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プレイステーション 4、システムソフトウェアバージョン2.0の概要を公開
リモートで友人を自分のPS4に招待できる「シェアプレイ」など多数の機能を追加
(2014/10/17 14:04)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは10月17日、プレイステーションのシステムソフトウェアの次期メジャーアップデートとなる「バージョン2.0」の概要を公開した。アップデート日程については後日発表するとしている。
「バージョン2.0」は、Gamescom 2014での発表を皮切りに、SCEAのPlayStation Blog等で少しずつ情報が公開されていたメジャーアップデート。YouTubeへのビデオクリップのアップデート機能や、テーマ機能の追加、USBストレージ機器を使った音楽ファイルの再生機能など、メディア機能が充実しているのが特徴となっているが、ゲーム面で大きく進化するのが、「シェアプレイ」機能となる。
「シェアプレイ」では、PS4の特徴であるSHARE機能が大幅に拡張される。シェアプレイにより、同じパーティーにいるメンバーをネットワーク越しに“ビジター”として自分のPS4に招待できるようになり、画面を共有して一緒にゲームをプレイできるようになる。
シェアプレイにはいくつかの段階があり、1つは単純な「画面の共有」で、プライベートなシェア機能となる。2つ目はビジターに操作権を渡し、自分に変わってビジターがゲームをプレイする。これにより、自分がクリアできないシーンを、遠隔操作で手伝ってもらうことが可能となる。3つ目は、ビジターと一緒にゲームをプレイするというものとなる。
利用条件は、ホスト(自分)及びビジターが共にPlayStation Plusに加入していることで、シェアプレイそのものは無料で利用できる。ゲームコンソールの可能性を大きく広げてくれる機能と言えそうだ。「バージョン2.0」主要アップデート項目は以下の通り。
【PS4システムソフトウェアバージョン2.00で更新される主な機能】
シェアプレイ
SHAREボタンを押すと、あなたがホストとなり、同じパーティーにいるメンバーをネットワーク越しにビジターとして自分のPS4に招待して、一緒にゲームプレイをお楽しみいただけます。
・シェアプレイには3つの方法があります。
① 画面の共有
ホストのゲーム画面をビジター側に表示します。コントローラーの操作権はホストにあり、ゲーム画面のみが共有されます。
② ビジターがあなたに代わってプレイする
コントローラーの操作権をビジターに渡すことで、あなたがクリアーできないシーンなどを手伝ってもらうことができます。
*ホストはPlayStation®Plusに加入している必要があります。
③ 一緒にゲームをプレイする
ホストとビジターが一緒にゲームをプレイします。
*ホストおよびビジターはPS Plusに加入している必要があります。
*シェアプレイ終了後、ビジターはホストのPS4からログアウトします。
USBミュージックプレイヤー
USBミュージックプレイヤーを使って、USBストレージ機器に保存された音楽ファイルを再生できます。
・パソコンでUSBストレージ機器に「Music」というフォルダーを作成し、「Music」フォルダー内に音楽ファイルを保存しておく必要があります。(MP3、AACファイル形式に対応)
・ゲームをプレイしながら、音楽ファイルを再生することができます 。
ブロードキャスト
ブロードキャストに下記の機能が追加されます。
・配信者が画面に簡易メッセージを入れられます。
・ブロードキャストに、自分が参加しているパーティーの音声を含められます。
・ニコニコ生放送で放送している番組に、コメント番号が表示されます。
・ブロードキャスト中も、PS4を声で操作することができるようになります。
Live from PlayStation
・Live from PlayStationに「おすすめ」カテゴリーが追加されます。「おすすめ」には、ソニー・コンピュータエンターテインメントから配信される公式番組をはじめ、フレンドやお気に入り配信者のブロードキャストが表示されます。
・気に入った配信者をフォローできます。
・視聴画面から戻ったとき、ミニプレイヤー内で視聴画面を流しながら、Live from PlayStationの他のブロードキャストを探すことができます。
・PS4から配信された番組のアーカイブを視聴することができます。(配信前にアーカイブ設定された番組のみ)
・Twitchの絵文字に対応します。
・言語別に番組をフィルターできます。