ニュース

中国盛大、「新生FFXIV」の料金体系を発表

1時間10円の従量課金制で、8月25日スタート!

8月25日オープンβテスト開始予定



利用料金:1時間0.6元の従量課金

 中国盛大遊戯(Shanda Games)は、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の中文簡体字版「最終幻想XIV」のオープンβテストを8月25日より開始することを明らかにした。また、利用料金についても、1時間0.6元(約10円)と発表した。ゲームクライアントは無料。

39元の利用権は、スターターとして継続して販売される。今ならさらに10時間分付与されるようだ
利用料金は1時間10円。中国の物価でも十分利用しやすい設定と言える

 中国でのオープンβテストは日本における正式サービスと同等の意味を持っており、「最終幻想XIV」は8月25日より、実質的に正式サービスに移行する。すでに発表されているとおり、ゲームクライアントはパッチ2.16からスタートし、レベルキャップは50。盛大主導による中国独自サーバー、中国独自運営によってサービスが行なわれる。

 先の8月上旬まで実施されたβテストは、ロイヤルカスタマーを集めるという意味で有料のβテストとなっていたが、参加権として支払った39元(約650円)もしくは78元(約1,300円)は、そのまま利用料金として充当できる仕組み。βテスト参加者には65時間相当のプレイ権が与えられている計算になる。

 1時間0.6元という価格設定は、中国で成功したグローバルタイトルとして知られる「World of Warcraft」の2,000分15元(約250円)を参考にしたものと見られる。1時間換算では0.45元(約7.5円)で、「最終幻想XIV」は現在の「WoW」よりわずかに高い設定でのスタートとなる。

(中村聖司)