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「GUNDAM Cafe」にガンダムの“バーニア”をモチーフとしたタンブラー登場

日本の伝統技術による逸品、桐箱には大河原邦夫氏のイラスト

2月27日発売

価格:5,250円

 バンダイはガンダムの“バーニア”をモチーフとしたタンブラー「Gundam バーニアタンブラー」を2月27日よりガンダムのオフィシャルカフェ「GUNDAM Cafe」にて発売した。価格は5,250円。ステンレス製で、サイズは外径7.9cm、高さ8.6cm。

タンブラーは江戸時代より金属加工技術を誇る新潟県燕市の職人によって生み出されている

 「Gundam バーニアタンブラー」は表面にバーニアを思わせる装飾が入っており、ガンダムを知る人ならば思わずニヤリとしてしまう造形となっている。ステンレスは高級なナイフやフォークなどにも使われる「18-8ステンレス」を使用している。容器は「ダブルウォール構造」と呼ばれる飲み物の温度が外に伝わりにくい構造になっている。全体的にシンプルでありなら、“わかる人にはたまらない”という凝った作品となっている。

 このタンブラーのモチーフとなっているのはガンダムの背面装備“ランドセル”に装備されている円錐状の噴射装置“バーニア”。ガンダムのバーニアは地球の重力下でも機体を空高くジャンプさせるほど出力があり、アムロはガンダムのバーニアをフルに使ってモビルスーツでの空中戦を展開した。プラモデルでもバーニアの取り付けは印象に残る。このバーニアをタンブラーに使用という発想が面白い。

 さらにタンブラーは収納用に“桐箱”が付属しており、パッケージデザインはメカデザイナーの大河原邦夫氏が担当している。桐箱の蓋にはガンダムの背面イラストが描かれていて、ランドセル下部に取り付けられたバーニアがはっきりと確認できる。タンブラーを手にとって、眺めたくなるイラストだ。

 この「Gundam バーニアタンブラー」は新潟の燕市の金属技術によって作られている。燕市は江戸時代、和釘作りから金属加工技術を発展させ、「燕」の匠は今や世界でも名前を知られているという。タンブラーには燕商工会議所が審査・認定を行ない、優れたデザイン・品質の商品に使用を許可される「Made in TSUBAME」のロゴマークが刻まれている。

 今回のタンブラーのように「GUNDAM Cafe」では「DISCOVERY G(GUNDAM Cafe)」と題して日本の伝統や優れた技術を継承しているものと取り組み、食品・お菓子・食器やキッチンツールでのコラボレーションを行なっているという。

【Gundam バーニアタンブラー】
桐箱の蓋には大河原邦夫氏のイラストが描かれている

(勝田哲也)