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「次世代ワールドホビーフェア '15 Winter」東京大会が開幕
初出展3DS「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」など注目!
(2015/1/24 14:58)
キッズ向けを中心としたホビー/ゲーム系の展示会「次世代ワールドホビーフェア '15 Winter」の東京大会が幕張メッセ・国際展示場ホール9~11ホールにおいて1月24日に開幕した。開催期間は25日まで。
「次世代ワールドホビーフェア」は小学館系のイベントで、大手ホビーメーカー、ゲームメーカーが参加して行なわれるホビーショウ。小学館の「コロコロコミック」や「サンデー」、「ちゃお」といった子供向けの雑誌などが出展しており、最新のホビーやゲームが勢揃いする。冬は名古屋・東京・福岡・大阪の4都市で開催され、すでに名古屋での開催は終了しているが、今後は福岡(2月1日)、大阪(2月8日)でも今後開催される。
今回の見所としては、圧倒的な人気を誇るレベルファイブの「妖怪ウォッチ」、そして「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」が昨年発売され相変わらず好調な「ポケットモンスター」のブースも賑わいを見せている。またここ数年足の踏み場もないほどごった返しているKONAMIの「モンスター烈伝 オレカバトル」、そしてマリオとのコラボが注目のニンテンドー3DS「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」などなど。
今回の記事ではゲームを中心に注目の出展作品を取り上げたい。
SCEJA「マインクラフト」が低年齢層にも普及?
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは「マインクラフト」を出展。「マインクラフト」といえば自由度の高さが魅力のタイトルで、マニアックなイメージを持っていたのだが、これが小中学生に急速に広がりつつあるという。低学年層を中心とした読者層の「コロコロ」でも連載が行なわれており、「次世代ワールドホビーフェア」の会場でも、狭いブースにもかかわらず開場早々に満員で、体験コーナーは60分待ちという人気だ。
子供達は躊躇なく「マインクラフト」でモノを作り続け、物怖じせずにゲームの生中継を行なっている。「マインクラフト」が低年齢層に広がったことから、PS Vitaも徐々に低年齢層に広がりつつあるといった印象もあるという。会場ではPS Vitaで“マイクラ博士”と記念撮影を行なう来場者もおり、ちょっとビックリだ。
会場ではビデオで「マインクラフト」の遊び方を紹介する超初心者コーナーから始まり、初級者を対象とした体験コーナー、中級者にはお題を出してみんな出物を作り上げるコーナー、そして上級者には生実況コーナーが用意されている。中級者コーナーと上級者コーナーは時間を区切って抽選が行なわれている。ちなみに中級者コーナーで出されたお題だが、名古屋会場では「名古屋城」や「シャチホコ」などがあり、これらをみんなで作るといったことが行なわれたという。
体験者には、「マインクラフト」ではお馴染みの四角い箱のようなものが配られ、これを被ってプレイすることができる。
最も大きなコーナー展開となる「妖怪ウォッチ」
「妖怪ウォッチ」は、東京大会では入場ゲートからは1番奥まったところ、再入場用出入口からは1番近い位置にレベルファイブブースがあり、そこに隣接する形でバンダイの「妖怪ウォッチ」コーナーが置かれている。
レベルファイブのブースは「妖怪ウォッチ2 真打」が発売されたばかりということもあって体験コーナーなどは用意せず、大きなステージを用意しイベントを行なうスタイルとなっている。キング・クリームソーダやDream5などのステージだけでなく、合間にはゲームの魅力を伝えるコーナーや、写真撮影の時間もある。いつ行っても楽しめるコーナーだ。
バンダイの「妖怪ウォッチ」コーナーでは、キッズ用アーケード「DCD妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア」や、大吉が出ればレアなメダルが当たる「妖怪おみくじ神社零」にも開場直後から長蛇の列ができあがった。
そして先日弊誌でもご紹介した「妖怪ウォッチ 妖怪Pad」の体験コーナーを用意。多くの子供達が興味津々に並んで体験していた。
「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」を中心としたガンホーブース
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、先日発表された「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION」を中心に展開。入場ゲートの真ん前でマリオシリーズ関連のキャラクターが大きくデザインされているため、遠目に見ると任天堂ブースト間違えそうだ。
1/3程度のステージではマックスむらいさんが登場してゲームの魅力を紹介するステージや、マリオやたまドラと写真を獲ることができるなど、様々なイベントが目白押しだ。そして2/3が今回初出展となる体験コーナーで、プレイするとオリジナル下敷きがプレゼントされる(基本的に中学生以下のみ)。
この他では、キッズ用アーケードとして人気のマーベラス「パズドラZ テイマーバトル」も出展されており、ブース外に大きな行列となっている。さらに、3DS「パズドラZ」と「パズドラZ テイマーバトル V2」のコラボで、「パズドラZ テイマーバトル V2」の“アマテラスオオミカミボーナス”をブースに持っていくと、「パズドラZ 」で遊べる「アマテラスオオミカミ登場ダンジョン絵馬」がプレゼントされる。多くの人が並んでいたので、欲しい人は早めに並んで貰った方が良いかもしれない。
「色違いの黒いレックウザ」をゲット! ポケモンブース
大きなピカチュウのバルーンが目印のポケモンブース。3DS「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」の大会コーナーのほか、「ポケモンカードゲーム」のコーナーなど3つに分かれている。
そして今回の大きな注目は「色違いの黒いレックウザ」のプレゼントだろう。「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア・X・Y」を持って行くと、色違いの伝説のポケモン「レックウザ」がプレゼントされる。
時間によっては多くのピカチュウが登場することもあり、ちょこちょこ訪れると良いだろう。2015年7月18日公開予定の映画「ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神フーパ」に登場する新ポケモン“フーパ”をイメージしたアトラクションも用意されている。
任天堂ブースは「スマブラ」の最強小学生決定トーナメントを開催
任天堂ブースでは「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」を使用した、最強小学生を決定する全国大会が開催されている。参加条件はもちろん小学生以下であること。参加人数には限りがあるので、腕に自信がある人は早めに参加しよう。
また、ステージでは「大乱闘スマッシュブラザーズ」の各種ゲーム情報を紹介するコーナーも用意されている。多くの人がじっくり見ていたのが印象的。
「モンスター烈伝 オレカバトル」天界竜バハムートに挑戦できるコーナーが大人気
とにかく大人気で、毎回会場内で1番混雑するのがKONAMIの「モンスター烈伝 オレカバトル」のコーナーだ。今回は新たな限定ドラゴン「天界竜バハムート」に挑戦することができる……のだが、もちろん整理券が必要で、朝から長蛇の列ができあがり、会場1時間ほどでほとんどなくなってしまう人気だった。
ステージ前も通路を圧迫するほど人であふれかえり、相変わらずの人気を集めていた。
セガ「ヒーローバンク」を中心に展開
セガブースは「ヒーローバンク」のゲーム体験コーナーが中心。稼働中の「ヒーローバンク アーケード」と3DS「ヒーローバンク2」がプレイ可能。「ヒーローバンク2」はプレイするとオリジナルのヨーヨーがプレゼントされる。
バンダイナムコゲームスではアーケードタイトルでゲーム大会を実施
バンダイナムコゲームスのブースは、通路を挟んで大きく2つのコーナーに分かれている。ひとつはWii U/3DS/PS4用タイトルの体験コーナーで、プレイするとグッズ類などもプレゼントされるものもある。
また、アミューズメントマシンコーナーでは「マリオカートアーケードグランプリデラックス」を使用した爆走キング決定戦が行なわれている。大きなスクリーンにゲーム画面が映し出され実況も行なわれて、かなり大がかりだ。体験すると、マリオがデザインされた特製の「バナパスポートカード」がプレゼントされる。
さらには「太鼓の達人 キミドリVer.」コーナーでは、「太鼓の達人大会 ~次世代WHF'15 Winter~」が開催されている。