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3DS「@SIMPLE DLシリーズ Vol.12 THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」
キャラクター、ストーリーを強化し、やりこみ要素も備えた脱出ゲーム
(2013/4/18 20:30)
ディースリー・パブリッシャーは、ニンテンドー3DS用脱出ゲーム(探索・推理・ナゾトキADV)「@SIMPLE DLシリーズ Vol.12 THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」を4月24日からニンテンドーeショップで配信するダウンロード専売ソフトとして発売する。価格は700円で、制作はインテンス。
「THE 脱出ゲーム ~危険な5つの密室~」は、閉鎖空間を始め、居酒屋のトイレや暴走自動車など様々な密室空間から脱出していく正統派の脱出ゲーム。フィーチャーフォンやスマートフォンでリリースされた「THE 脱出ゲーム」を原作としながらも、ニンテンドー3DSで遊ぶためにストーリー・キャラ・グラフィックス・ギミック・操作性などを大幅に見直し刷新している。
実績システムや難易度セレクトなど、やりこみ要素についても各種要素を導入し、ゲームに慣れているユーザーにアピールすると共に、好きなタイミングでヒントを聞くことができる初心者向けの「初心者モード」も用意されている。通常のモードから「初心者モード」に切り替えることはできるが、逆に難しいモードに切り替えることはできない。
ディースリー・パブリッシャーとインテンスの脱出ゲームシリーズとしては「密室」シリーズがリリースされているが、「THE 脱出ゲーム」は脱出ゲーム部分が約2倍のボリュームとなり、キャラクターも喜和氏が手がけており、グラフィックス付きで豪華になっている。「密室」シリーズをベースにシステムは練り込まれており、より快適な操作性を実現している。
【イントロダクション】
「ここは……どこだ……?」
主人公の佐川 健太郎(ケンタロウ)は、大学時代の友人たちとの飲み会を楽しんでいた。友人たちとの一時を過ごすうち、いつしか眠ってしまったケンタロウだが、彼が目を覚ますとそこは、冷たいコンクリートに覆われた見知らぬ密室だった……。
窓ひとつなく、仲良く飲んでいた友人達も見当たらない。二日酔いの頭痛をこらえながら体を起こしたそのとき、部屋のスピーカーから何者かの声が聞こえてきた。
「おめでとう、キミは私の作ったゲームのプレーヤー第一号に選ばれた。ルールはいたって単純明快だ。キミは今、その部屋に監禁されている。そこから脱出するだけだ」
何が起こっているのか状況が掴めないまま、ケンタロウがこの部屋唯一の出入口である鉄の扉を開けようと試みるが、扉は非情にも固く閉ざされていた。よく見ると電子ロックのような機械が取り付けられており、何者かの手によって意図的に封鎖されているようだ。
「くそっ……どうやらこの“ゲーム”とやらを素直にクリアするしかなさそうだな……」
何者かの手によって“ゲーム”に参加させられたことを、否応なく理解させられたケンタロウは、この謎の密室から脱出するべく、仕掛けられた数々の罠と謎に立ち向かっていくのだった。
しかし、これはただの“ゲーム”ではなく、後に起こる大きな事件の序章に過ぎないと言う事を彼はまだ知らなかった……。