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「ロード オブ ヴァーミリオンIII」第6回公式全国大会開催
新Ver「Twin Lance」の「進撃の巨人」コラボなど新情報がたくさん!
(2014/9/28 00:00)
スクウェア・エニックスは、9月27日に舞浜のアンフィシアターにて「LORD of VERMILION III」公式全国大会「OVER the LORD~第6章 創醒の四皇~」を開催した。全国の地区予選を勝ち抜いてきたチームが熱くぶつかりあい、大いに盛り上がったほか、新作としてシリーズ初のPCオンラインゲーム「LORD of VERMILION ARENA」の発表や、「LoV III」の最新バージョン「Twin Lance」の稼働開始日など、新情報が多数明かされた。それらの詳細をお伝えしていこう。
なお、PCオンラインゲーム「LORD of VERMILION ARENA」については、別記事にて先行してお伝えしているので、そちらをご覧頂きたい。
大型バージョンアップ「LORD of VERMILION III Twin Lance」が10月23日より稼動開始
会場では、次期大型バージョンアップ、「ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance」の最新情報も発表された。稼働日は2014年10月23日からとなる。
「進撃の巨人」とのコラボレーションが実現、ゲスト使い魔にエレン・イェーガーやリヴァイが登場する。その他にも、カードゲームでオリジナルTVアニメも放映される「selector infected WIXOSS」や、「STAR OCEAN Second Evolution」とのコラボレーションもあり、ゲスト使い魔が登場するということだ。
新システムは「トランス」。サブタイトルの「Twin Lance」もこのトランスのことを示しているとのこと(ツインランス→ツィランス→ツランス→トランス……らしい)。カードの右下に「TRANCE」と記載された使い魔同士で“憑依”ができ、憑依させるとすべてのステータス値が上昇するほか「トランス」を“発動した側”のすべてのアビリティが、“発動された側”に付与されるという。
「トランス」持ちの使い魔同士でコンビネーションが可能で、戦術にさらなる広がりを見せるシステムになっているということだ。トランスの能力を持った使い魔は20数種類いるということで、良い組み合わせを模索する日々が始まりそうだ。
また、新規使い魔も多数登場するほか、前バージョンから続投して登場する使い魔もリニューアルされており、初期マナの値に調整が加えられているという。この調整により、ミリア等の一部使い魔はエラッタ調整されているそうで、ミリアの場合はアビリティ名が「サモンマナ」から「モノサモンマナ」に変更される。
なお、「モノ」が付くアビリティは同一種族のみで構成したデッキにだけ効果を発動するので、ミリアは魔種のみで組んだデッキでのみ「サモンマナ」のアビリティを発動することになる。
登録種族数 | 初期マナ量(これまで) | 初期マナ量(「LoVIII Twin Lance」より) |
---|---|---|
1種族 | 35マナ | 35マナ |
2種族 | 30マナ | 35マナ |
3種族 | 25マナ | 30マナ |
4種族 | 20マナ | 25マナ |
5種族 | 20マナ | 20マナ |
公式全国大会「OVER the LORD~第6章 創醒の四皇~」チームプレイの光る奥深い試合の連続
公式全国大会「OVER the LORD~第6章 創醒の四皇~」では、全国の地区大会を勝ち抜いてきた16チームが優勝の座をかけて熱くぶつかりあった。
大会の総合司会に「LoV III」のシステムボイスを担当している野引香里さん、ゲスト解説・コメンテーターには、立花慎之介さん(声優・ラムザ担当)とノイ氏(ロード オブ ヴァーミリオンIII 開発チーム)が、さらに天の声には杉田智和さんが登場し、大会を盛り上げた。
決勝トーナメントの組み合わせはというと、関東・関西代表をはじめ優勝候補がトーナメントの左半分に集まり、若干、荒れ模様な雰囲気。1回戦から熾烈な戦いの連続となった。
4人1チームで連携を取りつつ、相手陣地のアルカナストーン破壊を狙っていく本作だが、チーム内での役割分担が重要になる。この大会では、相手の連携を乱す、いわゆる“荒らし役”が目立ち、相手チームの荒らし役の動きを読んで防げるか、それを上回ってかいくぐりペースを作れるかが見所となった。また、それをサポートする役割をリーダーが行なうチームが多く、その存在も光っていた。
準決勝に勝ち上がったのは、関西随一の「ご注文はカヲルですか?」神奈川代表にして優勝候補筆頭の「勝ちたがり」、埼玉代表の人気チーム「超絶最強アスパラ軍団」、九州代表でこちらも人気の高い「盈橙 交通費お願いします(真顔)」と、強豪チームが勝ち上がった。
準決勝第一試合は、「ご注文はカヲルですか?」チームと「超絶最強アスパラ軍団」チームの戦い。両チームは3月に開催されたヴァミフェスで争った、因縁の対決。まさにご注文はカヲル(へのリベンジ)といったカードになった。
激しい荒らしあいの様相を見せたが、その中でも注目を集めたのは、やはりあすぱらさんのオーディン。逃げ切ろうとするイージスを見事に撃破し、これには会場からも拍手と歓声が挙がる。だが、その直後に踏み込みすぎたオーディンが捕まり、撃破されてしまう。そこからは互いにアルカナストーンの割りあいになったが、攻めてのあすぱらさんが崩れたことで差がつき、「ご注文はカヲルですか?」チームの勝利となった。
準決勝第2試合は、「勝ちたがり」チームと「盈橙 交通費お願いします(真顔)」チームの戦い。両チームともきっちりマナを貯め勢揃いさせてから総力戦でぶつかる、正攻法のパワープレイチーム。中央から盈橙チームが、左右から勝ちたがりチームが進み、互いにアルカナストーンを五分五分で割り合うという熱い展開に。
互いが2本を破壊し、最後の1本を破壊した方の勝利というところで、盈橙チームが全総力をラスト1本に向ける。それを阻止しようとパワーライズしつつ全力でぶつけていく勝ちたがりチーム。大軍同士の激しい激突の中でも、わずかにアルカナストーンのゲージが減りはじめ、会場からは「おおーっ!」という声が高まっていく。そしてついに、盈橙チームが最後の1本を破壊!勝利を手にした。
いよいよ決勝戦。勝ち上がったのは「ご注文はカヲルですか?」チームと「盈橙 交通費お願いします(真顔)」チーム。関西代表と九州代表の西日本対決となった。互いにじっくりとマナを貯め、牽制はするものの、じりじりとしたにらみ合いが続く。準備が整い先手を打ったのは「ご注文はカヲルですか?」チームで、中央の2ラインと同時に左端も同時の3箇所を一気に攻めていく。対応に追われる形になった盈橙チームだが、端から崩されてしまった。
そのまま「ご注文はカヲルですか?」チームが押し込み、アルカナストーンを2本破壊、最後のトドメを差し向け、パワーライズを発動!そうはさせじと盈橙チームもパワーライズを発動してパワーライズ合戦に。盈橙チームが2つ発動させるも、「ご注文はカヲルですか?」チームは3つ発動させ、最後の激突をパワーで押し切っていく。そうして、3本目のアルカナストーンを破壊し、「ご注文はカヲルですか?」チームが優勝を決めた。
表彰式では、柴シリーズプロデューサーより、「ご注文はカヲルですか?」チームに優勝旗と、優勝チームだけの特別称号が授与された。他の決勝トーナメント出場チームにも別の特別称号が贈られた。最後に柴シリーズプロデューサーは、「4人1チームになってから初めての本格的な公式大会だったが、4人になったことで生まれるチームプレイや多彩なプレイスタイルなど、『そうなって欲しい』と願っていた良さが形になっている楽しい大会になってくれた」と、喜びの気持ちを語っていた。
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「進撃の巨人」
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「selector infected WIXOSS」
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「STAR OCEAN Second Evolution」
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