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EA's 2015 Press Conference、2つの「Star Wars」タイトルをピックアップ
(2015/6/16 18:29)
エレクトロニック・アーツは、E3直前の6月15日(現地時間)、「EA's 2015 Press Conference」を開催した。本稿では紹介されたタイトルから、「Star Wars バトルフロント」、「Star Wars The Old Republic」の拡張パック「Knights of the Fallen Empire」を取り上げたい。
「Star Wars」は、2015年末に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開が予定されており、世界中で盛り上がりを見せている。ゲームでは開発者達が様々な手法で「Star Wars」世界ならではのこだわりを盛り込んでおり、よりディープに映画世界を楽しめるだろう。
ホスの戦いを満喫! ベイダーの恐ろしさも痛感できるトレイラー
今年の目玉の1つであり、ファンから期待を寄せられているのが、「Star Wars バトルフロント」だ。PS4/Xbox One/PC向けに、北米では11月17日(日本では11月中)に発売される予定だ。
「Star Wars バトルフロント」の最大の魅力はその戦場の再現にある。DICEの「バトルフィールド」のシステムを活用し、帝国軍と共和国軍が激しくぶつかり合う。兵士だけでなく、2脚戦車の「AT-ST」やスピーダーバイク、さらにはタイファイター、X-ウィング、スノーウォーカーといった巨大兵器も登場するのだ。
発表会では「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」に登場した氷の惑星ホスを舞台にしたリアルタイム実機デモが公開された。雪に包まれた共和国軍の「エコー基地」をめざし、進撃してくる帝国軍中核になるのは巨大な歩行戦車「スノーウォーカー(AT-AT)」だ。デモではスノーウォーカーやAT-STが闊歩し、さらには上空ではX-ウィングや対ファイターまで飛んでいるという非常にカオスな戦場だった。
歩兵は乗り物に乗った敵に狙われるとひとたまりもなく、特にスノーウォーカーの範囲攻撃を食らうと数人まとめて倒されてしまうが、ロケットランチャーを活用すれば充分渡り合えたり、ジェットパックのような装備で大きくジャンプできるなどかなり強力な存在となっていると感じた。
デモでは共和国兵士が戦っていると突然仲間がつり上げられ空中でもがき苦しみ始める。振り返るとおなじみの呼吸音を響かせ、「ダース・ベイダー」が立っていた。さらに黒い服に身を包んだルークまでが参戦し、ベイダーと激しく剣を切り結んでいった。映画の中に実際に入ったように感じさせる演出で、ゲームへの期待が一層高まった。
双子のジェダイの恐ろしい運命。拡張パック「Knights of the Fallen Empire」
「Star Wars The Old Republic」は2011年よりサービスが行なわれているMMORPGだ。作品の舞台は映画「Star Wars」の“3,700年前”であり、大勢力を形成していたジェダイとシスの戦いが描かれる。当初は月額課金でスタートしたが、基本プレイ無料のアイテム課金へ移行した。
今回発表となった10月27日実装予定の拡張パック「Knights of the Fallen Empire」はストーリー性に力を入れた内容となっており、発表会場ではムービーを見ることが出来た。今回の物語の中心となるのは2人の双子のジェダイ。それぞれ白と黒のコスチュームに身を包み、強力なジェダイとして活躍していたのだが、白の騎士は何らかの理由で大けがをし、半身を機械に変えられてしまう。
その後もジェダイとして活躍していた2人だが、あるとき白の騎士は反逆の刃を向ける。黒の騎士は激しい葛藤の末に彼を止める。白と黒の騎士が黄金色に輝くライトセーバーをぶつけるところでムービーが終わる。「Star Wars The Old Republic」は「ドラゴンエイジ」や「マス・エフェクト」を手がけたBioWareが開発しており、ストーリー性の高さが大きな魅力となっている。今作でもかなり濃密な物語を体験できそうだ。