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ギター・エフェクト風USBフットペダル「TonePedal+」オープンソース化

7月3日 発表

 ビット・トレード・ワンは、同社が6月26日に発売したギター・エフェクター風USBフットペダル「TonePedal+」の回路図やファームウェアなどのデータをオープンソース化し、7月3日から同社のウェブサイトで公開した。

 「TonePedal+」は、ギター・エフェクターで使用されている往年のストンプボックスのスタイルを採用したユニークなゲーミングデバイス。USB入力ポートとして1ポートで、マウス、キーボード、カードリーダーをはじめ、ロックスミス用のリアルトーンケーブルからUSBサウンドボード、USB接続型のギターなどの取付も可能。

 今回のオープンソース化は、同社のオープンソースハードウェアライセンスである「Assembly Desk License(ADL)」に対応し、製品に搭載されるファームウェア、設定ソフトウェアなど回路図を含むソースコード全般について、ソフトウェア開発プロジェクトの共有Webサービス「github」上で一般公開された。

 これにより、ユーザーは公開されたソースコードなどを利用して、「Tone Pedal+」の機能を根本から変更することが可能となり、ユーザースキル次第では全く異なるデバイスとして使用することも可能となる。

 ビット・トレード・ワンは今後の製品化にあたり、ADL対応デバイスの拡充を目指すとともに、ブラックボックス化していたゲーミングデバイスについてもオープンソースハードウェア化を推し進めていくとしている。

(船津稔)