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任天堂とパナソニックグループのPUXが資本提携

新たなソフトウェアエンジンやアプリケーションソフトウェアを開発

9月26日 発表

 任天堂とパナソニックグループのPUXは、ソフトウェアライセンス事業の拡大を目的に資本提携を行なうことで合意したと発表した。

 主に画像処理技術をコアとしたソフトウェアエンジンの開発・ライセンス事業を行なっているPUXのソフトウェアエンジンは、任天堂の「ニンテンドー3DS」や「Wii U」等のゲーム機に採用されているという。

 この提携により、PUXの持つソフトウェア開発のノウハウと任天堂の持つゲーム開発のノウハウを融合させ、ユーザーエクスペリエンスを向上させた新たなソフトウェアエンジン、ならびにアプリケーションソフトウェアを開発し、事業の創造と拡大を加速させていくとしている。

 この資本提携により、PUXと任天堂およびパナソニックは株式譲渡契約を締結し、PUXの発行済普通株式の27%をパナソニックより任天堂へ譲渡。PUXの出資比率はパナソニック51%、任天堂27%、個人22%となる。

(佐伯憲司)