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「ArcheAge」の世界を見る・作る・遊ぶ~「見る」編~
危険地帯に刑務所……アブなくも魅力的な名所
(2013/7/11 12:20)
名所すらプレーヤーが作れる、プレーヤーが作った観光名所を紹介
ここまでに紹介した観光名所はあらかじめシステムに組み込まれたスポットだが、「ArcheAge」ではプレーヤーの手によって観光名所を作ることもできる。本気で作り込むのは時間がかかるが、街を歩いているとその萌芽を見ることもある。
なお今回紹介するのはファミリーテスト、クローズドβテスト期間中に作成されたもので、本日からスタートするオープンサービスには引き継がれていないのだが、プレーヤーの手で作られた名所の参考としてご覧いただければと思う。
現代アート? 絶妙なバランスで積み上げられた「木箱」
プレーヤーの住宅地や畑には特定のオブジェクトを配置することができる。何人かのプレーヤーは木箱を積み重ねて遊んでいた。微妙に段差をつけて配置することで、高く積み上げることが可能のようだ。
積み上げられている木箱には所有者以外も乗れるので、1番高いところまで登って「グライダー」で住宅地を空中散歩、といった楽しみ方もできる。たかが木箱積みのようにも思えるが、一方で木箱がどこまで積み上げられるか、といった方面にも興味が湧いてくる。木箱積みの限界に挑戦するプレーヤーが登場することも、今後予想されるできごとだろう。
危険地帯も見方を変えれば観光名所に。ちょっと危ないオススメ観光スポット
ここから先は、少し危険ではあるが、その分見どころあるエリアを紹介しよう。
ロープを使って古城に潜入。「忘却の城」
ロープを伝って敵の本拠地に潜入する。映画などではありがちなシチュエーションだが、ゲーム内でもそんなシチュエーションが楽しめるスポットが「忘却の城」だ。
こちらは「ヌイアン」の序盤クエストで向かうことになる場所で、盗賊団のアジトになっている古城に潜入し、あるNPCを救出するという内容のもの。盗賊団のボスが登場したり、城内にはちょっとした仕掛けもあるので序盤にしては歯ごたえがあるスポットになっている。
なおネタバレになるので詳細は避けるが、堀を泳ぐと何かが見つけられるかもしれないので、遊びに行く際はこちらも忘れないようにしたい。
アクセスは「ステア村」から道沿いに西に向かうことで可能。クエストを順番に進めていけば自然に到達できる場所だ。
攻城兵器で城壁を乗り越えて攻め込む「ウォリアーキャッスル」
日本版サービスではまだ実装されていないが、「ArcheAge」には攻城戦コンテンツが準備されている。先ほど少し紹介した「蜃気楼の島」には攻城戦に使用すると思われる攻城兵器の設計図が販売されているのだが、実際に作成する事はできなかった。
しかし攻城兵器に乗れるエリアが用意されている。それが西大陸の「ゴールド平原」にある「ウォリアーキャッスル」だ。ここにはプレーヤーが実際に操作できる攻城兵器が置いてあり、自由に動かすことができる。実際の攻城戦に向けてここで動かし方を練習しておくのもよさそうだ。
アクセスは西大陸の「ゴールド平原」を道沿いに西に行けば到達できる。周囲のモンスターはLv35付近と高レベルなのでしっかりと準備を整えて向かうことをオススメする。また本エリアは中立地帯と呼ばれ、プレーヤー同士の攻撃が可能なエリアなので、西大陸のプレーヤーは東大陸のプレーヤーやプレーヤーキラー(PK)にも注意する必要がある。
東大陸のプレーヤーは船で向かっても良いが、東大陸の「カオノルド」というエリアからワープゲートを使うことで「ゴールド平原」に移動できるので、そちらを利用するのが手軽で確実だ。
ムショ暮らしも悪くない。牢獄も1つの観光名所
ファミリーテストの体験レポートでもお届けしたが、「ArcheAge」の世界で罪を犯すと裁判にかけられ牢獄に送られてしまう。しかしそんな牢獄も、考え様によっては観光スポットと呼べるのではないかと思う。今回は西大陸、東大陸の両方の牢獄に潜入してきたので紹介する。
西大陸の牢獄は「都市型」、「マリアノープル」の牢獄
西大陸の牢獄は先ほど紹介した「マリアノープル」という都市の中にある。雰囲気は「マリアノープル」の都市を踏襲しており、ヨーロッパ風の石造りの建物になっている。都市型の牢獄の為少し背を伸ばすと嫌でも都会の建物が目に入り、外へ出たい、自由を掴みたいという欲望を駆り立てられる。
アクセス方法だが、「犯罪」をするのが最も手軽な方法だ。またグライダーで空中から侵入することもできる。
東大陸の牢獄は「孤島型」、海に浮かぶ「オーステラ」の牢獄
東大陸の牢獄は西大陸と対照的に海に浮かぶ小島の上に建設されている。サンフランシスコの名所「アルカトラズ島」のようなものだろうか。西大陸の牢獄とは雰囲気が違い、全体的に土壁作りの様な黄土色をしている。
見上げてもそこにあるのは空だけ。開放感はこちらの牢獄の方が上だ。また牢獄内に塔があり、そこから対岸の「オーステラ」の街を見ると自由の偉大さをひしひしと感じられる。同じ牢獄で比べるとこちらの方が美しい景色を楽しめるだろう。
なおアクセス方法は西大陸と同様犯罪をするか、グライダーで侵入すると入ることができる。しかし海に浮かぶ島という立地上グライダーで入るよりは素直に(?)犯罪した方が簡単だろう。
なおファミリーテストの記事でもご紹介したが脱獄することも可能だ。今回もネタバレになるため詳細は伏せるが、西大陸と東大陸で微妙に脱獄方法が異なる。ぜひ刑務所仲間と協力して自由を掴みとって欲しい。
さて、今回の記事では主に西大陸、東大陸の観光スポットを紹介してきた。しかし「ArcheAge」の冒険の舞台はこの2大陸だけではない。広大な海も冒険の舞台だ。海には海賊達の島「グロウル島」や貿易のメッカ「フリーダムロード」、そして名も無き無人島など様々なスポットが存在する。
泳いで向かうことも可能だが、海にはモンスターも出現するので生身で向かうのは少々難しい。そこで次回以降の記事では「作る」、「遊ぶ」というテーマのもと、これらの島にアクセスするための船を作り、実際に島を目指して冒険に出たいと思う。そこにはどんなストーリーが待ち受けているのか、楽しみにしていて欲しい。
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