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「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」×「プレコミュ」プレミアム体験イベントを開催

「矢安宮 重清(重ちー)」の対戦を初公開!

8月24日 開催

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアとバンダイナムコゲームスは、8月29日発売予定のプレイステーション 3用スタイリッシュ対戦格闘ジョジョアクション「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」が発売前に体験できる「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」×「プレコミュ」プレミアム体験イベントを8月24日に開催。同社のサービス「プレコミュ」で募集が行なわれ、その当選者のみが参加できるクローズドなイベントだ。

 なお、筆者もプレイすることができ、お伝えしたいことが山ほどあるのだが、残念ながら試遊台の内容は公開NGであり、お伝えすることができない。その点ご容赦いただきたい。

会場にはサイン色紙など「ジョジョの奇妙な冒険」関連グッズが展示されていた。どれもファンにはたまらないアイテムだ

イベント参加者と開発者が戦う大会を開催!果たして勝利するのはどちらか!?
重ちーの対戦プレイも初公開!

 単なる試遊ではなく、チームを組み代表者が戦う大会が行なわれる本イベント。チームは事前に決められており、1チームは最大5人。自己紹介の後、30分の練習タイムに。練習タイムでは、会場にいる開発者たちにアドバイスをもらいながら、プレイできるようになっていた。

自己紹介タイムには使用キャラクターをどうするかなど相談しているチームも
使用されたのは会場限定の対戦専用バージョン。コントローラーはDUALSHOCK 3が用いられた
希望者には開発者がアドバイスしてくれる練習タイム。3部、4部のキャラクターを使っているプレーヤーが多かった。また、このイベントに参加するだけあって、ゲームシステムをしっかり勉強してきているのだろう。スタイルシステム、スタイリッシュムーブやハートヒートアタックといったシステムを使いこなしてプレイしている人が多く見受けられた

 本イベントは3回に分けて行なわれ、筆者が取材した1部では約1/4が女性という男女比。「JOJOraDIO イベントスペシャル」でも女性ファンが多かったことからもわかる通り、「ジョジョの奇妙な冒険」は今や男性だけでなく、女性ファンもかなり多いことがわかる。

 参加者は練習時間の後、大会エリアに移動。エリア内に設置されたステージには、バンダイナムコゲームス プロデューサー 新野 範聰氏、 サイバーコネクトツー 社長兼開発ディレクター 松山 洋氏、プロジェクトリーダー 中舎 健永氏、リードアーティスト 木下 義崇氏が登場。ゲームの紹介や大会の実況を行なった。

 簡単にではあるが、大会の模様をレポートしていきたい。

 まず、大会のルールは以下の通り。

・8チームによるトーナメント
(2回戦は、1回戦の勝利チームと開発者が対戦)
・毎試合、抽選により選ばれた各チームの代表者が戦う
(1度試合に出た代表者が2度選ばれることはない)
・1ラウンド先取で勝利
(ドローの場合は再戦)
・使用キャラクターの制限はない

 優勝チームには会場に飾られた「ジョジョの奇妙な冒険」のフィギュアが1人1体プレゼントされるのだが、抽選で選ばれた人が負ければ、その時点でチーム全員が敗北と、なかなかプレッシャーのかかるルールだ。しかしながら、開発者が勝てば、参加者全員から抽選でフィギュアプレゼントされるという、負けたチームでもフィギュアがもらえるチャンスのある大会になっていた。

【1回戦の試合結果】
第1試合ジョナサン・ジョースター(1部) VS 空条承太郎(3部)×
第2試合シーザー・アントニオ・ツェペリ(2部) VS ワムウ(2部)×
第3試合空条徐倫(6部) VS 川尻浩作(4部)×
第4試合東方仗助(4部) VS 東方定助(8部)×

 第3試合では、徐倫が圧倒的に攻める展開だったが、後半に川尻浩作が「バイツァ・ダスト」で体力とラウンドタイムを戻す場面があり、会場を盛り上げていた。

【2回戦の試合結果】
第1試合×ジョセフ・ジョースター(2部) VS シーザー・アントニオ・ツェペリ(2部)
第2試合空条承太郎(3部) VS DIO(3部)×
第3試合ディオ・ブランドー(1部) VS ジョナサン・ジョースター(1部)×
第4試合ジョニィ・ジョースター(7部) VS ファニー・ヴァレンタイン(7部)×

 2回戦は1回戦の勝利チームと開発者の対戦だ。開発者たちは全員、参加者の選択したキャラクターに合わせて、同じ部に登場するキャラクターを選択していた。第1試合ではジョセフが松山氏、第2試合ではDIOが中舎氏、第3試合ではジョナサンが木下氏、第4試合ではファニー・ヴァレンタインが新野氏だ。

 松山氏曰く「僕と木下はアンパイ」というだけあって、この2人に当たった参加者チームは勝利。そして第2試合に登場した中舎氏は試合前に「どんなことがこのゲームでできるかお見せしたい」とコメント。スタイリッシュムーブ(攻撃が当たる直前にガードすることで相手の攻撃を避ける)を使いこなし、華麗に勝利していた。逆に第4試合の新野氏は、「これまであまりファニー・ヴァレンタインを紹介できていないので、色々お見せしたい」とコメントして試合に挑んだものの、何もできずにパーフェクト負けであった。

【準決勝の試合結果】
第1試合×ファニー・ヴァレンタイン(7部) VS ジャイロ・ツェペリ(2部)
第2試合×空条承太郎(3部) VS 東方仗助(4部)

 第1試合、ジェイロ・ツェペリが開発者で唯一残った中舎氏だ。試合中盤まで互いに譲らぬ展開だったが、後半から容赦なく下段コンボを連発した中舎氏が勝利。第2試合は女性プレーヤー対決。承太郎側のプレーヤーは「練習で自分が使っているキャラクターがどちらかわからなくなる」ほどゲームは苦手とのこと。きっちりイージービート(□ボタンを連打することでコンボが繋がり、ゲージがあればハートヒートアタックまで出るシステム)を決めていた仗助が勝利した。

【決勝戦の試合結果】
×ディアボロ(5部) VS ブローノ・ブチャラティ(5部)

 決勝戦は参加者がブチャラティを選択し、それに合わせて中舎氏がディアボロを選んで試合はスタート。なかなかの好勝負であったがグレートヒートアタック(ゲージ2本を使用する必殺技)を狙う中舎氏の工芸をうまく封じて、試合前に「ここまでチームのみんなが繋いでくれたので絶対に勝ちたいです」とコメントしていた参加者チームの代表が見事に勝利した。

 勝利チームには「ジョジョの奇妙な冒険」のフィギュアに加え、8月28日に開催される「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル 発売前夜祭ッ!」への参加権利もプレゼント。ちなみに残ったフィギュアは抽選で参加者にプレゼントされた。

 さらに松山氏から、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル 発売前夜祭ッ!」には興津和幸さん(ジョナサン・ジョースター役)、羽多野渉さん(東方仗助役)、真殿光昭さん(東方定助役)がゲストとして登場することも発表された。

 これで終わりかと思われたが、最後に先日発表のあったDLC「矢安宮 重清(重ちー)」の対戦を初公開。このエキシビジョンをもって、イベントは閉幕となった。

矢安宮 重清 VS 吉良吉影のエキシビジョン。矢安宮 重清の動く姿が公開されたのはこれが初となる
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(木原卓)