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【E3 2013】陸、空の次はもちろん海「World of Warships」シアターレポート

E3会場にて初のプレイアブルムービーが公開

6月11日~13日開催(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

 弊誌では既にWargaming.netのブースに出展されていたタイトル「World of Tanks」、「World of Waplanes」のレポートをお届けした。陸、空と来ると次はもちろん……ということで海戦をテーマにした「World of Warships」のレポートをお届けしたい。

 なおこのタイトルは現在開発中で、α版程度の完成度とのこと。その為Wargaming.netのブースの中では唯一試遊台が展示されていなかった。プレイムービーを流しながら、開発者が解説するというスタイルで行なわれた。そのため試遊レポートではなく、シアターレポートとなるので留意して欲しい。

空母が、戦艦が、駆逐艦が艦隊を組んで艦隊戦を行なう

ドーム型のクローズドシアターで上映された

 「World of Warships」はWargaming.netが開発中の海戦アクションゲーム。昨年タイトルについての発表が行なわれ現在開発を進めている。

 現段階での登場国はアメリカと日本の2カ国で、空母、戦艦、巡洋艦、駆逐艦といった艦船が確認できた。もちろん「大和」も登場する。今後はイギリス、ドイツ、ソ連といった国も登場する予定だという。

 それぞれの艦種毎に戦い方は異なるようで、戦艦は大口径の主砲をメインに使った艦砲射撃がメインの攻撃手段だが、空母の場合は航空機を使って攻撃する様子や、巡洋艦からは魚雷による攻撃も確認できた。現実世界の艦隊戦の様に各艦が自分の強みを生かし、味方艦をサポートして戦っていくゲームになっている。

 ムービーに登場したマップは小さな島が狭い地域に複数集まっている群島の様なエリアで、6 vs 6の艦隊戦を行なっているのが確認できた。

 島と島の間を座礁しないように慎重に進む。島の中には小高い山の様になっている島もあり、上手く影に隠れることができれば艦砲射撃から身を守ることも可能なようだ。

 艦隊戦というスケールのせいか、戦闘スピードはこれまでに紹介した「World of Tanks」や、「World of Warplanes」に比べるとゆったりとした印象を受けた。

 グラフィックスは美しく、波の表現や、砲撃を受けて上がる水柱はかなり迫力があった。効果音も重厚的で、シアターでゲームプレイを見ているとまるで映画館で戦争映画を見ているかのような錯覚にすら陥ったほどだ。

 マップの数や軍艦の数などを考えると、サービス開始まで時間はかかりそうだが、「World of Tanks」とも「World of Warplanes」とも違った戦争のアクションが楽しめそうな本作。特に日本の軍艦も参戦するとのことなので、こちらもサービス開始を楽しみにしたい。

【スクリーンショット】
海面の表現や、水柱の表現は素晴らしい。また本作では天候も変化する要素があるという

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