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「EVOLVE」、最新ムービーと、「ゴライアス」の特性を紹介

ステルスを使って罠にはめる、有効な戦い方を指南

3月5日発売予定

価格:7,700円

CEROレーティング:D

 2KとTurtle Rock Studioは、3月5日に発売するマルチプレイサバイバルアクションシューター「Evolve」において、新トレーラー「『EVOLVE』サバイバル トレーラー(日本語吹き替え版)」を公開した。今回は7分にもわたり、本作の基本的なゲーム要素、メインキャンペーンとなる「脱出モード」の概要を紹介している。

 さらに本作のモンスターの内の1体「ゴライアス」に関しての詳細情報が明らかになり、基本的なスキルや戦い方、プレイのコツが紹介された。2Kは今後、毎週木曜日に様々な情報を公開していくという。

【「EVOLVE」サバイバル トレーラー】

ゴライアスの特徴

ゴライアスは怪力と炎が武器のオーソドックスなモンスターだ
着地地点をコントロールできる「跳躍撃(LEAP SMASH)」
相手の動きを予測して当てる「岩投げ(ROCK THROW)」

 「ゴライアス」は、旧約聖書に登場しダビデと戦った巨人の名である。その名の通り、本作のゴライアスは、強靱な筋肉と岩のような肌、怒りの炎に赤く光る目と口を持つモンスター。

 巨大な爬虫類を思わせるその凶悪な外観はモンスターとしてはオーソドックスといえ、様々な特撮番組の怪獣を彷彿とさせる。ゴライアスの武器は強力なかぎ爪、口から吐く炎である。跳躍力もすさまじい。得意なのは近接攻撃で、狭い場所にハンターを誘い込めば戦いは有利になる。

 モンスターはゲーム中、野生動物を補足することで3段階の進化をする。ゴライアスはスキルは強力な炎を吐く「火炎放射(FIRE BREATH)」、巨大な岩を投げつける「岩投げ(ROCK THROW)」、大きく跳躍し地表の敵を強襲する「跳躍撃(LEAP SMASH)」、前方へと突進する「突進(CHARGE)」の4つのスキルを持っており、進化することで使用するスキルを増やしていく。モンスタープレーヤーはこの4つのスキルから自分の戦い方にあったスキルをチョイスし強化していくこととなる。

 「FIRE BREATH」はボタンを押すことで一定時間、口から強力な炎を噴き出す。燃えた敵は一定時間継続ダメージを受ける。炎を噴き出す数秒の間も狙いを変更することが可能で、乱戦時に高い効果を発揮する。また、光学迷彩で姿を消したハンターを発見するゴライアス唯一の手段でもある。

 「ROCK THROW」は地面から掘り起こした岩を直接投げつける。ただし隙も大きく、岩をかわされる場合もある。当てるためには相手の動きを予測する必要がある。当たった敵は硬直し、追加攻撃を当てられれば、敵をダウンさせることもできる。

 「LEAP SMASH」は大きく前方へと跳躍し、地面に強力な範囲攻撃を加える。ヒットした敵を吹き飛ばす効果を併せ持ち、うまく使えばダウンした味方に駆け寄るハンターを効果的に後退させることができるだろう。「ROCK THROW」と同じように着地地点を調整できるだけでなく、跳躍中に軌道を変えることも可能だ。

 「CHARGE」は、入力後すぐに発動する移動系スキル。敵を後方へと吹き飛ばすノックバック効果によって、突進中に連続してダメージを与えることが可能で、上手くヒットさせた場合、一気に敵の体力を奪うことができる。突進中に左右に傾いて進路を変えたり、突進を止めることも可能。うまく使うことで敵だけを足場から突き落とすといった使い方もできる。

ゴライアスはこう戦え!

野生動物を補食すると進化ゲージが上がり、シールドが回復する
いかに敵の目を逃れるかが戦いの鍵だ

 ゴライアスは非常にオーソドックスなパワー型のモンスターだが、進化の初期段階でハンターに捕捉された場合は、非常に苦しい戦いを強いられる。モンスタープレーヤーは、早い段階で2段階目に進化し、ハンターとの戦いに備えたい。

 他のモンスターにも共通する要素だが、モンスターには通常移動と、スニーク移動があり、さらにゴライアスは跳躍移動がある。スニーク移動は移動速度が遅くなる代わりに足跡を残さずハンターから発見されにくくなる。最初の進化を成功させるためにはスニーク移動の活用が有効だ。さらに意図的に足跡を残し、敵を誘導するのもいいだろう。

 地表に降り立ったハンター達は足跡が残された方向を目指しまっすぐ追跡を開始するケースが非常に多い。これを逆手に取り、開始直後にあらかじめ進行方向とは逆に足跡を残し、それからスニークで逆方向へと移動することで、ハンター達を混乱させ、進化に必要な時間をより効果的に確保することができるだろう。

 この足跡とスニークを利用したフェイントは、その後も様々な応用が可能だ。逃亡時に特殊移動や跳躍攻撃、突進を併用し距離を拡げる。崖に登った痕跡を残したり、Y字路に残す足跡を残したのち、スニークで進行方向を変えることによって、立て直しを図る基点とできる。この時間稼ぎは、対戦に慣れていないプレーヤーに有用で、追っ手を巻き体制を立て直すことができる。特に地表を歩くゴライアスはこのテクニックが有用だ。

 敵ハンターは1度ダウンした場合、蘇生可能な一定の猶予時間が付与され、Lazarusによる蘇生を除いて体力の最大値が減少するデスペナルティが課せられる。このペナルティは2度累積し、3度目以降のダウンについては通常の蘇生ができない死亡扱いとなり、リスポーンに数分の待機時間が発生してしまう。Huntモードにおけるモンスターは、ハンター全員をダウンさせるか、マップに設置された「Power Relay」を破壊することで勝利を得られるが、やはりハンターとの直接的な戦闘を避けることは難しい。

 直接戦闘において最も優先度が高い目標は、まず「1人のハンターを確実にダウンさせること」にある。ハンター側はメディックがいればヒールで体力が回復するが、モンスターは戦闘中に失った体力を回復する手段をもたない。この徐々に開いていく戦力差をゴライアスは埋められない。ゴライアスの理想的な戦いは、4対1の対決を避け、可能であればやや距離を置いてはぐれたハンターを各個撃破し、デスペナルティを稼いだ上で、十分な進化を果たし、有利な場所で決戦を展開させることにある。

 ステルスを活用した罠と待ち伏せ、フェイントによりハンターをはぐれさせ各個撃破を狙う。どうすれば待ち伏せができるか、仲間の危機を察知し追ってくる敵の目をどうくらませるか、戦いのイニシアチブを握れるようにしたい。そして3段階目まで進化ができれば、ゴライアスは存分に暴れ回ることができる。

 ゴライアスをプレイする場合、こういった特性を頭に入れながら戦っていこう。スタート時に1つのスキルを徹底的に強化させ、ダメージボーナスPerkで攻撃力を最大まで引き出すという方法もいい。複数のスキルを選択し、クールダウンの短縮Perkで多対1の戦いを有利に展開するもありだ。さらに嗅覚の範囲拡大によるステルス行動の強化や、移動速度の向上、捕食スピードの向上、スタミナ回復速度の向上による即効型ビルドといった選択も考えられる。自分なりの戦い方を見つけていこう。

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(勝田哲也)