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「バイオハザード0 HDリマスター」最新PVを公開!
比較写真なども公開される
(2015/6/9 11:58)
カプコンは、2016年初頭に発売を予定しているサバイバルホラー「biohazard 0 HD REMASTER(バイオハザード0 HDリマスター)」の最新情報を公開した。昨年末に発売されたHD化されリメイクされた「biohazard HD REMASTER」が注目を集め、2002年に発売されヒットを記録した「biohazard 0」に関してもリメイクを期待する声が上がっていた。それに応え満を持してのHD化となる。
「バイオハザード0」は「biohazard」と対を成すストーリーで、精緻なグラフィックスで圧倒的な恐怖を表現。ゲームシステム的にも2人の主人公を交互に切り替えて進め、謎を解き明かしていくザッピングの手法を採用。多くのファンを獲得した。「バイオハザード0 HDリマスター」ではHD化でグラフィックスを強化。ワイド画面への対応やアレンジ操作の搭載も盛り込まれている。
今回のアレンジ要素としては、「バイオハザード」では上下キーで前進/後進、左右キーでそれぞれの方向にターンするという操作が標準だったが、今作ではオリジナル版同様の操作に加え、入力したキーの方向へダイレクトにキャラクターが動くアレンジ操作も収録されている。
また、オリジナル版では2chステレオで収録されていたサウンドは、5.1ch化に加え、より高品位なビットレートで収録。さらにダイナミックレンジをコントロールするサウンドコンフィグも追加されている。
ストーリー
1998年、アメリカ合衆国中西部ラクーンシティ郊外では猟奇殺人事件が多発していた。その事件の調査のため、ラクーン市警所属の特殊部隊S.T.A.R.S.“ブラヴォーチーム”が派遣された。
新人隊員“レベッカ・チェンバース”を含めた6名は、調査対象地域であるアークレイ山地へヘリで向かうが、その上空でエンジンが突然停止。パイロットの懸命の操縦で死者を出すことなく不時着に成功するが、ヘリは大破してしまう。そこで隊員たちが発見したのは、横転した軍用車両と、死亡した軍人、そして残された死刑囚の移送指示書だった。
そこには"ビリー・コーエン"少尉の名前が記されていた。隊長であるエンリコの指示により、散開して周辺の捜索を開始するブラヴォーチーム。レベッカは1人、生い茂る木々がより闇を深くする森の中を捜索し、停車した列車を発見する。人の気配が感じられない車内へ、慎重に歩を進めるレベッカ。そこが悪夢への入り口とも知らずに……。
「パートナーザッピング」システム
「バイオハザード0」を象徴するゲームシステムである「パートナーザッピング」。
プレーヤーは能力の異なる主人公の操作をリアルタイムに切り替えながらゲームを進めていく。物語を進めると2人でないと解き明かせない謎も登場し、1人で道を拓く事ができない場面も登場する。
そして時にはぐれ、1人きりになってしまう状況もある。同作では、その焦燥感や孤独感が際立つようになっている。
序盤の展開
ラクーンシティ郊外のアークレイ山の調査から一転、停車していた黄道特急車両内を調査する事となったレベッカ。しかし、その車両内は生ける屍=ゾンビで溢れる地獄だった。迫るゾンビの包囲網を抜けた先でレベッカは手配中の死刑囚、ビリーと出会う。
市警特殊部隊隊員と脱走中の死刑囚という、通常では協力できるはずがない2人の命懸けの脱出行が始まる。
グラフィックのHD化
グラフィックスのHD化は、単純に解像度を上げただけのアップスケーリングだけで終わらない。元の画像を引伸ばすのではなく、新たに高解像度化されたテクスチャーを用意するなど、手間をかけて行なわれている。前作でも開発者は美しくなった「プレーヤーの記憶」にどう向き合うかを課題としていたが、今回もその課題に挑んでいる。
オリジナル版では4:3のモニタが前提だったが、今回は16:9の画面比率で楽しむ事が可能。単純に上下をカットしただけのトリミングではなく、上下に視点が移動することで、オリジナル版のプレイ画面に描かれた情報量を補っている。
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