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PSP/PS Vita/PS Vita TVのSENアカウント機器認証可能台数が最大「2」から「3」台に!

11月14日 発表

(PSNのアップデートにて変更)

 ソニー・コンピュータエンタテインメントアジアは、11月14日に発売されたPlayStation Vita TVの発売を機に、PlayStation Storeで購入、ダウンロードしたPSPおよびPS Vita用ゲームコンテンツについて、購入時の「Sony Entertainment Network」(SEN)アカウントでのプレイ可能な台数の上限を、PSP、PS Vita、PS Vita TVに関して「最大2台」から「最大3台」に変更する。

 台数の上限は、2011年11月18日以降に購入したPSPおよびPS Vita用ダウンロードゲームを対象に、今後実施されるPSNのアップデートにて変更されることになった(詳細は今後公式ホームページで発表)。

 これにより、既にPSPやPS VitaユーザーがPS Vita TVを追加で購入した場合でも対応コンテンツであれば、機器認証を再設定することなく、そのままプレイできるようになる。なお、2011年11月17日以前に購入したゲーム関連コンテンツに関しては、今まで通り最大5台までの機器上でプレイできる。

【コンテンツ購入時のSENアカウントで起動(機器認証)可能な上限台数】
購入時期2011年11月17日以前に購入したもの2011年11月18日以降に購入したもの
対象機器PS3PSP/PS Vita/PS Vita TVPS3PSP/PS Vita/PS Vita TV
ゲーム5台5台2台2台→3台(今回の変更対象)
ビデオ1台3台1台3台

 機器認証とは、PlayStation StoreでダウンロードしたゲームやビデオなどをSony Entertainment Networkアカウントで利用できるようにチェックする機能。PlayStation Storeなどで購入したコンテンツを利用できる機器は、1つのSENアカウントに対して利用できる機器の数に制限が掛けられており、コンテンツ内容(ゲーム/ビデオ/コミック)によって異なる。

 例えばPSP、PS Vitaを使ってSENアカウントでPlayStation Storeなどでコンテンツを購入する場合、それぞれのハードウェアを1台しか機器認証していないのであれば問題なかったが、PSP、PS Vitaを1台ずつ登録していて、本日以降PS Vita TVを購入、同じアカウントでPS Storeでゲームコンテンツを購入しようとすると、この機器認証制限に引っかかってしまうわけだ。それが今回の変更により1台の猶予ができたことで、認証制限枠内でゲームコンテンツの利用が可能となる。

 ほかにも、同じハードを買い増ししたり、故障などして買い換えた場合、機器認証制限枠に引っかかってしまうことが考えられる。その場合、使わなくなったハードウェアの機器認証を解除してから、新しいハードウェアを登録する必要が出てくる。また、故障等で、1度機器認証したハードウェアから設定を変更できない場合、Web上でも半年に1度、全ての機器を一括して認証解除できるようになっている。詳しくは公式ホームページをご参照いただきたい。

 PSNで購入したゲームコンテンツを利用できる台数は、サービス開始当初からPS3およびPSPにて5台までだったが、2011年に行なわれたPSNメンテナンス以後に購入したゲームコンテンツはそれぞれ2台までとなっていた。

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(佐伯憲司)