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LG、240Hz駆動/応答速度1ms以下を実現したゲーミングモニターを発売

自社パネルによる「Motion 240」テクノロジーで、ゲーミングカテゴリに再参入

10月中旬発売予定



価格:オープンプライス

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、24型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶を搭載したゲーミングモニター「24GM77-B」を10月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、想定売価は44,800円。

角度(-5~20度)、高さ(100mm)、左右177度のスイーベル、90度のピボット表示に対応している

 「24GM77-B」は、IFA 2014にて正式発表したゲーミングモニター。同社は2009年にリリースした「W2363V」以降、本格的なゲーミングモニターは発売しておらず、久々のゲーミングモニターとなる。

 パネルは24インチTNパネル、表示解像度は1,920×1,080ドット、最大リフレッシュレートは144Hz、応答速度は5msとなる。パネルそのものは標準的な144Hzモニターと言えるが、独自開発の「Motion 240」テクノロジーをオンにすることで、フルHDモニターとしては最高ランクのゲーミング性能を得る。

 具体的には、「Motion 240」を利用することで、リフレッシュレートが240Hz相当、応答速度は1ms以下まで性能アップする。「Motion 240」は、120Hzの入力信号に、240Hzのバックライト処理を加えることで、240Hz相当の描画を実現するというもので、原理的にはEIZOの「FORIS FG2421」が世界に先駆けて採用した「Turbo 240」に近い。LGは自社パネルでこれを実現し、ハイエンドモデルを中心に搭載している。

 そのほかにも、スケーラーチップを通さずにダイレクトに映像を出力することでタイムラグの発生を抑える「DAS(Dynamic Action Sync)モード」や、暗いシーンの視認性を向上させる「ブラックスタビライザー」、ゲーム(ジャンル)に合わせた最適な映像を提供する「ゲーミングモード」などを搭載し、ゲーマーにとって最適な環境を提供する。

 本体サイズは568×401×248mm(幅×高さ×奥行き)、重量は5.4kg(スタンド込み)。入力端子はDisplay Port×1、DVI-D×1、HDMI×2、D-Sub15ピン×1。

【スクリーンショット】

(中村聖司)