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【スマホアプリ今日の1本】マテリアシステムも再現! 気合たっぷりの「FFVII G-BIKE」
「リミットブレイク」の演出はケレン味たっぷり。「FFVII」ファン必見のアクションゲーム
(2014/11/6 00:00)
「ファイナルファンタジーVII」のミニゲームと言えば、「スノーボード」と双璧をなして人気があるのが「Gバイク」だ。どちらもゲームを進めていくとプレイすることとなるアクション要素多めのミニゲームで、その後アミューズメント施設「ゴールドソーサー」でプレイできる。
主人公のクラウドがバイクに跨り、目の前を走るトラックを護衛しながら、迫り来る敵バイクを体当たりや剣によるなぎ払いで倒していくというのがオリジナル版の「Gバイク」だったが、これをグラフィックスやシステムを大幅にグレードアップし、iOS/Android用タイトルとして配信したのが「FINAL FANTASY VII G-BIKE」だ。
「FINAL FANTASY VII G-BIKE」では、バイクで走るクラウドを敵が追ってくるという基本的な構造は「Gバイク」を踏襲しており、その上で障害物をジャンプやスライディングで避けるといった追加要素や、敵をタッチすることで自動的に攻撃するといったアレンジを加えている。
またバイクや武器に成長要素を加え、マテリアによるアビリティの発動、必殺技「リミットブレイク」の発動など、「FFVII」のモチーフをふんだんに盛り込んでいる。プレイをしてみると、オリジナル版「Gバイク」に比べてグラフィックスが大きく向上しているが、ゲームとしての構造はそのまま残していることがわかるので、「Gバイク」をプレイした人は懐かしい気持ちになるだろう。
見どころはより派手になったゲーム中のアクションで、出現する敵をタッチするだけで自動的に攻撃を行なう。攻撃だけなら簡単なのだが、攻撃に集中しすぎたり油断していると目の前に迫ってくる障害物にぶつかってしまうので、全体の状況を把握しながらアクションをする必要がある。
これに加えて、ファイアやブリザドといった種類によって攻撃範囲や方法が変わるアビリティ攻撃も可能となっている。また敵も攻撃を繰り出してくるので、敵を素早く倒すことを念頭に、接近による攻撃、アビリティの使用、そして時には回避も必要になるなど、瞬時の判断による一連の操作が大事となる。
また開発は「NARUTO -ナルト- ナルティメット」シリーズのサイバーコネクトツーが担当しており、特にボス戦の「リミットブレイク」ではケレン味たっぷりのアクションが楽しめるので必見だ。この時にサポートキャラクターが付いていればサポートキャラクター特有の技も見られるので、ここもお楽しみの要素となっている。
武器とバイクの成長要素については、ゲームクリアで得られる材料を使って合成するという、他のモバイルゲームでも見られるシステムが採用されている。また特徴的なのはマテリアの存在で、武器にマテリアをはめることで初めて各アビリティが使用できるようになる。
マテリアはステージをクリアするごとに経験値を得て成長していくので、マテリアをどう育てていくかもプレイのポイントの1つだ。また「FFVII」と同様、マテリアの効果を組み合わせることも武器によって可能となっており、「FFVII」の印象的なマテリアシステムまでもが再現されている。
なお課金要素は、いわゆるスタミナの回復や、武器、バイク、マテリア収納枠の拡張といった辺りに留まっている。ガチャは入っておらず、コツコツと進めていくようなスタイルのゲーム進行になる。
他の注目点として、「TALK」モードが近日公開予定となっている。「TALK」モードは「FFVII」登場キャラクターとの“交流”が可能になるコンテンツで、関係性が深まることでサポートキャラクターとしてミッションに登場させることができるという。準備中の画面にはティファ、エアリス、ユウナらしきシルエットが映っており、ファンは今後も必見のタイトルだ。
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