ指示機能。会場からも歓迎の声があがっていた
夏に合わせて登場予定の浴衣アバター。日本独自のものになるという
キャラクターメイクコンテストの優勝キャラクターの等身大フィギュアを作ります、という企画。今回は途中経過が報告された

(安田俊亮)