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タミヤ、プラモデル「WWI イギリス戦車 マークIV メール」発売
モーターライズ機構を内蔵、巨大なり体を回転させて前進!
(2014/7/11 00:00)
タミヤは、第一次世界大戦のイギリス軍戦車をモチーフとしたプラモデル「WWI イギリス戦車 マークIV メール(シングルモーターライズ仕様)」を7月19日に発売する。価格は7,452円(税込)。全長23cm。走行には別売りの単3電池が1本必要となる。
「マークIV」は第一次大戦にイギリス軍が実戦投入した、史上初の“量産型戦車”である。実戦投入された初の戦車は「マークI」だが、マークIVはマークII、マークIIIと改良を重ね、エンジン冷却ファンや換気扇の設置で居住性が向上、装甲を強化し、1917年3月から約1,000輌が生産された。「マークIV」はメール(雄型)とフィメール(雌型)が存在し、プラモデルのモチーフとなった「マークIV メール」は大砲を装備した塹壕突破、陣地攻撃タイプとなっている。
プラモデルは巨大な履帯を回転させて前進する姿が楽しめるシングルモーターライズ仕様となっている。小型モーターを内蔵した組立済みのギヤボックスユニットにより迫力たっぷりの走行が可能となっている。履帯は1つずつはめ込んで組み立てる“連結可動式”でリアルな雰囲気をもたらす。
武装として取り付けられている「6ポンド砲」、「ルイス機関銃」は可動し、視察孔フラップや、車体上面ハッチは開閉選択式となっている。軟弱地用に車体上部にくくりつけられた角材を止めるための鎖、燃料タンクボックスや排気管、ワイヤーロープなど細部の表現も非常に細かい。また、同時発売の「WWI イギリス歩兵セット」と組み合わせることでよりリアルな戦場の雰囲気を再現することができる。