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「e-sports SQUARE AKIHABARA」オープニングパーティーを開催!

ウメハラ氏も登場! e-sports総合施設の使い心地を体験

1月24日 開催

場所:e-sports SQUARE AKIHABARA

MCを務めた渚さん(左)、スタン・スミス氏(右)

 三光パートナーズは、東京・秋葉原のe-sports専用施設「e-sports SQUARE AKIHABARA」のオープニングパーティーを1月24日に開催した。

 「e-sports SQUARE AKIHABARA」は、日本でのe-sportsの普及と発展を目指したe-sports専用施設。今回、千葉県の市川市から移転され、「e-sports SQUARE AKIHABARA」として再スタートを切る。

 施設では日本でも人気のある「Alliance of Valiant Arms(AVA)」、「FIFA 14」といったタイトルに加え、「League of Legends」や「Star Craft II」といった海外で主流となっているe-sportsタイトルも遊べる。また大会などのためのイベントスペース、配信スペース、また休憩や交流のためのカフェスペースを備えている。

 オープニングパーティーでは関係者に施設をお披露目することが中心となっていたが、施設の紹介や各タイトルのエキシビションマッチが開催され、施設が実際にどのように運営されていくのか、その一端を窺い知ることができた。今回はこの模様をお送りする。

「e-sports SQUARE AKIHABARA」外観
受付には「e-sports SQUARE AKIHABARA」のグッズが勢揃い
各メーカーからハイスペックマシーンが勢揃い
広いスペースには普段PCやイスが置いてあるという
e-sports仲間と交流をはかれるカフェスペース
イスもゲーム専用
配信用の放送スペースもある。3人まで座れる

e-sportsを「やる」、「観る」、「語り合う」。e-sportsのための総合スペース

三光パートナーズ代表取締役社長の鈴木文雄氏
「e-sports SQUARE」店長の井上隆三氏

 三光パートナーズ代表取締役社長の鈴木文雄氏は挨拶で、「『e-sports SQUARE AKIHABARA』は、みなさんがいなかったらただの箱。今後e-sportsが定着するためには、みなさんのご支援が必要です!」とコメント。オープニングパーティーということで会場からも声援がかかり、会場はラフな雰囲気に包まれていた。

 続く「e-sports SQUARE」店長の井上隆三氏は施設の紹介のため登壇した。「e-sports SQUARE AKIHABARA」はe-sportsを「やる」、「観る」、「語り合う」というコンセプトとなっており、イベントスペースはテーブルとイスの移動が自由。プランにあわせて設備を自由に変えられるのが魅力となっている。

 また設備としてはPCにマウスコンピューターのG-Tune、モニターはEIZO、デバイスはロジクール、ROCCAT、マッドキャッツが提供しており、ハイスペックな環境でゲームが楽しめる。

 なお今後の取り組みとしては、「After Five Gaming」として、平日の17時以降の「e-sports SQUARE AKIHABARA」を応援するというものが紹介された。これは3月からスタートするということで具体的な施策は明かされなかったが、e-sports社会人リーグの設立を目指すものになるという。

プロゲーマー、ウメハラ氏登場でゆる~いトークを展開

プロゲーマーのウメハラ氏

 会場ではエキシビションマッチの合間に、プロゲーマーのウメハラ(梅原大吾)氏が登場しトークショウが実施された。ただし、今回のトークショウは試合と試合の合間の、タイトルを変更する間という短い時間での開催となった。

 トーク自体も司会のスタン・スミス氏と渚さんが直接質問をぶつけてそれにウメハラ氏が答えるというユルいもの。例えば、「今回のオープニングパーティーでは様々なジャンルのエキシビションマッチが実施されているが、他ジャンルの試合などは見るか?」という質問に対しては、「ルールがわからないのであまり見ない」という元も子もない回答(笑)。 力の抜けたウメハラ氏らしいやり取りが展開された。

 質問が練習方法について「3時間あるとして、何に時間を割り当てるか?」というものに及ぶと、「今なら対戦しちゃう。ただ逆に、子供の時はアーケードの2P側に学校のカバンでガードを入れて、キャンセルの練習をしていました」と話した。

 また最近ではウメハラ氏は対戦相手の動画を見るなどして研究をしているという。はじめたきっかけは「そういう練習を採り入れたプレーヤーが活躍してきたので(笑)」だそうだが、その効果は上々で、試合前にPSPで動画を見ておくことで対応が全然違った、と話した。

 なおウメハラ氏がはっきりとしたカタカナで書く「ウメハラ」サインだが、周りからもサインらしいサインを作れと言われたことがあるものの、「まあいいかなあれで」ということで、今後もサインの方針は変えないそうだ。

エキシビションマッチを4タイトルで開催。気分に合わせた観戦が可能

 エキシビションマッチでは、「League of Legends」、「FIFA 14」、「AVA」、「World of Tanks」の4タイトルで試合が行なわれた。試合中はステージに設置された9面モニターと会場の所々に配置されたモニターによって試合の様子が会場のどこからも観戦できた。

 カフェスペースにいればさながらスポーツバーのような雰囲気で、ステージ間近で観戦するも良し、カフェスペースでリラックスしながら観戦するのも良しとなっている。なおカフェスペースにはアルコールを含む各種ドリンクが用意されているので、e-spoorts仲間と語り合うのもいいだろう。

【League of Legends】
Detonation FM対CJ ENTUS FROST
【FIFA 14】
マイキー選手対たけはら選手
【AVA】
DeToNaTor対GALACTIC
【World of Tanks】
Team Pratrium対KampfgruppeSDR。試合前にはウォーゲーミングジャパン代表取締役社長の川島康弘氏も登場し、1月26日開催のイベント「WoT基地祭」をアピールした

(安田俊亮)