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DeNAカスタマーサービス「サイトパトロール」プレスツアーレポート

400名体制の人的対応と、啓蒙活動などにより安心なコミュニティ作りに取り組む

ディー・エヌ・エーの取り組みについて紹介した、ディー・エヌ・エー カスタマーサービス部部長の西雅彦氏

 ディー・エヌ・エーは7月25日、ディー・エヌ・エーが提供しているSNSサイトの監視を行なう「DeNAカスタマーサポートセンター」のプレス向けツアーを開催した。

 ディー・エヌ・エーはモバイル向けソーシャルネットワーキングサイト「mobage」などのSNSを運営している。これらのサイトは他のユーザーとメッセージをやりとりしたり、ブログを書いたりといった様々なコミュニティ機能を持っている。

 過去にその機能を使い未成年者が犯罪に巻き込まれたことがあり、ディー・エヌ・エーではその様な事故を防ぐために、基本的にSNS内で出会ったユーザーとの出会いを規約で禁止している。しかし出会いを求めるユーザーが後を絶たないのだという。また意図せず個人情報を流出させてしまうユーザーも居たという。

 ディー・エヌ・エーではこれらの事象に対処するために、大きく「システム対応」、「人的対応」、「啓蒙活動」を行なっている。プレスツアーではこれらの取り組みについて、カスタマーサービス部部長の西雅彦氏より紹介が行なわれた。

 まずシステム的な対応としてディー・エヌ・エーが運営するSNSでは、出会い目的などで電話番号やメールアドレスを交換しようとしても、システムで制限されておりメッセージは送信できなくなっている。更にメールアドレスを書いた紙などを写真に撮りアップロードすることで情報を伝えようとするユーザーもいるそうだが、アップロードされる画像は全てサポートセンターで目視でチェックされており、問題のある画像は5分から10分程度で削除されるという。

 更にこのような問題のある書き込みや画像を削除した際は、SNS内のメッセージ機能で削除した箇所と削除理由をユーザーに連絡し、再発を防ぐような取り組みも行なっている。

 またこの様なトラブルを事前に防ぐために。「悪口や嘘を書かない」、「個人情報を公開しない」、「ネットの外では会わない」というようにユーザーに呼びかけ、啓発活動として小中学生や、保護者、教職員を対象にセミナーを行なっているという。

 ディー・エヌ・エーではこれらの取り組みを行なうことにより、トラブル事例を大きく削減できることができたという。西氏は「これからも引き続きサイトの健全化を続けていきます」と強く語った。

SNS内の連絡手段は監視されているため、外部サービスに誘導しようとするユーザーが多いのだという
規約に違反する書き込みに対してはシステムで制限を行なったり、カスタマーサポートセンターのスタッフによる目視調査にで削除していく
トラブルを事前に防ぐための各種セミナーなども行なっている

【書き込み例】
直接電話番号や外部ホームページのアドレスなどを送信しようとするとシステムでブロックされる
アドレスや電話番号を分割して書き込んだり、写真に撮ってアップロードするなどあの手この手で規制をくぐりぬけようと試みるが、これらの書き込みや写真はスタッフにより削除される

【DeNAカスタマーサポートセンター】
東京と新潟にカスタマーサポートセンターがあり、合計で400名のスタッフで24時間365日人的監視を行なっている
電話対応のセンターも併設されユーザーからの問い合わせに対応している

(八橋亜機)