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Xbox事業のトップにMicrosoft StudiosのPhil Spencer氏が就任

Xboxを長年牽引してきたエースがついにトップに就任!

3月31日正式発表(現地時間)

 米Microsoftは現地時間の3月31日、組織改革を発表し、Xbox事業のトップに、Microsoft StudiosのヘッドだったPhil Spencer氏が就任したことを明らかにした。

 MicrosoftのXbox事業は、2013年7月にDon Mattrick氏が電撃退任した後、8月にはその後のXbox事業を直轄していたSteven Ballmer氏の退任も発表され、直近3月にはXbox Oneの開発を主導したMarc Whitten氏が退社を発表するなど、腰の落ち着かない状況が長期にわたって続いていた。

 Phil Spencer氏は、Xbox事業の1stパーティータイトルおよび2ndパーティータイトルの開発を担当するMicrosoft Game Studios(現Microsoft Studios)のトップとして、長年Xboxのソフトウェア事業を牽引してきた。昨年9月にも東京ゲームショウでのXbox Oneの発表に合わせて来日したばかりで、日本でもよく知られた存在である。

 Spencer氏は今回の組織改革でXbox事業のトップに就任し、Microsoft Studiosに加えて、オンラインサービスXbox LIVE、音楽配信サービスXbox Music、動画配信サービスXbox Videoを担当することになる。

 Spencer氏は、さっそく今回の人事異動を受けてXbox Wireに声明を発表し、「更なる情報公開はE3に合わせて実施するが、我々はXboxの新しいチャプターの始まりに、今後の展開が待ちきれない」と興奮を隠せない様子を言葉にして伝えている。

(中村聖司)