初心者から中級者まで楽しめるヘリラジコン「AH-FALCON」

　バンダイナムコグループのシー・シー・ピーは、ヘリコプターラジコン「AH-FALCON (オートホバリング ファルコン)」を4月上旬に発売する。価格は7,538円。全長26cmで、別売りの単3形アルカリ電池6本が必要となる。対象年齢10歳以上。

初心者でも楽しめる操作性のしやすさが魅力

　「AH-FALCON」の最大のセールスポイントはボタンをワンプッシュするだけで設定した高度まで飛び上がる「オートホバリング機能」。コントローラーに「離陸&オートホバリングボタン」があり、これを押すだけで離陸し、設定された高度を維持してホバリングし続ける。もう1度このボタンを押すことで、着陸してくれるので、ラジコン初心者でも簡単に飛び上がらせることができる。

　「AH-FALCON」のコントローラーには他にもいくつものボタンがある。オートホバリングの高度を変更可能な上、ライトボタンで機体前面のサーチライトが点灯する。さらに「停止ボタン」は緊急時プロペラを止め瞬時に落下させるボタン。望んでいない方向に飛んでしまいそうな場合、このボタンで危険を回避できる。

　これらのボタンの他に、スロットルレバー、方向レバーも用意されており、通常のヘリラジコンと同じ感覚で操作できる。中級者ならばボタンに頼らず、レバーによる繊細な操作での飛行が楽しめる。スピードセレクターによって広い場所ならハイスピードでの操作も可能。初心者から中級者まで楽しめるラジコンとなっているのだ。

　シー・シー・ピーは様々なラジコンヘリを発売しており、全長8.1cmの「ナノファルコン」シリーズなども発売しているが、オート機能が無いラジコンは高度を維持するのが実はかなり難しい。スロットルの微妙な操作で高度が上下してしまい、高さを維持しようとしてもそのまま天井や床に当たってしまうことが多い。室内用ラジコンだからこそ、微妙な操作が難しい場合も多い。自動で高度を維持できるのは、室内で楽しめるラジコンにぴったりの機能といえるだろう。

【AH-FALCON】

機体前面のサーチライトが点灯。セレクターで中級者向けのセッティングに