ニュース

PS3/Xbox 360「GRID 2」最新情報を公開

収録コースの詳細、キャリアモードなどを紹介

7月25日発売予定

価格:7,770円

 コードマスターズは、7月25日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用レースゲーム「RACE DRIVER GRID 2」の収録コースの詳細やキャリアモードなどの情報を公開した。

 本作のメインのモードとなるのは、新人ドライバーから経験を積んで名プレーヤーに成長する「キャリアモード」。このモードではテストに参加したり草の根レースへ参戦して、ファンの数を口コミで増やしていくのが目的となる。

 レースで上位入賞をして活躍すると、スポンサーが付いたり、イベントへの招待もされるようになる。またレース結果によってより高性能なマシンがアンロックされていき、パターンやデザイン、色なども好きに選択できるようになる。

【キャリアモード】

 登場するコースは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの3大陸を舞台とした「市街地コース」、「オープンロード(地点間コース)」そして「サーキット」の3つの環境タイプがある。各タイプの特徴と3大陸のコースの概要は以下の通り。

環境タイプの特徴

市街地コース

 色彩も個性も異なる世界各地の刺激的な都市が、サーキットに生まれ変わって登場する、本作の中心となるコース。複数の分岐点やダイナミックなルートが待ち受け、個性が凝縮されているのが特徴。

オープンロード(地点間コース)

 高速レースが楽しめるよう設計されたコースで、見通しのいいルートやドラマチックな景観が特徴。ドリフト走行に最適な地形のコースも含まれている。

サーキット

 公式なレースが行なわれる実在のサーキットをモチーフにしているため、非常にテクニカルな上、正規のレースらしい雰囲気を併せ持つ点が大きな特徴。

アメリカ

シカゴ

 ダウンタウンにある観覧車やビル群を望みつつ、特徴的な高架鉄道の下を通過する市街地型コース。直角コーナーが多いことも本コースの特徴の1つ。レース中には、線路と鉄道の車輪の間から飛びだす火花の中を抜けるスリリングな場面もある。

マイアミ

 コースサイドのヤシの木やマリーナなどが、開けた雰囲気を盛り上げる市街地型コース。高低差があるため、コーナーや分岐点では細心の注意が必要だが、同時にオーバーテイクも狙える。

カリフォルニア

 木々の生い茂る中、カリフォルニアの海岸線を進む、オープンロード型コース。断崖絶壁やむき出しの岩肌が左右に待ち構える起伏の激しいコースには、オーバーテイクを仕掛けるコーナーが多数存在している。

インディアナポリス

インディアナポリス市近郊にあるスピードウェイで、世界3大レースの1つといわれるインディ500マイルやかつてF1グランプリの開催サーキットとしても知られる、サーキット型コース。

ヨーロッパ

バルセロナ(スペイン)

 開放的な雰囲気の中に、ショップの建ち並ぶエリアやガウディ作のサグラダ・ファミリアをはじめとする歴史的建造物が点在する市街地型コース。大小様々なコーナーや分岐点が多数あり、道幅の狭い箇所では、接触に細心の注意が必要。

パリ(フランス)

 凱旋門やエッフェル塔などの観光スポットも登場する、石畳が特徴的な市街地型コース。道幅が狭く、急なヘアピンコーナーが多数待ち受け、運転技術が問われる。セーヌ川を挟んでのレースも行なわれる。

コートダジュール(フランス)

 風光明媚なリゾート地として観光客にも人気の高いエリアに設置された、オープンロード型コース。緩やかな勾配のある、牧歌的な田園風景や切り立った岩壁、特徴的な家々の間を進む。次から次へとコーナーが続くため、ライン取りには注意が必要。

レッドブルリンク(オーストリア)

 かつてのF1では名勝負が数々生まれた地として知られるサーキット型コース。丘の上にあるため起伏が大きく、道幅も狭いため、集中力が必要。オーバーテイク可能なポイントも多数存在する高速コース。

ブランズハッチ(イギリス)

 国際的なメジャーレースの開催地としても使用される、歴史的なサーキット型コース。森を囲むように周回するコースは、全体的に高低差が非常に激しいだけでなく、低速から高速まで、様々なコーナーが多数点在するため、ブレーキングが肝になる。

アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(ポルトガル)

 アルガルヴェの海岸線近くに位置する、2009年に設置された国際レーシングサーキット型コース。F1のテストやル・マン・シリーズ、GT選手権でも使用され、上り坂と下り坂が交互に登場する、ブレーキングのポイントがつかみにくい、やりがいのあるレイアウト。

アジア

奥多摩(日本)

 奥多摩のダムや日本を思わせる建造物を望みつつ進む、自然豊かな山道のオープンロード型コース。お馴染みの交通標識なども登場するコースには、ドリフトを楽しむのに最適なカーブが多数出現する。急こう配を制すことがポイント。

香港(中国)

 夜景の名所として知られるビクトリア・ピークの周辺に設置されたオープンロード型コース。高層ビル群を望む、高低差の大きいエリアにあり、道幅が狭い上、コーナーが点在。ドライバーのテクニックが試されるスリリングなレースが楽しめるコースとなる。

ドバイ(アラブ首長国連邦)

 建設中の高層ビルがそびえ立つ、発展著しい都市部に設置された市街地型コース。比較的広い道幅なので、オーバーテイクの機会は十分あるが、高速コースなので油断禁物。砂に足を取られないように注意も必要!

ヤス・マリーナ(アラブ首長国連邦)

 F1で唯一のトワイライトレースとなる、アブダビ・グランプリの開催地として知られるサーキット型コース。長いバックストレートを特徴とし、また終盤には低速コーナーが連続するユニークなレイアウトになっている。オーバーテイクが難しいコースの1つ。

【最新映像】
投資家であるパトリック・キャラハンが、新チャンピオンシップ「WSR」で目指すもの、そしてアメリカのレースクラブをWSRに引き込むという計画を話す

(安田俊亮)