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【連載第1回】「カバパンの『パズバト』どう戦う!?」解説編 その1

「パズドラ バトルトーナメント-ラズール王国とマドロミドラゴン-」コラム

 4月24日に稼動を開始したAC「パズドラ バトルトーナメント-ラズール王国とマドロミドラゴン-」(パズバト)。弊誌では、アーケードゲームとしての視点から、ライター「カバパン」を中心とした、本作を楽しく遊ぶための連載コラムをお届けする。

【メンバー】

・カバパン
 アーケード「戦場の絆」で名が通っているプレーヤーだが、アーケードゲームをメインに、最近はスマートフォン向けゲームや家庭用ゲームにも手を出している。「パズバト」は稼働日からプレイしている。経験則から独自の考えを導きだす感覚タイプ。

・テスタ

 カバパンをサポートするパズバト好きのオジサン。「パズバト」は稼動からプレイしているものの、未だハイランカークラス止まりの中級者。データを割と重視するタイプ。

 「パズバト」では、ただ上手にパズルをするだけでは全国の対戦相手に勝ち抜くことはできない。スキル、ターゲット、チーム編成、モンスター育成など、ゲームを構成する要素を理解し、使いこなすことが求められる。「解説編」では対戦で勝つためにはどうすればいいのか、システムの紹介や検証結果と合わせてお届けしていく。

 なお、本稿中の数値はすべて弊誌調べのものとなっている。

「パズバト」を構成する3大要素「パズル」、「チーム」、「スキル」

 「パズバト」では、時間や状況に応じて、重視してチェックすべきポイント、考慮すべきポイントが変化する。そこで今回はさて、「解説編」その1では、対戦を時間で区切り、その時々で意識しておきたいこと、どうプレイすると有効なのか紹介していく。ちょっと長くなるが、お付き合いいただきたい。

 「パズバト」は大きく分けて、「パズル」、「チーム」、「スキル」で構成されている。

 「パズル」はドロップを操作してコンボを作り、チームモンスターたちに攻撃・回復させる基本的かつ重要な要素だ。

 「チーム」はリーダー+サブ+リザーブ+助っ人で構成され、直接戦うのはリーダー+サブ+助っ人の5体。リザーブは交代要員だ。対戦はチームを構成するモンスターの属性相性、育成度合いにより、大きく有利・不利が決まる。

 「スキル」は「リーダースキル」、「モンスタースキル」、「プレイヤースキル」の3種。リーダースキル(LS)はリーダーと助っ人のモンスターのものが発動。チーム全体に大きな影響を与える。モンスタースキル(MS)は時間経過により発動可能になるモンスター固有のスキル。プレイヤースキル(PS)は最大3つまでセット可能で、パズルを邪魔したり、相手モンスターを行動不能にできたりする重要なスキルだ。

【3種のスキルについて】
リーダースキル常時発動リーダー・助っ人のモンスターが持つリーダースキルが発動
プレイヤースキル任意発動時間経過を問わず、常時発動可。発動毎にスキルポイントを消費
モンスタースキル任意発動時間経過で発動可能に。スキル毎に必要な時間が異なる

 上記の通り、LSはリーダーと助っ人のモンスターが持つものが自動で発動。PSは必要なスキルポイントがある限り、ゲーム開始~終了直前までいつでも任意で発動できる。MSを発動するには時間経過が必須のため、試合開始直後には使えない。

マッチング:相手の情報を読み取り、試合開始前に対策を立てるフェーズ

 マッチング時には相手のチーム編成や成長度合いといった多くの有用な情報が得られる。試合はまだだからと言って油断してはいけない。

○ チーム編成

 リザーブを除く、相手チームの編成、成長度合いが見てとれる。

 LSやモンスターから、どのような戦い方をしてくるか想像することが可能。属性相性が良ければ、受けるダメージは半減し、与えるダメージは大きくなる。似たような実力・モンスターのレア度&レベルなら、属性相性のいいチームの勝利は濃厚だ。

 例えば右上の画像で言えば、対戦相手は火属性1色のパーティで、火属性の攻撃力をアップさせるLSを揃えている。木属性のモンスターは大ダメージを受けてしまうので、「自チームに木属性のモンスターがいれば交代しておこう」といった事が考えられる。

 他にも、回復タイプチームならHPは少ないが回復力が高く、素早く倒さないと回復されてしまうし、体力タイプチームならHPは多いが回復力がないので一度削ってしまえば、すぐに回復されることはないことがわかる。ただ、LSの恩恵を受けたい、ということはタイプを統一したチーム編成になる。ということは、プレイヤースキルで特定時間だが封じることが可能。情報を収集して、どう対処するかを考えておこう。

 また、レベルは表示されないものの、HPを参考に成長度合いが推測できる。HPを見るとはいっても、例えば体力タイプなら他タイプと比べて同じレベルでもHPは多くなる。タイプは表示されないので、各モンスターが何タイプなのかは事前に調べて覚えておくといいだろう。

 また、コストもチェックしておいてもらいたい。コスト=ライフに与えることのできるダメージ値。コストの高いモンスターは、基本ステータスが高いが、レベルが低ければ強さはそれなりなので弱点ともなる。

 なお、プレイヤースキル(PS)は一切表示されないため、相手が使ってくるまでどのようなスキルをセットしているかはわからない。

流行りのチームを知っていれば運頼りな面はあるが、勝率を上げられる。例えばタイプなら、現状回復タイプや体力タイプが多く見受けられる。アンチとなるチーム編成は育成が伴うため、容易ではないが、該当タイプのタイプ封じとなるPSをセットするだけなら難しくない
全国バトルトーナメントは、準決勝、決勝は1vs1での対戦となるが、予選はスコアアタック。そのため、攻撃力重視のチームが有利と言える。なお、プレイヤースキルは発動できず、登場するモンスターをパスする機能に変化する

【カバパンチェック!】

・対戦相手のデッキの狙いを探ろう
・デッキの相性を考えた攻め方を考えておこう
・優先順位を決める! 相手のどのモンスターを最初に撃破するかを考えておこう

○ ランクと優勝回数

 ランクや優勝回数からプレイの上手さもある程度分かる。例えば同じランクで自分より優勝回数が多ければ、少ない試合数ながら同ランクに辿りついていることになる。自分より勝率の高いプレーヤーなわけだ。

 全国バトルトーナメントでは、同等もしくは近いクラスでマッチングされるが、遥かに高いレベルのモンスターを揃えている相手と当たる可能性が十分にある。さらに属性相性が悪いとなれば敗色濃厚だが、せっかく試合をするなら相手のプレイを勉強しておきたい。強いプレイヤーを真似るのは上手くなる近道だ。

○ スキルポイントとライフ

 スキルポイントやライフ値はプレイヤーレベルにより決定される。ランクが同じでもスキルポイントが多ければ、高いコストのPSが使えたり、発動できるPSの回数が変わってくる。

 ライフを0にするか、制限時間150秒経過時にライフが多い方が勝利となるため、ライフの値は勝敗を大きく左右する。ライフが多い相手なら、その分、高コストのモンスターを倒したり、倒さなければならないモンスターの数が増える。逆もまた然りだ。

全国バトルトーナメント、ストーリー、店舗内対戦問わず、プレイすればするほど経験値が得られ、一定値に達すればプレイヤーレベルが上がり、スキルポイントやライフが上昇。プレイヤーレベル差で勝負は有利にも不利にもなる

【カバパンチェック!】

・優勝回数で相手の熟練度を探ろう
・何よりも、相手のランクは重要。総コスト、総スキルポイントは必ず見ておくこと!
→それを見て戦術を組み立てておくため

序盤(残り時間150~101秒):先手を取りたいフェーズ。どういうプレイをするのか相手の動きも見ておきたい

 最大150秒の試合開始直後や一定時間経過するまでに実行できる攻撃的行動は、パズルによる攻撃とPSのどちらか。MSは時間が経過しなければ発動できないため、試合開始直後に発動することはできない。

 現バージョンにおける発動最短時間のMSは「ホノりん」などが持つ「ヒートアタック」(敵単体に自分の攻撃力50%分の火属性攻撃を行なう)などの30秒。「リリス」や「ヘラ」の持つモンスターのスキルチャージ時間短縮LSがない限り、試合開始から29秒はMSでの攻撃を受けることはない。

○ 攻撃面

 基本的にパズルで攻撃する場合、相手モンスター1体を倒すべく4~6コンボ程度を素早く組むのがオススメ。コンボ倍率によるダメージや組める速度がその理由だ。属性相性のいい相手をターゲットしておけばより倒しやすい。

 コンボを組むのに時間がかかると、こちらの攻撃が発動する前に相手から先に攻撃された場合、こちらのモンスターが戦闘不能になってしまうと、コンボ成立時にこちらの攻撃力が下がってしまう。

 試合開始前やパズル操作終了後は、次にパズル操作ができるまでに盤面を見て、コンボを組むルートを決めておきたい。こうしておけば、次に素早くコンボが組めるし、相手がPS「暗闇ドロップ Lv1」(敵のドロップを真っ黒にする:ドロップが1回動かされると元に戻る)を使ってきても安心だ。

 勝敗を決定づけるライフは常に確認するようにしておきたいが、とりあえずこの時点ではライフは考えなくてもいいだろう。とにかく、先に相手モンスターを1体落としたいところだ。実現できればしめたもの。パズル中にモンスター交代はできないので、次にくる相手の攻撃力は下がる。攻撃は最大の防御だ。

できることなら先にモンスターを1体倒しておきたい
編集部調べでは、リーダーや助っ人を落としてもLSは封じられない

 序盤にPSを使う場合、パズルを邪魔できるスキルやタイプ封じが定番になるだろう。タイプ封じはコストは高いが、決まれば大きなアドバンテージが取れる。ただし、対象のタイプ封じでなければ意味はなく、スキルスロットが1つ無駄になってしまう。タイプ封じを持っていないように見せられるので、あえて中盤以降まで温存しておくのも手だ。

スキルスロットは3つ。所持スキルポイントや自分がどうバトルを組み立てたいかで選択すべきスキルは異なってくる。相手を問わず、使うスキルを決めているなら、スキルポイントが無駄にならないようにセットしたい

○ 防御面

 1属性で固めたチームが相手の場合などは、不利な属性のモンスターを開幕に交代しておくといいだろう。もちろん、交代するわずかな時間の分、パズルの手が遅くなってしまうデメリットはあるので絶対ではない。

 モンスターを倒されてしまった場合、そのままにしておくと単純に攻撃の手数が減り、攻撃力が下がってしまうので、リザーブと交代するのが基本。戦闘不能になったモンスターはリザーブにいても時間経過(コストと同じ秒数)で復帰する。

 倒される前に交代するのは、残りライフが減ってきたらでいいだろう。リザーブにいるモンスターは回復ドロップを消してもHPが回復しないからだ。HPの減ったモンスターを復帰&回復を狙うなら、回復ドロップに変換するスキルや回復スキルを持ったモンスターを入れておきたい。ただし、リザーブを含め、属性相性が悪いモンスターしかいないなら、すぐにやられてライフを削られることを防ぐため、交代しないでおく選択もある。

 PSを受けたケースでは、スキル毎に対応が異なる。「暗闇ドロップ Lv1」や「白黒ドロップ Lv1」といったパズル阻害系の多くは盤面をある程度覚えてコンボルートを決めておくと気にせず対応できる。

 「体力タイプ封じ」(体力タイプの敵モンスターを3ターンの間、行動不能にする)のようなターン経過で効果の切れるタイプなら、急いでドロップを3個消して、わざとターンを消費させるのが有効だ。

PSの性質を理解しておけば、焦らず対処できる。例えば、「白黒ドロップ Lv1」なら時間経過で戻るが、白黒でも各色ごとにデザインが異なるのでドロップの種類がわからなくなることはないだろう。「暗闇ドロップ Lv1」は回復ドロップとその他しか判別不能だが、事前にコンボルートが決めて記憶できれば怖くない。消してしまえば触らずとも元に戻る。残った黒いドロップはさっさと触れて元に戻そう

 なお、ここに記載されていることの多くは、「開始直後にはMSがこない」こと以外、ほぼ全ての時間帯に共通していることでもある。

【カバパンチェック!】

・試合開始前に、ある程度は開幕のコンボを考えておく。
・余裕があれば、相手の開幕の狙いやすいコンボを想定しておくとなおよし。
・プレーヤースキル「暗闇ドロップ」をセットしているなら、相手のパネルを確認し、ドロップの枯渇などを見過ごさず、いきなり「暗闇ドロップ」を撃っていくのもアリ!

中盤(残り時間100~50秒):パズルの攻撃やPSに加え、MSに注意を払う必要が出てくる

 パズルの攻撃やPSに加え、大半のMSは100秒までに発動可能になるため、MSに注意を払う必要が出てくる。ドロップ変化系スキルなどが発動可能になり、互いにより攻撃力が増してくるフェーズだ。

 スキル発動条件を満たしたモンスターを倒しておけば復帰するまで発動できないが、まずは自分や相手のライフ、モンスターのHPを優先して立ち回るといいだろう。

○ 攻撃面

 自分と相手の残りライフのチェックは欠かさずに。基本的に互いに数体倒されても問題ないライフ状況なら序盤と同じように攻撃を続けていく。パズルだけでなく、MSも駆使して交代前にモンスターを倒しておきたい。属性相性だけでなく、相手の残りライフを元に、倒すモンスターのコストを考えて攻撃できるとなお良い。

 「マグマブレス」(敵全体に自分の攻撃力200%分の火属性攻撃を行なう)といったダメージを与えるMSが使えるなら、残りHPの少ないモンスター相手に使うなどして、確実に撃破してライフを削っていきたい。「アーマーブレイク」(敵全体の属性防御力を5ターンの間ダウンさせる)のような攻撃補助系MSも有効だ。

 75秒経過で「ドロップ変化・水」(自分の木ドロップを全て水ドロップに変化させる)、85秒経過で「攻撃態勢・木」(自分の回復ドロップを全て木ドロップに変化させる)、95秒経過で「ダブル攻撃態勢・光」(自分の闇ドロップと回復ドロップを光ドロップに変化させる)といったドロップ変化系スキルを用いたパズルで大ダメージが期待できるMSも使えるようになる。

○ 防御面

 残りライフが乏しくなってきたら、モンスターのコストを考えて、途中交代も検討する。この段階で残りライフより高コストなモンスターがやられそうなら交代は必須だ。

 「防御の構え」(敵からの被ダメージを3回軽減する)や「大回復の光」(味方全体のHPを600回復させる)といった防御・回復系MSも使えるようになってくるので対象モンスターがいるなら使っておきたい。

 スキルポイントが残っているならパズル阻害系などのPSを使って相手の攻撃の手を緩めるのもいいだろう。

発動するまで相手がどんなPSを持っているかはわからないが、発動に必要なポイントを覚えておけば残りスキルポイントから相手が発動可能なPSが予想できる。全部記憶するのは大変だが、まず覚えておきたいのは残りポイントが5以下ならプレイヤースキルは絶対にこないことだ。次に覚えておきたいのは13ポイント以下なら攻撃・体力・回復タイプ封じが発動できないことだろうか

【カバパンチェック!】

・中盤はモンスタースキルが使用可能になる。相手モンスターのスキルを警戒しつつ、モンスタースキルを発動させて試合の流れを優位に持っていきたい。
・ただし、モンスタースキルは発動までにタイムラグがある。この間にコンボを積み重ねられてしまう危険性もある。モンスターのスキルの相性を考え、タイミングよく撃つことができればベスト!

 参考までにモンスタースキルの効果と発動可能秒数をいくつか紹介しておく。

【モンスタースキル例】
ヒートブレス40秒敵全体に自分の攻撃力100%分の火属性攻撃を行なうティラ
ティラン
フレイムキメラ
ブリザードブレス65秒敵全体に自分の攻撃力200%分の水属性攻撃を行なうプレシオス
氷塊龍プレシオス
ディープキマイラ
エナジーボム80秒敵単体に自分の攻撃力500%分の自属性攻撃を行なうミネルヴァ
ウィンドボール40秒敵全体に木属性の100ダメージを与えるグリーンコドラ
グリーンドラゴン
ギガグラビティ65秒敵モンスターのHPを30%分減らす冥界神・ハーデス
ヘラ
覚醒ヘラ
毒の霧50秒敵全体を毒にする(3ターン)サキュバス
リリス
ヒール60秒味方モンスターのHPが回復力300%分回復するキューピッド
エンジェル
完治の光115秒味方全体のHPを全回復させるセレス
豊穣神・セレス
威嚇60秒敵全体のモンスタースキル発動を10秒間遅らせるナーガ
エキドナ
防御の構え75秒敵からの被ダメージを3回軽減するフレイムゴーレム
フレイムガーディアン
アイスゴーレム
アイスガーディアン
アースゴーレム
アースガーディアン
炎の機神兵・ヨトゥン
水の機神兵・ミズガルズ
木の機神兵・アースガル
アーマーブレイク65秒敵全体の属性防御力を5ターンの間ダウンさせるマシンゴーレム
マシンゴーレムMk-II
ダークゴーレム
ダークゴーレムMk-II
マシンゴーレムMk-III
ダークゴーレムMk-III
ワールド45秒20秒経過するか発動ボタンを押すまで、自分のドロップを何度でも動かせるヴィーナス
サンダーエンハンス70秒味方の光属性モンスターの攻撃力が2ターンの間、120%になるトール
雷の戦神・トール
ドロップ変化・闇75秒自分の光ドロップを全て闇ドロップに変化させる闇の魔剣士
ダークドラゴンナイト
カオスドラゴンナイト
攻撃態勢・火85秒自分の回復ドロップを全て火ドロップに変化させるデカホノりん
武者ゴブリン
タイタン
ギガンテス
剛腕の巨人・ギガンテス
防御態勢・水50秒自分の火ドロップを全て回復ドロップに変化させるマリンゴブリン
デカアワりん
マーメイド
セイレーン
ダブル攻撃態勢・木95秒自分の火ドロップと回復ドロップを木ドロップに変化させるアルテミス
狩猟神・アルテミス
ドロップリフレッシュ65秒自分のドロップを、ランダムで入れ替えるホブゴブリン
デカモリりん
フラッシュアタック30秒敵単体に自分の攻撃力50%分の光属性攻撃を行なうヒカりん

終盤(残り時間49秒以下):強力なモンスタースキルが発動可能になり、ライフも減ってきて、いよいよ決着するフェーズ

 自分と相手の残りライフを見ながらのプレイは必須。残りライフより大きいコストのモンスターが倒されたら敗北が確定してしまう。逆に相手の残りライフより大きいコストのモンスターを倒せば勝利となる。パズル、プレイヤースキル、モンスタースキルの全てを駆使して、全力で相手ライフを削ろう。

○ 攻撃面

 相手の残りライフとモンスターのコストは確認しつつ、落とせそうなら相手の残りライフより大きいコストのモンスターを一気に落とす。交代されると攻撃した手数の分損してしまうので、1回のコンボで倒せそうもないなら、倒せそうなモンスター2体で決着をつけることも考えておく。

 相手に「セレス」がいる場合には要注意。発動に100秒以上を要する唯一のMS「完治の光」(味方全体のHPを全回復させる)があるからだ。もちろん1回の攻撃でモンスターを落とせさえすれば問題はない。序盤から終盤まで、とにかく1回の攻撃でモンスターを倒せるようにプレイしたいところだ。

PSやMSも惜しまず使って勝利をもぎとりたい。できることはなんでもしよう
相手の残りライフ、モンスターのHPを見て、攻撃対象モンスターを決める。自動ターゲットではHPが少ない順に対象が決まるので、自分で選択することを忘れずに。全国バトルトーナメントをプレイしてランクアップすれば「作戦」機能が追加され、ターゲットが楽になる

○ 防御面

 残りライフよりコストの大きいモンスターがやられそうになったら交代。これだけは絶対に忘れてはならない。相手がMSを使っていたりして1回の攻撃で倒されてしまいそうならHPがMAXであっても交代しておきたい。

 有効なプレイヤースキルやMSが残っているなら使っておきたい。例えば、相手がMSを使い、時間をかけて大きなコンボを作り、一気に決着をつけようとしてきた際に「ダメージ無効」(敵からの攻撃を1度だけ無効化する)が発動できれば、相手がかけた時間の分、アドバンテージが取れる。

 今回は時間毎に区切り、100秒以上をかけて戦う想定での戦い方を考えてたものになっている。対戦は常にフルタイム戦うわけではない。50秒経たずに決着することもある。早い段階で決着が付くような対戦なら強力なMSは互いに使えない。この場合、警戒すべき要素が少ない分、試合展開は早くなる。焦らず、冷静にプレイヤースキルや交代を駆使して対処しなければならない。

 「パズバト」は目まぐるしく試合が展開し、スキルも数多くあるため、最初からここに書かれている全てを実践することは無理だろう。まず意識しておいてもらいたいのは

・「1回の攻撃で倒せるパズル操作とターゲット」
・「セットしているPSの存在」
・「互いのライフを考えた攻撃と交代」

 この3つだろう。ゲームに慣れていないプレーヤー同士の対戦では、自動ターゲットのまま戦ったり、PSを使わないことがよく見受けられる(PSに関してはプレイ回数が少ないことからPSが購入できていない可能性が高いが)。最初はこれらを意識することで、ただパズルに集中してプレイしていた頃より勝てなくなるかもしれないが、意識してプレイすれば今後絶対に活きてくるので、お試しいただければと思う。

【カバパンチェック!】

・ライフが少なくなってきている状況。倒されそうになっているモンスターをリザーバーと交代させていくことも大切。
・もし、ライフで負けているような状況の場合、僕の場合はスタメンのドロップ交換スキルを温存しておき、スキル発動→リザーバーを総交換しての1色攻めなどの逆転狙いなどに切り替えることができるようにデッキを編成している。

(パズバト攻略チーム)