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「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」×「プレコミュ」プレミアム体験イベントを開催
「矢安宮 重清(重ちー)」の対戦を初公開!
(2013/8/24 16:00)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアとバンダイナムコゲームスは、8月29日発売予定のプレイステーション 3用スタイリッシュ対戦格闘ジョジョアクション「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」が発売前に体験できる「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」×「プレコミュ」プレミアム体験イベントを8月24日に開催。同社のサービス「プレコミュ」で募集が行なわれ、その当選者のみが参加できるクローズドなイベントだ。
なお、筆者もプレイすることができ、お伝えしたいことが山ほどあるのだが、残念ながら試遊台の内容は公開NGであり、お伝えすることができない。その点ご容赦いただきたい。
イベント参加者と開発者が戦う大会を開催!果たして勝利するのはどちらか!?
重ちーの対戦プレイも初公開!
単なる試遊ではなく、チームを組み代表者が戦う大会が行なわれる本イベント。チームは事前に決められており、1チームは最大5人。自己紹介の後、30分の練習タイムに。練習タイムでは、会場にいる開発者たちにアドバイスをもらいながら、プレイできるようになっていた。
本イベントは3回に分けて行なわれ、筆者が取材した1部では約1/4が女性という男女比。「JOJOraDIO イベントスペシャル」でも女性ファンが多かったことからもわかる通り、「ジョジョの奇妙な冒険」は今や男性だけでなく、女性ファンもかなり多いことがわかる。
参加者は練習時間の後、大会エリアに移動。エリア内に設置されたステージには、バンダイナムコゲームス プロデューサー 新野 範聰氏、 サイバーコネクトツー 社長兼開発ディレクター 松山 洋氏、プロジェクトリーダー 中舎 健永氏、リードアーティスト 木下 義崇氏が登場。ゲームの紹介や大会の実況を行なった。
簡単にではあるが、大会の模様をレポートしていきたい。
まず、大会のルールは以下の通り。
・8チームによるトーナメント
(2回戦は、1回戦の勝利チームと開発者が対戦)
・毎試合、抽選により選ばれた各チームの代表者が戦う
(1度試合に出た代表者が2度選ばれることはない)
・1ラウンド先取で勝利
(ドローの場合は再戦)
・使用キャラクターの制限はない
優勝チームには会場に飾られた「ジョジョの奇妙な冒険」のフィギュアが1人1体プレゼントされるのだが、抽選で選ばれた人が負ければ、その時点でチーム全員が敗北と、なかなかプレッシャーのかかるルールだ。しかしながら、開発者が勝てば、参加者全員から抽選でフィギュアプレゼントされるという、負けたチームでもフィギュアがもらえるチャンスのある大会になっていた。
第1試合 | ○ | ジョナサン・ジョースター(1部) VS 空条承太郎(3部) | × |
第2試合 | ○ | シーザー・アントニオ・ツェペリ(2部) VS ワムウ(2部) | × |
第3試合 | ○ | 空条徐倫(6部) VS 川尻浩作(4部) | × |
第4試合 | ○ | 東方仗助(4部) VS 東方定助(8部) | × |
第3試合では、徐倫が圧倒的に攻める展開だったが、後半に川尻浩作が「バイツァ・ダスト」で体力とラウンドタイムを戻す場面があり、会場を盛り上げていた。
第1試合 | × | ジョセフ・ジョースター(2部) VS シーザー・アントニオ・ツェペリ(2部) | ○ |
第2試合 | ○ | 空条承太郎(3部) VS DIO(3部) | × |
第3試合 | ○ | ディオ・ブランドー(1部) VS ジョナサン・ジョースター(1部) | × |
第4試合 | ○ | ジョニィ・ジョースター(7部) VS ファニー・ヴァレンタイン(7部) | × |
2回戦は1回戦の勝利チームと開発者の対戦だ。開発者たちは全員、参加者の選択したキャラクターに合わせて、同じ部に登場するキャラクターを選択していた。第1試合ではジョセフが松山氏、第2試合ではDIOが中舎氏、第3試合ではジョナサンが木下氏、第4試合ではファニー・ヴァレンタインが新野氏だ。
松山氏曰く「僕と木下はアンパイ」というだけあって、この2人に当たった参加者チームは勝利。そして第2試合に登場した中舎氏は試合前に「どんなことがこのゲームでできるかお見せしたい」とコメント。スタイリッシュムーブ(攻撃が当たる直前にガードすることで相手の攻撃を避ける)を使いこなし、華麗に勝利していた。逆に第4試合の新野氏は、「これまであまりファニー・ヴァレンタインを紹介できていないので、色々お見せしたい」とコメントして試合に挑んだものの、何もできずにパーフェクト負けであった。
第1試合 | × | ファニー・ヴァレンタイン(7部) VS ジャイロ・ツェペリ(2部) | ○ |
第2試合 | × | 空条承太郎(3部) VS 東方仗助(4部) | ○ |
第1試合、ジェイロ・ツェペリが開発者で唯一残った中舎氏だ。試合中盤まで互いに譲らぬ展開だったが、後半から容赦なく下段コンボを連発した中舎氏が勝利。第2試合は女性プレーヤー対決。承太郎側のプレーヤーは「練習で自分が使っているキャラクターがどちらかわからなくなる」ほどゲームは苦手とのこと。きっちりイージービート(□ボタンを連打することでコンボが繋がり、ゲージがあればハートヒートアタックまで出るシステム)を決めていた仗助が勝利した。
× | ディアボロ(5部) VS ブローノ・ブチャラティ(5部) | ○ |
決勝戦は参加者がブチャラティを選択し、それに合わせて中舎氏がディアボロを選んで試合はスタート。なかなかの好勝負であったがグレートヒートアタック(ゲージ2本を使用する必殺技)を狙う中舎氏の工芸をうまく封じて、試合前に「ここまでチームのみんなが繋いでくれたので絶対に勝ちたいです」とコメントしていた参加者チームの代表が見事に勝利した。
勝利チームには「ジョジョの奇妙な冒険」のフィギュアに加え、8月28日に開催される「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル 発売前夜祭ッ!」への参加権利もプレゼント。ちなみに残ったフィギュアは抽選で参加者にプレゼントされた。
さらに松山氏から、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル 発売前夜祭ッ!」には興津和幸さん(ジョナサン・ジョースター役)、羽多野渉さん(東方仗助役)、真殿光昭さん(東方定助役)がゲストとして登場することも発表された。
これで終わりかと思われたが、最後に先日発表のあったDLC「矢安宮 重清(重ちー)」の対戦を初公開。このエキシビジョンをもって、イベントは閉幕となった。
(C)荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険制作委員会
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