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破壊大帝メガトロンが“メガドライブ”にトランスフォーム!?
T-ARTS、「ウルフファング」や「パンダの穴」の新製品続々出展
(2014/2/10 00:00)
タカラトミーアーツは、「パンダの穴」や「ミクロマンアーツ」などの新製品を積極的にアピールしていた。「パンダの穴」は「自由すぎる女神」など発表済みのものに加え、頭の中に宇宙人がいるという「パラ斉藤さん」など、インパクトの強い新商品を発表していた。
今回、オールドゲームファン必見アイテムは「トランスフォーマーメガドライブメガトロン」だろう。メガトロンがメガドライブになるという驚異のアイテムだ。話題を集めていた「ウルフファング 空牙2001」は、64種類のバリエーションを実現する全パーツを展示していた。さっそく紹介していこう。
メガドライブやウルフファングなど、オールドゲームファン感涙のT-ARTS新商品
タカラトミーアーツで最も注目を集めていたアイテムが、トランスフォーマーシリーズの悪役メガトロンが、メガドライブに変形するという「トランスフォーマーメガドライブメガトロン」だ。夏発売予定で、価格は未定。
セガが1988年に発売したコンシューマゲーム機「メガドライブ」をテーマにするという非常にコアな作品であり、カプコンの「鉄騎」のデザインを手がけた“出雲重機”、ロボットフィギュアに強い“千値練”とのコラボレーションで生まれた。タカラトミーアーツはこの「トランスフォーマーメガドライブメガトロン」を皮切りに“NEXTA”というブランドを立ち上げ、今後も展開していくという。
前回の先行撮影会で話題を集めた「ウルフファング空牙2001 装甲機兵 完全版」だが、今回は全装備が公開された。これにより、ゲーム内に登場した64種類の機体全てを再現できるようになった。ブロック玩具のように、組み替えの楽しいアイテムとなりそうだ。機体が破壊されたときに脱出するパイロットフィギュアの姿も確認できた。
「パンダの穴」は新商品として様々なものを展示していた。最もユニークなのが「パラ斉藤さん」。“寄星”という火星のすぐ近くにある星から来た宇宙人が、地球人にパラサイトし、意のままに操るという設定で、人物のリアルな頭部フィギュアの中に宇宙人が乗り込んでいるというものだ。ちょっと気持ち悪く、ユーモアが感じさせられるフィギュアだ。他にも、絶滅危惧種の動物が兵士になるという「GREEN GREEN ARMY」といったフィギュアも発表していた。
ミクロマンアーツは、「艦隊これくしょん -艦これ-」のフィギュアを多数展示。「飛龍」、「蒼龍」、「初雪」、「吹雪」、「深雪」、「白雪」、「加賀」、そして発表済みの「赤城」と、一気に8種類を展示。ここまでのラインナップを一気に販売できるのは、他のフィギュアメーカーでは難しいのではないだろうか。“コレクション性”という視点で、特に注目したいシリーズだ。この他、タカラトミーもデフォルメフィギュア「こえだらいず」で、「艦これ」関連商品を展開していく予定だ。
タカラトミーアーツの商品展開は、非常にユニークだと感じさせられる。様々なメーカーがそれぞれの戦略をもって商品化を行なう中、コアなテーマを、高い技術力と、生産性、そして独特のセンスをアピールするタカラトミーアーツは、今後も特に注目したいメーカーだ。