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シーアンドシー、「ユグドラシル」などMMORPG 3タイトルのサービスを終了

有料通貨の返金は対応せず。Perfect World作品は2タイトルのみに

4月22日発表



5月27日サービス終了

 シーアンドシーメディアは、自社で運営を行なっているMMORPG3タイトルのサービスを終了することを明らかにした。

 今回対象となったタイトルは「Legend of Chusen 2 -新世界-」、「ユグドラシル」、「VANITY of VANITIES」の3タイトル。「Legend of Chusen 2」は2008年11月、「ユグドラシル」は2011年11月、「VANITY of VANITIES」は2014年6月にそれぞれサービスを開始したタイトルで、最新作となる「VANITY of VANITIES」は1年足らずでのサービス終了となる。

 サービス終了の理由は「お客様に満足頂けるサービスの提供が困難になったため」としている。いずれも2015年に入って大型アップデートが行なわれておらず、サービス的に非常に厳しい状態にあったことが窺える。シーアンドシーメディアは昨年も4タイトルのサービス終了を発表しており、親会社Perfect Worldが手がけるMMORPGタイトルは「Perfect World -完美世界-」と「Forsaken World -フォーセイクンワールド-」の2タイトルを残すのみとなっている。

 今後のスケジュールは、5月7日に新規登録および有料通貨(LT、ソウル、宝貨)の販売を停止し、5月13日より有料通貨を使って購入できる有料アイテムの値下げを行なう。そして5月27日にサービスの提供及びユーザーサポート、公式サイト公開が終了となる。

 有料通貨については本日より5月27日のサービス終了まで利用可能で、残った場合においても返金は行なわない。

(中村聖司)