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「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3」スペシャルイベント
70分を超える実機デモプレイを披露!
開発者と来場者の対戦はとんでもない結果に!?
(2013/2/16 22:50)
2月16日、バンダイナムコゲームスはバンダイナムコ未来研究所にて、「ナルティメットストーム」シリーズの生誕10周年と世界累計出荷本数1,000万本突破を記念した「プレミア上映会&サイバーコネクトツー松山洋からの挑戦状」イベントを開催した。
発表会では最初にバンダイナムコゲームスの佐々木夕介プロデューサー、サイバーコネクトツー松山 洋社長兼開発ディレクターが登場。「今から18年前の2月16日にサイバーコネクトツーを設立しました。設立記念日なんです。こういう日にイベントを組んでくれるなんてバンダイナムコゲームスは憎い演出をしてくれます(笑)。今日は最新作を皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします」と松山社長から挨拶があった後、佐々木プロデューサーは原作者の岸本斉史氏から届いたメッセージを紹介。
【原作者 岸本斉史氏からのメッセージ】
ナルトゲーム、ナルティメットストーム3!!
いよいよ発売です!!
わくわくしますね!!
今回はまたストーリーモードがふんだんにあり
かなりのボリュームで
バトルモードでは人柱力も全員使えちゃう
みたいです!!
映像クオリティはもちろんのこと
細部や動きにもこだわりまくって大変な
出来になっているようです……ヤバイです!!
原作者が言うのもなんですが マンガより
面白いです! 待ちきれない……マジで!!
これを受けて「本当に嬉しいですが、最後はなんですか! マンガより面白い訳ないでしょ(笑)」と嬉しいながらも困る松山社長だったが、最新作「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3」に関して「岸本先生にずっと監修していただいて続けているシリーズですが、今回は本当に大ボリュームなんですよ。“2”からおよそ2年半、“ジェネレーション”から1年経過していますけども、2年半ほど“3”を作り続けてきて、対戦部分もパワーアップしてますし、“2”で評判の良かったドラマ、ボスバトルも大ボリュームで、クオリティもアップしています。モニタープレイで普通に遊んでストーリーモードだけで20時間、クエストなどもプレイすれば50~100時間という過去最大のボリュームになっています」と最新作への自信を語ってくれた。
※最新作「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3」は、4月18日発売予定。プレイステーション 3/Xbox 360共に7,480円。
さらに先日明らかになった2月19日にPS3向けに配信される体験版について「今回のストーリーモードは16年前の“九尾事件”からスタートして、“五影会談”を経て、最新のエピソードである“忍界大戦”もたっぷり入っているのですが、その始まりの物語である“九尾事件”、四代目火影・ミナトの活躍を収録した体験版になっています。製品版からいくつかカットしていますが、普通の体験版より、大ボリュームになっていますし、クオリティも感じてもらえると思います」とコメント。
そしてプレミア上映会がスタート。この上映会は“3”に収録される第4章「ナルト出生」を最初から最後まで佐々木プロデューサーが実機プレイするという企画。第4章「ナルト出生」は、九尾の力をコントロールすべく九尾と戦う中、封印術に残されたチャクラとして存在する母に出会い、父と母の馴れ初め、ナルトが人柱力になった16年前の“九尾事件”の経緯、そして両親からナルトへの大きな愛情を知ることになるファン感涙のエピソード。会場では感極まって泣いてしまう人が多数見受けられた。筆者はこのストーリーを知っているにも関わらず、涙がこぼれるのを必死に我慢しながら取材を続けたほどだ。
本作にはフィールドの探索などを一切せず、ストーリー進行のみを優先したプレイだったが、なんと今回のプレイ時間は70分超。全何章かはまだ発表できないそうだが、大ボリュームなのは間違いないだろう。映像のクオリティもさすがだ。是非とも2月19日に配信される体験版をプレイしてもらいたい。
サイバーコネクトツー開発陣と対戦の結果や如何に?
続いて、「サイバーコネクトツー松山洋からの挑戦状」のコーナーに。最新の対戦ROMを使い、抽選で選ばれた来場者と開発者が対戦。開発者に勝利すればPS3かPlayStation Vitaの好きな方が貰えるというイベントだ。PS3とPS Vitaは松山社長の自腹となる。
対戦する開発者は松山社長と開発で最も強いという石橋ディレクターのどちらか。これは名前の書かれたカードを引いて決定する。カードは石橋ディレクターが3枚、松山社長は1枚。運が良ければ松山社長と対戦できる仕組みだ。
抽選で最初に選ばれたのは9歳の少年。経験者だそうだが、少年であることを考慮した佐々木プロデューサーは松山社長のカードだけわかるようにカードを引いてもらい、松山社長との対戦が成立。少年は我愛羅、松山社長はナルトを選択して対戦を始めたが、2本目の体力ゲージを6割ほど残して少年が勝利。見事PS Vitaを獲得した。
続く2戦目は男性が自力で松山社長を引き当て勝利、3戦目は石橋ディレクターが辛勝、4戦目は男性が石橋ディレクターを引いたものの勝利と、開発者にとって厳しい展開で対戦は進み、最終的に6戦して開発陣が5敗する散々な結果に。今回、午前の部を取材したのだが午後の部ではどうなったのか興味深いところだ。
最後に佐々木プロデューサーから「1,000万本を突破しましたシリーズの最新作は、ゲームとしての出来、キャラクター数も過去最高です。4月18日まで期待しながら待っていただければと思います」、松山社長は「もう挑戦状とか言いません。明らかに開発者よりユーザーの皆さんの方がうまいと嫌という程わかりました。できれば午後の部もやめたいくらいです(笑)。初回封入特典も充実していますので予約してゲットしていただきたいと思います。我々10年の集大成“ナルティメットストーム3”発売まであとわずかです。よろしくお願いします!」とコメントし、午前の部は閉幕となった。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
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