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NVIDIA、携帯型ゲーム機「SHIELD」の出荷を7月に延期

理由はQAでハードウェアトラブルが発見されたため

7月発売予定

価格:299ドル

E3 NVIDIAブースでの一コマ。このように「Skyrim」のようなリッチなPCゲームをストリーミングしてSHIELDで遊ぶこともできる

 米NVIDIAは現地時間の6月26日、公式サイトのブログを更新し、6月下旬に出荷予定としていたAndroidベースの携帯型ゲーム機「SHIELD」の発売時期を7月に延期したことを明らかにした。価格は299ドルのままで、日本での発売は依然として未定。

 「SHIELD」は、マルチタッチに対応した5インチRetinaディスプレイを採用したAndroidベースの携帯型ゲーム機。GPUに同社が誇る最新モバイルプロセッサ「Tegra 4」を採用し、各種Androidタイトルや「SHIELD」専用タイトル、そしてPCゲームをストリーミングしてビューアー兼コントローラーとしても楽しめるなど、非常に多機能なエンターテインメント端末となっている。

 延期の理由は、最終的なQAのプロセスにおいてサードパーティーのパーツにおいてハードウェア的な問題が発見されたためとしている。同社では、6月27日に出荷を予定していたというが、このトラブルが発見されたことにより、7月に発売を見送ったとしている。公式ブログでは、予約者をはじめ、「SHIELD」を待ち望んでいたすべての人に対して謝罪すると述べており、来月の発売までお待ちいただきたいと結んでいる。

(中村聖司)