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LGから21:9ウルトラワイドモニターに待望のゲーミングモデル
ちらつきやカク付きを根絶させる「AMD FreeSync」を採用
(2015/3/18 16:00)
LGエレクトロニクス・ジャパンは3月16日、LG本社にて記者説明会を開催し、PC向け液晶モニターの2015年のラインナップを披露した。発売時期は4月上旬から4月下旬にかけて順次出荷を予定し、価格は56,000円より。
34UM67-P | 29UM67-P | |
---|---|---|
液晶サイズ | 34インチ | 29インチ |
パネル | AH-IPS | AH-IPS |
解像度 | 2,560×1,080 | 2,560×1,080 |
視野角 | 178度 / 178度 | 178度 / 178度 |
輝度 | 300cd/㎡ | 300cd/㎡ |
コントラスト比 | 5,000,000:1 | 5,000,000:1 |
応答速度 | 5ms(GtoG) | 5ms(GtoG) |
発売時期 | 4月下旬 | 4月上旬 |
価格 | 約90,000円(税込) | 約56,000円(税込) |
34UC87M-B | 29UC97-S | |
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液晶サイズ | 34インチ | 29インチ |
パネル | AH-IPS | AH-IPS |
解像度 | 3,440×1,440 | 2,560×1,080 |
視野角 | 178度 / 178度 | 178度 / 178度 |
輝度 | 300cd/㎡ | 300cd/㎡ |
コントラスト比 | 1,000,000:1 | 1,000,000:1 |
応答速度 | 5ms(GtoG) | 5ms(GtoG) |
発売時期 | 4月上旬 | 4月下旬 |
価格 | 約143,000円(税込) | 約90,000円(税込) |
今回発表されたのは、LGが近年力を入れているアスペクト比21:9のウルトラワイドモニター。高い没入感が得られる曲面型ウルトラワイドモニターを34インチと29インチの2機種、定番のフラットパネルを採用したモデルが2機種の計4モデル。曲面型はゲームや映画に適した汎用モニターだが、フラットパネルタイプは、ゲーム専用の機能を数多く搭載したゲーミングモニターとなる。
ウルトラワイドモニターは、現在スタンダードとなっているアスペクト比16:9のモニターと比較して、キャラクターサイズや文字サイズなどの使用感はそのままに、左右の表示領域を広げ、“視野”を広げてくれる効果がある。また、映画では近年増えているシネスコサイズをそのまま無駄なく表示させることができる。
今回のラインナップについては、まず曲面型ウルトラワイドモニターは、新たに29インチモデルの追加と、34インチモデルについては背面のスタンドが着脱式となり、別売の専用スタンドを使うことで2台重ねて設置するなど多画面利用が可能となるなど、バリエーションと使い勝手の向上が主な改良点で、モニター自体の性能は昨年から変わっていない。
ウルトラワイドモニター初のゲーミングモデルとなるフラットパネルタイプは、2モデルにAMD Free Syncテクノロジーを採用し、ティアリング(ちらつき)やスタッタリング(カクつき)のない快適なゲームプレイ環境を提供してくれる。
原理的にはNVIDIAの「G-Sync」とよく似たテクノロジーだが、Free SyncはVESAの規格として承認され、専用チップが不要で、ロイヤリティも取らず、マウス遅延も防げ、なおかつリフレッシュレートの上限も高いと、G-Syncに対して多くのアドバンテージがあることが強調された。
そのほかにもフレーム遅延を最小限に抑えるDAS(Dynamic Action Sync)モードや、暗部の視認性が大幅に向上する「Black Stabilizer」、色味のプリセットにFPSやRTS向けを用意した「ゲーミングモード」など、ゲームプレイに特化した機能を搭載。また、汎用向けの曲面型ウルトラワイドモニターがウリとしている「フリッカーセーフ」、「ブルーライト低減モード」、「Screen Split」といった機能も搭載している。
入力端子はDisplayPort(v1.2)×1、HDMI(v1.4)×2、DVI-D×1で、外形寸法は、34インチモデルが830×469×173mm(横×高さ×厚み)、29インチモデルが702×418×181mm(横×高さ×厚み)。重量はそれぞれ7.3kg、6.2kg。