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ホラーゲームシリーズ「零」、最新作がWii U独占で始動!

映画、小説、コミックなどマルチ展開も

Wii「零 ~眞紅の蝶~」のパッケージ
発売未定

価格:未定

 任天堂とコーエーテクモゲームスは、ホラーアドベンチャーシリーズ「零」の最新作を共同開発し、Wii U専用タイトルとして発売すると発表した。発売時期、価格共に未定。

 「零」シリーズは、伝奇的なストーリーを背景に“射影機(しゃえいき)”と呼ばれるカメラで霊を除霊するという独特なシステムが人気を得て、2001年12月に1作目のプレイステーション 2用「零~zero~」が発売されて以来、様々なプラットフォームでシリーズ作品を展開してきた。

 今回発表された「零」の最新作はタイトルも未定だが、大型メディアミックスとして様々なメディアで露出展開していく。まず、KADOKAWAによる映画の撮影がスタート。公開は2014年秋を予定。監督は「バイロケーション」などを手がけた安里麻里氏。出演は中条あやみさんと森川葵さん。この映画の原作小説も執筆が進められており、2014年8月に角川ホラー文庫より発売を予定。執筆は「多重人格探偵サイコ」や「黒鷺死体宅配便」の著者である大塚英志氏。

 さらにコミックスも展開。「金田一少年の事件簿」、「神の雫」、「サイコメトラーEIJI」などで知られる樹林伸氏が原作を手がける。ディー・エヌ・エーが運営するマンガボックスで連載された後、単行本が講談社より発売される予定。

 また、このプロジェクトが終了後、ハリウッドでの映画化も予定されているという。

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(船津稔)