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【スマホアプリ今日の1本】10周年記念でセール中! 「GTAサンアンドレアス」

「GTAV」次世代機版発売前に、「かつてあったロスサントス」の物語をチェック

2013年12月 配信

価格:400円(税込。通常700円、11月9日までセール中)

左にいる、髪型とヒゲのせいでライオネル・リッチーみたいになっている白シャツ野郎が主人公のCJ
この大爆発! ストーリーと出来事を時に極端に描くのも、「GTA」らしい特徴の1つ

 クライムアクションゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズの最新作「グランド・セフト・オートV」は、本誌でも連載中の「GTA Online」が好調であり、また「Grand Theft Auto V」次世代機版の発売が12月に迫っているということで、再度盛り上がりを見せている。

 そんな中「GTAV」の2世代前、「GTAIII」シリーズの第3弾にあたる「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」(GTASA)が発売10周年を迎え、北米でXbox 360対応版が発表されるなどこちらも盛り上がりを見せている。

 今回は、10周年で記念セールが行なわれており、iPhone 6/6 Plusに対応したばかりのiOS/Android版「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」を紹介したい。価格は通常700円が400円。ちなみに「GTAIII」と「GTA Vice City」もあわせてセールとなっており、通常500円のところ300円で販売されている。セール期間は北米時間の11月9日まで。

 「GTASA」は、アメリカの西海岸がモチーフの「サンアンドレアス」一帯を舞台にしたクライムアクションゲーム。プレーヤーは母親の死をきっかけに5年ぶりに帰郷した“CJ”ことカール・ジョンソンとなり、家族の保護や所属するギャング団の再起をかけて街を巡りながら様々なミッションをこなしていく。

 殺人、強盗、麻薬の売買などハイになるくらい犯罪まみれのゲームの内容についてはWindows版のレビュー記事を参照にしてほしいが、本作はモバイル向けに高解像度のグラフィックスが採用されており、実質的なHD版と言える。

 グラフィックスが向上したことにより、オリジナル版の発売当時にプレイしていたユーザーもまた新鮮な気持ちで楽しめるし、モバイルで初めて本作に触れるというプレーヤーもそれほど古さを感じさせないレベルで遊べる。

【画像比較】
左がiOS版、右がWindows版。かなり高画質になっているのがわかる

 プレイ環境上でのオススメは、画面の大きな端末で、さらにBluetooth接続などのコントローラーを使用すること。本作に搭載されているバーチャルパッドでも十分に遊べるが、車やバイクの運転の微妙なハンドリングや、銃撃の狙いを自分なりに操作したい場合は、やはりコントローラーを持ち出してくるのが手っ取り早い。

 またコントローラーを使用すれば、画面を自分の指で隠さずに済むほか、コントローラーに接続することでバーチャルパッド用のUIが自動的に隠れるようになっているので、画面を広く見られるメリットもある。

 その完成度の高さから「GTA」シリーズの中でも傑作に数えられる本作だが、「GTAV」と同じ場所が舞台で世界観も共有しているという点も注目しておきたい。「GTAV」の広大なマップの中には、CJが住んでいたらしき場所が存在するとかしないとか。「GTAV」の次世代機版をプレイする前に、もう1度「GTASA」でロスサントスを復習しておくというのも楽しいだろう。

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(安田俊亮)