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「オトレンジャー」ステージにゴールデンボンバーが乱入!
そっくりすぎる主題歌にカプコンの楽曲盗作疑惑が発覚?
(2013/9/21 18:55)
TGS2013でカプコンが開催した「オトレンジャー」のイベントステージに、ビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」が乱入するという事態が発生した。
「オトレンジャー」は、カプコンがiOS向けに配信中のリズムヒーローRPG。流れる音楽のリズムに合わせて、ターンテーブルを回転するマーカーをタップすると、その成功度によって敵に攻撃する。世界観は、ちょっとオバカなノリもあるヒーロー物というテイスト。楽曲も100曲以上を収録し、リズムゲームとしても魅力的な作品となっている。アプリは基本プレイ無料。
イベントでは、ディレクターの田羅間直紀氏がゲームを紹介しているところに、いきなり脇からゴールデンボンバーの4人がステージに上がった。彼らの言い分によると、「『オサセンジャー』という曲をこのゲームにパクられた」ので、文句を言いに来たのだそう。ゴールデンボンバーの面々が「カプコンのゲームが好きだったのにがっかりだ!」と凄むと、田羅間氏は「何かの間違いでは……」と言葉を濁した。
そのパクリ疑惑がかけられた曲は、実際に映像で見ていただこう。
似ているなあ……では済まないほどそっくりである。ちなみにゴールデンボンバーは、結構前からこのパクリを発見して怒っていたようだ。
それでもはっきりとパクリを認めない田羅間氏に、ゴールデンボンバーは「誠意を見せろ! でなければこちらの要求を呑め!」と言い、「この間買ったベンツの850万円払ってくれ!」、「俺の税金を代わりに払え!」、「カプコンの社長にしろ!」と次々に要求を突きつけた。
田羅間氏は「大阪に持ち帰って、上のものと相談します」と何度も答えるしかできず、そのままイベントの時間が終了。ゴールデンボンバーの面々も「こうなったゲームを乗っ取ってやるからな!」と言い捨て、煮え切らない表情のまま、なぜか取材陣の写真撮影には丁寧に答えてステージを後にした。
ゴールデンボンバーの面々が去った後、田羅間氏は「ぜひゲームをダウンロードして今後を見守っていただければ」と言い残してステージを去った。
「あれ、オチは?」と聞きたい展開であったが、どうやら現在、「オトレンジャー」が本当にゴールデンボンバー(オサセンジャー)に乗っ取られているらしい。何が起こっているのか知りたい方は、ぜひゲームをチェックしてみていただきたい。
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