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「オトレンジャー」ステージにゴールデンボンバーが乱入!

そっくりすぎる主題歌にカプコンの楽曲盗作疑惑が発覚?

9月19日~22日 開催(一般開催日:21日~22日)

会場:幕張メッセ1ホール~9ホール

入場料:
1,000円(中学生以上・前売)
1,200円(中学生以上・当日)
入場無料(小学生以下)

ディレクターの田羅間直紀氏

 TGS2013でカプコンが開催した「オトレンジャー」のイベントステージに、ビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」が乱入するという事態が発生した。

 「オトレンジャー」は、カプコンがiOS向けに配信中のリズムヒーローRPG。流れる音楽のリズムに合わせて、ターンテーブルを回転するマーカーをタップすると、その成功度によって敵に攻撃する。世界観は、ちょっとオバカなノリもあるヒーロー物というテイスト。楽曲も100曲以上を収録し、リズムゲームとしても魅力的な作品となっている。アプリは基本プレイ無料。

リズムアクションとRPGを、ちょっとオバカなテイストで融合させたゲーム

「緊急記者会見」と書かれた紙を手にステージに上がったゴールデンボンバー

 イベントでは、ディレクターの田羅間直紀氏がゲームを紹介しているところに、いきなり脇からゴールデンボンバーの4人がステージに上がった。彼らの言い分によると、「『オサセンジャー』という曲をこのゲームにパクられた」ので、文句を言いに来たのだそう。ゴールデンボンバーの面々が「カプコンのゲームが好きだったのにがっかりだ!」と凄むと、田羅間氏は「何かの間違いでは……」と言葉を濁した。

 そのパクリ疑惑がかけられた曲は、実際に映像で見ていただこう。

【iOS『オトレンジャー』プロモーション映像】

【こんにちは孤独(精力戦隊オサセンジャーVer)】

 似ているなあ……では済まないほどそっくりである。ちなみにゴールデンボンバーは、結構前からこのパクリを発見して怒っていたようだ。

【まさかの「オサセンジャー」パクリ!? CAPCOM「オトレンジャー」へのコメント動画】

 それでもはっきりとパクリを認めない田羅間氏に、ゴールデンボンバーは「誠意を見せろ! でなければこちらの要求を呑め!」と言い、「この間買ったベンツの850万円払ってくれ!」、「俺の税金を代わりに払え!」、「カプコンの社長にしろ!」と次々に要求を突きつけた。

 田羅間氏は「大阪に持ち帰って、上のものと相談します」と何度も答えるしかできず、そのままイベントの時間が終了。ゴールデンボンバーの面々も「こうなったゲームを乗っ取ってやるからな!」と言い捨て、煮え切らない表情のまま、なぜか取材陣の写真撮影には丁寧に答えてステージを後にした。

 ゴールデンボンバーの面々が去った後、田羅間氏は「ぜひゲームをダウンロードして今後を見守っていただければ」と言い残してステージを去った。

 「あれ、オチは?」と聞きたい展開であったが、どうやら現在、「オトレンジャー」が本当にゴールデンボンバー(オサセンジャー)に乗っ取られているらしい。何が起こっているのか知りたい方は、ぜひゲームをチェックしてみていただきたい。

怒りながらも「オトレンジャー」の看板をアピールするゴールデンボンバー
怒っていたのに取材陣の写真撮影に笑顔で応じるゴールデンボンバー
iTunesで購入

(石田賀津男)