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「東京おもちゃショー2014」の各社注目製品を紹介
今年の夏からクリスマスの商戦にリリースされる
斬新なおもちゃをチェックしてみた
(2014/6/13 22:45)
日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2014」が、6月12日より開催中だ。今年はここ数年ほど明確なトレンドがないぶん、各社が斬新なアイデアや技術を投入し、ヒット作やトレンドを作るべく奮闘中だ。その第1報は既にお伝えしているが、本稿ではそちらの記事に掲載しきれなかった製品を紹介する。注目度の高い人気アイテムやゲームに関連した商品、あるいは若干マニアックなものまで、GAME Watch読者にも楽しめそうなものもチョイスしてみたので、楽しんでみてほしい。
バンダイブース
【超合金40周年記念商品】
今年40周年を迎えた超合金シリーズ。バンダイブースには1974年当時の超合金「マジンガーZ」第1期版をはじめ、超合金魂として発売された「マジンガーZ」やそれを代表する商品群が並べられた様子は壮観で、多くの人が足を止めていた。既報の「藤子・F・キャラクターズ」も40周年の一環となる製品だが、そのほかにも超合金魂の「マジンガーZ」と「アフロダイA」、そして「ボルテスV」が記念カラーとして参考出展されている。
【DX超合金 烈車合体DXトッキュウオー】
「烈車戦隊トッキュウジャー」からは、戦隊ロボットとしては2002年の「忍風合体旋風神」以来のDX超合金として「トッキュウオー」の発売が決定。総重量800gの重厚仕様で、武器のフミキリケンはメッキという懐かしい仕様だ。プレミアムバンダイでの受注生産ということもあり、ハイエイジも対象とした製品といえるかもしれない。またパネルでシルエットのみの告知だったが、敵ロボのシュバルツ専用「クライナーロボ」も超合金化され、プレミアムバンダイでの受注商品として発売されるようだ。「トッキュウオー」は7月中旬受注開始で価格は12,000円(仮・税別)、「クライナーロボ」は8月受注開始予定となっている。
【超合金 太陽の塔のロボ】
何かと話題の、太陽の塔が変形する「超合金 太陽の塔のロボ」は今回、変形する全ての姿が展示された。第三形態の「超兵器発動形態」は、本体中央にある太陽の顔が開いて見えなくなったことにより、上部の黄金の顔が禍々しさを強調している。9月27日発売予定、価格は17,000円(税別)。
【美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト】
20周年で盛り上がる「美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト」のコーナーには、主に大人の女性に向けたアイテムが出展され、同作品で育った多くの女性来場者が集まっていた。そんな彼女らをターゲットとした本格玩具「PROPLICA(プロプリカ)」の第2弾となる「PROPLICA キューティ・ムーン・ロッド」の試作品も初公開。10月発売予定で、価格は10,800円(税込)。そのほかにもセーラームーンをイメージしたオードトワレや、クリスタルスターがあしらわれたレザーバッグなど、受注生産の大人向けの製品も出展されていた。
【ハコビジョン 初音ミク】
食玩の外箱とスマートフォンを利用して、卓上で手軽にエンターテインメント映像を楽しめる「ハコビジョン」の初音ミクバージョンがお目見え。建物やガンダムのモビルスーツに映像を映し出すプロジェクションマッピングを再現したこれまでのシリーズと少々趣が異なり、おなじみの楽曲に合わせて箱の中でミクのホログラムライブを楽しめる内容となっている。小さな箱の中で踊るミクの姿は見ていて飽きず、筆者も思わずボーッと眺めてしうほど魅惑的だった。8月11日発売、500円(税別)。2種類が発売予定だ。
【Movie Realization 侍大将 ダース・ベイダー】
映画のキャラクターをリアルな造形で立体化する「Movie Realization」シリーズの最新作として、「スター・ウォーズ」よりダース・ベイダーの発売が決定した。造形作家の竹谷隆之氏による和風アレンジにより、全身に鎧をまとい、妖刀 輝刀(ライトセーバー)を携えた姿のアクションフィギュアとして登場する。原形制作は谷口順一氏が担当。ベイダーだけでなく、イラストにもあるストーム・トルーパーズの発売にも期待したい。冬発売予定で、価格は未定。
【SPACE WARP×STAR WARS】
1983年に発売され、過去に復刻などもはたしているインテリアホビー「SPACE WARP」と「スター・ウォーズ」のコラボレーションアイテムが参考出展。「SPACE WARP」のジェットコースターのように組まれたレールの上を鉄球が転がる様子を、宇宙を飛び交う戦闘機に見立て、「スター・ウォーズ」の世界観を表現している。出展されていたものは非可動だったが、実際に動いている様子もぜひ見てみたいもの。
【ガンダム デュエルカンパニー】
バンダイが7月にサービスを予定している同名のブラウザゲームのプレイに使用するトレーディングカードのサンプルを出展。味気ないデータのカードではなく、実際に集めて楽しめるカードをゲーム上で使用するのがポイント。サービス開始後は、ゲームプレイでしか手に入らないカードの実物がプレーヤーに支給(カードが配送されてくる)されるなど、斬新な仕掛けも予定されている。第1弾は7月下旬発売予定で、3枚入りの1パックが300円(税別)。全103種が用意される。また6月18日まで、本作のオープンβ版にて使用できる第0弾のカードセット4種が、プレミアムバンダイにて注文を受付中だ。