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PS3「テイルズ オブ ゼスティリア」ハイランド王国の主要キャラクター「蒼き戦乙女」登場!
(2014/7/24 21:28)
バンダイナムコゲームスは、「テイルズ オブ」シリーズ誕生20周年記念タイトルとして現在開発中のプレイステーション 3用“情熱が世界を照らすRPG”「テイルズ オブ ゼスティリア」の新情報を公開した。
「テイルズ オブ ゼスティリア」は、「ゼスティリア(Zestiria)」の語源となる【zest=情熱、熱意】をテーマしたRPG作品。主人公スレイを中心に、魅力的なキャラクターたちが織り成す壮大なストーリーを楽しむことができる。今回は、ハイランド王国の主要人物「マルトラン」と「バルトロ」をはじめ、物語の舞台となるグリンウッド大陸の世界観などの新情報をお届けする。
登場キャラクター
■ マルトラン
「これからもアリーシャの力になってやってくれ。友人としてで構わないから」
性別:女性
身長:172cm
CV:小山茉美
「蒼き戦乙女(ヴァルキリー)」という二つ名をもつハイランド王国の女騎士。その威名は味方だけでなく、敵国であるローランス帝国にまで鳴り響いている。騎士を育成する教導騎士と軍顧問を兼務する優れた武人であり、アリーシャに幼い頃から槍術を教えてきた師匠でもある。
騎士の役割と責任を重んじ、自他共に対して厳しい人物だが、王国内で孤立しがちなアリーシャを陰日向に支えてきた唯一の存在でもある。それゆえアリーシャからは武術の師としてだけでなく、かくありたい「目標」として敬愛されている。
■ バルトロ
「度胸はあるようだな。それとも、単なる愚か者か……」
性別:男
CV:仲野 裕
ハイランド王国の内政を司る内務大臣。現在のハイランドでは官僚が政治の実権を握り、王族や貴族は飾り物になりつつある。各大臣と官僚を統括するバルトロは、官僚から成り上がってきた人物で、実質的にはハイランド政府の首班といえる。
老練な手腕をもつ有能な政治家ではあるが、アリーシャと導師を名乗るスレイの共謀を疑っており、2人の行動を強く警戒している。
世界背景
■ 民衆から見た導師
導師とは、誰もが知っている伝説の救世主である。人の力の及ばない災害が多発する「災厄の時代」にあって、導師の出現を待ち望む声は世界中で高まっている。だが、スレイが実際に見せる一瞬にして地形すら変化させてしまう導師の力は、時に、救った人々に感謝以上の恐怖を与えてしまう。
霊応力(れいのうりょく)を持たない一般人には、導師の力もまた、憑魔と同じ理解不能な「異常な現象」に見えてしまうのだ。導師の力をもってしても、そう感じる人の心を自由にすることはできない……。
■ ライラの誓約
誓約とは、自らに特別なルールを課すことで、特殊な力を得る儀式である。自身の能力を超えた力を手に入れることができる反面、ルールを破った時は、怖ろしい反動に襲われる諸刃の剣でもある。
ライラは、この誓約を使って穢れを祓う「浄化の炎」の力を得ているらしい。どんな特別なルールを課しているのかは不明。彼女の過去と関わりがあるようだが、誓約に関する話題になると、ライラは不自然極まりない奇妙な言動で誤魔化そうとするため、スレイたちも色々な意味で気の毒に思い、深く追求しないことにしている。
■ フォルクエン丘陵
霊峰レイフォルクの山麓に広がる丘陵地帯。年間を通して降雨が多く、その雨は起伏に富んだ岩と緑の連なりを洗い、グリフレット川という丘陵を南北に分断する大河に集まっていく。グリフレット川は暴れ河で、周囲に氾濫被害をもたらすこともあるが、同時に天然の濠としてハイランドの最終防衛線の役割も果たしている。
■ トリスイゾル洞
大陸の辺縁にあるといわれる地下洞窟。結晶状の柱石があちこちに突き出し、洞窟全体が不思議な青い光に包まれている。青い光の正体は、極小のヒカリ苔とも、結晶が太古に溜め込んだ光とも言われるが、真相は不明。そんな神秘的な光は、とある詩人を魅了し、この青い洞窟に捧げた美しい詩がいくつも生まれたという。
マップについて
■ マップアクション
マップアクションとは、プレーヤーが移動している際に、マップ上にある障害物やギミック、またはエネミーシンボルに対して干渉できるシステムのこと。マップアクションを使うことで、目の前に立ちはだかる障害物を解除・排除したり、戦闘を有利に進めることが可能になる。
マップアクションは仲間になった天族の力を借りることで、その力を発揮する。新しい天族が仲間になった後に、すでに通ったマップに戻るとマップアクションの力により、新しい道が開けることもあるという。また、障害物を取り払うだけでなく、四属性のうち、弱点となるマップアクションをタイミングよく発動させてエネミーシンボルに当たることで、有利な状態から戦闘を始めることができる。
■ 同行キャラクター
スレイに同行しているキャラクターがいる場合、そのキャラクターはスレイの後ろについて移動する。同行キャラクターには話し掛けることができ、今の状況や雑談など、会話の内容を選ぶことで話しをすることができる。
■ リアルマップバトル
本作のバトルは、エネミーシンボルとエンカウントしたその場所で戦闘になるリアルマップバトルを採用している。戦闘しやすい場所もあれば、やや癖のある地形で戦闘を行なう場合もあり、マップアクションでの有利開始戦闘システムと合わせて、戦闘を行なう地形も考える必要がありそうだ。
アニメイベントシーンの一部を公開
ufotableによる美麗なアニメーションが楽しめるアニメイベントシーン。スレイを始めとしたキャラクターの生き生きとした表情、グリンウッド大陸の広大で心地よい空気感を、アニメならではの表現で描いている。
テーマソングアーティストはSuperfly!
本作のテーマソングを担当するのは、Superflyに決定した。楽曲は現在制作中だという。
【Superflyからのコメント】
「テイルズ オブ」シリーズ、20周年おめでとうございます。
そんな記念すべき20周年記念タイトル「テイルズ オブ ゼスティリア」のテーマソングを担当させていただくことになり、大変嬉しく思っております。本作の資料を読ませて頂いて、相手との戦いの中に互いを尊重する気持ちがあるところが、非常に共感しました。
今、私も音楽活動をしていく中で、相手への尊重の気持ちを大切に、一緒に制作するミュージシャンとの化学反応を大事にしながら楽曲制作をしています。今回のテーマソングは、何色にも染まっていない、何色にも染まっていける「白」をテーマに制作しています。ぜひ楽しみにしていてください。
【Superflyのプロフィール】
2007年「ハロー・ハロー」でデビュー。以降、1stアルバム「Superfly」(2008年)、2ndアルバム「Box Emotions」(2009年)、3rdアルバム「Mind Travel」(2011年)、4thアルバム「Force」(2012年)、さらにはシングルと洋楽カバー集の企画アルバム「Wildflower & Cover Songs:Complete Best 'TRACKS3'」(2010年)、初のベストアルバム「Superfly BEST」(2013年)と、全てのアルバム作品でオリコンアルバムランキング1位を記録。
今年5月には17枚目のシングル「Live」をリリースし、SUMMER SONIC 2014に初出演することが決定している。J-POPシーンに独自のバンドサウンドで挑戦し続けるSuperfly。志帆の圧倒的なボーカル、LIVEパフォーマンス、そしてオリジナリティあふれる音楽性から常に注目を集めているアーティストである。
(C)いのまたむつみ
(C)藤島康介
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.