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ネクソン、「テイルズウィーバー」のオフラインイベントを開催
新キャラクター・ベンヤなど夏までのアップデート計画が明らかに
(2014/3/15 23:15)
ネクソンは3月15日、東京・品川インターシティホールにてMMORPG「テイルズウィーバー」のオフラインイベントを開催した。今年は「テイルズウィーバー」10周年にあたる。会場は抽選で選ばれた500人のユーザーが10周年を祝った。
イベントでは新キャラクター「ベンヤ」の紹介などのアップデートプレゼンテーション、ゲーム内のBGMを生演奏するスペシャルライブ、各サーバーが対決するアトラクションなどが行なわれた。本稿ではアップデート情報を中心にレポートしていきたい。
幽霊から人間になった少女ベンヤ、新PVPコンテンツ実装も発表
オフラインイベントでは声優の前野智昭さんと、諏訪彩花さんが司会を担当し、ネクソンの「テイルズウィーバー」運用担当の山崎裕介氏がアップデート要素の紹介を行なった。会場のユーザーは20代前半の人が多く感じた。10周年を迎える「テイルズウィーバー」だが新しいファンも獲得しているようだ。
「テイルズウィーバー」ではプレーヤーはゲームに登場する主要キャラクターの視点からストーリークエストを進めていく。各キャラクターの運命は混じり合い、1つの事件を別な視点で見たりもする。自分のキャラクターを育て上げるのに加え、何人ものキャラクターで濃いストーリーを体験できるのが「テイルズウィーバー」ならではの楽しさだ。
だからこそ本作の新キャラクターの追加にはファンの期待がかかる。新キャラクター「ベンヤ」は3月26日に実装予定で、幽霊として暮らしていたがあるきっかけで人間となったという。なぜ人間になりたかったのか、幽霊の頃の記憶は薄れており、自分の想いを確かめるために冒険をしていく。
ベンヤは幽霊との会話する能力を持ち、冒険では彼女を助ける幽霊が登場するという。彼女が人間になれたのには“心を持った人形”が関わってくるとのことだ。ベンヤは武器として死に神が持つ鎌を思わせる「デスサイズ」と、巨大な「ホーリーハンマー」を使う。これまでのキャラクターに比べ、強いキャラクターになるとのこと。
さらに、スペシャルメッセージとして声優の花澤香菜さんが映像で登場し、ベンヤを演じること、ベンヤのテーマソングも花澤さんが歌うこと、PVが作成されていることが明らかになった。ベンヤの実装に合わせ、スキルスロットの拡張なども行なわれる。
この他のアップデート要素として、新PVPコンテンツ「星の戦場」。3つの勢力が争う攻城戦となり、プレーヤーは国王派と王政派にわかれ、共和派の拠点陥落を目指していく。戦いは「フェイズ1」と「フェイズ2」にわかれており、フェイズ1では一定時間戦闘を継続するか、モンスターを倒しキーアイテムを入手することで共和派の拠点を占拠でき、フェイズ2に移行する。
フェイズ2では、最終拠点へ進軍する。ここには強力な門番が待ち受けているが、迂回ルートも存在するという。迂回する条件を探すのも戦いの攻略であり、ここでは対立する勢力を攻撃して妨害することも鍵となる。どう戦力を振り分けるかでも鍵となるようだ。この他、アップデートによりなくなっていたPvPコンテンツ「旗取り」が「星の戦場-傭兵訓練」として復活する。2対2から5対5までのチーム戦が楽しめる。
イベントでは今後のアップデートスケジュールも明らかになった。ベンヤの実装と同時に既存キャラクターの調整も行なわれ、1カ月に1度のペースで調整やコンテンツの追加を予定している。星の戦場は5月実装予定。さらに新地域の「オルランヌ」も夏に実装される。ファンからは「ベンヤ」はもちろん、既存キャラクターの調整と、「旗取り」の復活を喜ぶ声が多かった。
アップデート情報の次に行なわれたスペシャルライブでは、「テイルズウィーバー」の楽曲をアレンジし、Vanilla MoodのYuiさんとKEIKOさん、パーカッション奏者の服部恵さん、ボーカルのLiaさんがいくつもの曲を演奏した。ゲームの楽曲の生演奏に加え、Liaさんによるテーマ曲の熱唱に会場は大きく盛り上がった。
続いて行なわれたサーバー対抗アトラクションは来場者が力を合わせてクイズに挑戦、見事エルフィンタサーバーが勝利した。イベント終了後も来場者同士で交流が行なわれており、楽しいオフラインイベントとなった。
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