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PS4向け宮本武蔵のSF斬撃アクション「REBORN」が出資者募集中

2188年の日本が舞台! タイトル概要や宮本武蔵や僧正坊3Dモデルをプレゼン

9月19日~22日 開催(一般開催日:21日~22日)

会場:幕張メッセ1ホール~9ホール

入場料:
1,000円(中学生以上・前売)
1,200円(中学生以上・当日)
入場無料(小学生以下)

Elemental-Labs CEOのフランツ・ティサラ氏
東京のビル群とアメ横が出会ってしまったサイバーパンクの世界。日本文化の認識が合っているのか間違っているのかわからないがそれがいい

 acttilは、開発中のプレイステーション 3/プレイステーション 4向けアクションRPG「REBORN」の資金集めのためのプレゼンテーションを開催した。プレゼンを行なったのは、アメリカの開発会社Elemental-LabsのCEO、フランツ・ティサラ氏。

 「REBORN」は、剣豪・宮本武蔵を主人公としたサイバーパンクのアクションRPG。2188年の日本(都市はネオトウキョウ)が舞台で、17世紀の文化がそのまま未来に残ったような世界観となっている。今回の資金集めは、PS3およびPS4用タイトルとして本作を開発するためのもの。15万ドルが目標で、目標金額に達すれば2014年秋にリリースされる。なお資金はKickstarterを介して9月22日週より募集する。

 本作の特徴は、剣による斬撃アクション。通常技から必殺技までコンボが爽快に繋がり、他のタイトルで言うと「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」のようになるという。アメ横や新宿のビル群で「ブレードランナー」をやったらこうなる、みたいなコンセプトアートも日本人としては注目で、ここで思いっきり暴れまわれるとしたらかなり楽しそうだ。

 攻撃方法は素手や武器、火や水、風、土、金といった属性攻撃があり、ゲームを進行させればレベルアップさせて様々な技を出せるようになる。またゲーム内に散らばっている武器やアイテムを利用して、超必殺技となる「O-gi(奥義)」も繰り出せる。

 コンボシステムはChainTimeと呼ばれ、タイミングが良ければどんどん繋がり、タイミングが悪いと技をつなげるのが難しくなる。ゲーム内では行動によってNPCがの対応が変わり、辻斬行為などを繰り返すとプレーヤーを邪魔し、好意的な行動を取ると協力してくれるようになるという。

 なお主人公らキャラクターの3Dモデルや設定などが公開された。主人公の宮本武蔵は近未来ということで、割りにインターナショナルな顔立ちに仕上げられている。また敵となる鞍馬天狗「SOJOBO(僧正坊)」は、ベースが天狗とは思えないほど恐ろしくなっているが、道を外してしまい悪い天狗の長になったキャラクターになるという。

 今回の説明は大体この通り。こうした説明よりはパッと見てわかる動画を用意してもらいたいところだが、現時点で紹介されたのはコンセプトアートとキャラクターの3Dモデルのみ。プレスリリースによれば、Kickstarterのページにゲームプレイ映像が10月に公開されるそうなので、ピンと来た方はアップデートされた際は覗いてみるといいだろう。

【コンセプトアート】
コンセプトアートにはバイクのような乗り物の姿も。「ブレードランナー」、「攻殻機動隊」、「AKIRA」と元ネタはすぐに思いつくが、そこに宮本武蔵をぶつけてきた発想がスゴい
【キャラクターコンセプトアート・3Dモデル】
Musashi Miyamoto
Tsukihime
Cyber Soldiers
RyoMusha
Sojobo

(安田俊亮)