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PS3/Xbox 360「ロックスミス」

アーティスト「POLYSICS」がデモプレイを披露!

12月12日 開催

「Polysics」のハヤシさん(上画像・右)とヤノさん(同・左)

 ユービーアイソフトは、アーティスト「POLYSICS」がプレイステーション 3/Xbox 360用リアルギターゲーム「ロックスミス」のデモプレイを披露するクローズドイベントを都内で開催した。ここではデモプレイの様子とミニインタビューをお届けする。

 「POLYSICS」は、ハヤシさん(ギター、ボイス、シンセサイザー、プログラミング)、フミさん(ベース、ボイス、シンセサイザー)、ヤノさん(ドラムス、ボイス)の3人編成バンド。1997年に結成され今年で15周年を迎える。1999年にアルバム「1st P」でインディーズデビュー、翌年にキューン・レコードからマキシシングル「XCT」でメジャーデビュー。アメリカのロックバンド「DEVO」に多大な影響を受けたといい、身体の芯から弾き出されるパワフルかつタイトな演奏、シンセサイザーやPCを駆使したデジタルの融合が「POLYSICS」ならではのサウンドと空気感を醸成。国内にとどまらず世界中でファンを増やし続けており、12月5日にニューアルバム「Weeeeeeeeee!!!(初回生産限定盤 CD+DVD2枚組、3,500円 / 通常盤CD 3,059円)」をリリース。2013年1月より全国ツアーが行なわれる。

 デモプレイに参加してくれたのは、ハヤシさんとヤノさん。ハヤシさんはギター担当なのでプレイに参加してくれることは当然とも感じるだろう。しかし、ドラムスのヤノさんが何故? と思われるかたもおられそうだが、実はヤノさん、とある企画でギターを猛レッスン中。細かい経緯などは公式サイトを参照していただきたい。デモはふたり同時プレイで行なわれ、「何の曲をやろうか?」と相談しつつ選ばれたのは「The Knack」の「My Sharona」。

 「ロックスミス」に触れるのは本日が初というおふたり。ライブでは卓越した演奏力を誇るハヤシさんが、画面を見ながら若干前かがみで恐る恐る弾く様子は、あまりにも新鮮というか、恐らくここでしか見られないであろう微笑ましいシーン。ヤノさんも、これまた普段では絶対にお目にかかれない“どことなく自信なさげでフワフワした感じ”が周囲の笑いを誘う。それでもすぐに慣れてきて、曲の終盤には「さすがプロ!」という見事なたたずまいで堂々たるフィニッシュを決めてくれた。

 続けて披露されたのは、ミニゲームをプレイしてギターやベースのテクニックを身につけていく「ギターケード」のデモプレイ。担当したのは「まさに適任!」というヤノさんで、画面に表示されるコードを弾いてゾンビを倒す「DAWN OF THE CHORDEAD」を選択。Amなどわかりやすいコードのときはズバッとキメポーズを取る余裕もあったが、セブンスなど不慣れなコードが表示されると「あれ?」と大慌て。それでも途中から「これいい! 凄くいい練習になる!」と喜色満面。スタッフの方から「そろそろインタビューに……」とうながされるまで、本当に楽しそうにプレイしている姿が印象的だった。

最初にプレイしたのは「The Knack」の「My Sharona」。ふたり同時プレイで、コードと単音を分担。ハヤシさん、ヤノさん、どちらも心底楽しそうにプレイしていた

ギターを特訓中のヤノさんが「ギターケード」デモプレイを披露。慣れていないコードに困惑するヤノさんをハヤシさんが「ここだよ、ここ」とフォローする場面もチラホラ。来年1月から行なわれる全国ツアーが色々な意味で楽しみだ

「POLYSICS」ミニインタビュー ~プロも納得する革新的なゲーム~

――「ロックスミス」を実際にプレイされてみて、いかがでしたか?

ハヤシさん:ギタリスト視点からすると、本当に作りが丁寧ですね。ゲームをやる前にチューニングをする、音楽にギターの音をあわせてくれる……クリーントーンの楽曲だったらクリーントーンになるし、「Megadeth」とか「Nirvana」とかメチャクチャ歪む曲なら、そういうギターの設定をしてくれる。凄いな! と思いましたね。

ヤノさん:俺はギタリストではないんですけど、初めてプレイする人でも“導いてくれる”感じで、凄く楽しかったです。楽しく音楽、楽曲を学んでいけるというか。面白いです。

ハヤシさん:練習モード(ギターケード)もあって。難しいところは繰り返し練習できるところであったり。初心者、プロ、どの層にも行き届くというか。凄い丁寧な作りのゲームだな、と思いましたね。

――実際にギターを使ってプレイするゲームがあるときいたとき、どんな印象を抱かれましたか?

ハヤシさん:まさか! と思いましたね(笑)。まさかそんな、ねぇ? どういうことだ? と。でっかい「?」が頭に浮かびましたね。

――実際プレイされて、凄いなと感じたところは? たとえば音質であったりとか?

ハヤシさん:音質はメチャクチャいいんですよ! 音がいいし、その音も自分でカスタマイズできるんですけど。その音を聴いたときのクオリティの高さたるや、物凄かったですよ!

ヤノさん:あと、種類も多いですよね。アンプ、エフェクター……色々試せそうですよね。

ハヤシさん:ただ音を選ぶだけでなく、つなぎ方とか。アンプの前後、間にエフェクターをはさんだりとか。ここまで選べるのは、なかなかないですよ! アンプがなくても、家のTVがアンプになっちゃう。画期的でしたねぇ。ビックリしました!。

――ミニゲームもプレイされましたが、いかがでしたか?

ヤノさん:楽しかったですよ! ただやるんじゃなくて、楽しく練習できる。楽しくやるってことが1番の上達なんじゃないかと思いました(笑)。

ハヤシさん:(コードの)DとかAは余裕なんだけど、A7だと「ワーッ!」とか焦る感じが良かったね(笑)。

ヤノさん:たまに凄い難しいのが入るんですよ! やばかったです。楽しかった!

――普段ゲームはプレイされますか?

ハヤシさん:僕はあまりやらないですね。Wiiは持っていて「みんなのリズム天国」とかは好きでやるんですけど。PSPで「バイトヘル2000」にハマっていた時期があるんですけど。あとは(ケータイの)アプリで簡単なミニゲームを移動中にやったりとかはありますけど、基本“ハマる”というほどではないですね。息抜きみたいな感じでやるくらいです。

ヤノさん:最近はやってなかったんですけど、ニンテンドーDSで「脳トレ」とかやってます。あと「ボーリング」、「チェス」とか、それくらいだったんですけど。「ロックスミス」に関しては、ゲームの面白い部分とギターの音楽的な部分のバランスが両立されていて、ゲームすぎず、だけど楽しくやっていける感じが凄いです。

ハヤシさん:ミニゲームをやればやるほど上手くなっていく。

ヤノさん:だけどやっていることは音楽的で、楽しく頭に入っていく。

ハヤシさん:そこがいいですよね! 楽しいっていう。

――「ロックスミス」で初めてギターに触られる方も多いと思うんですが、いい練習になりますか?

ヤノさん:フレーズを練習するときに、テンポを遅くできる。それはもうまさに!

ハヤシさん:自分たちの曲でも、1回テンポを遅くしてやったりする。それはプロでもそうやるんで、そこらへんまでちゃんとカバーしている。

――TAB譜ではなく、マーカーが流れてくるシステムの印象は?

ハヤシさん:今回のお話をいただく前に「どんなもんなんだろう?」とYoutubeで「ロックスミス」を見てみたんですけど「これはちょっと(見ただけでは)わかんないな」と。全然できないんじゃないかと思ったんですけど、1番最初は凄い簡単な、少ない音数であわせていく。うまくなっていくと、どんどん増えていくので、慣れなくてもやっていくうちにつかんでいける。今は慣れましたね。まったく違和感はないです。

ヤノさん:曲が進行している“空気感”が凄くわかりやすいから、慣れれば凄くやりやすいですね。TAB譜を追うのではなく、リズムの流れがきてるなっていう感じがあって、それが凄くやりやすい。

――収録されている50曲以上のなかで、お気に入り曲はありましたか?

ハヤシさん:僕が1番最初にやったのは「THE POLICE」でしたね。「Message In A Bottle」をやりましたね。

ヤノさん:俺は「The Rolling Stones」の「Satisfaction」。あと、ソウルとか幅広く入っているから……ブルースもあって。

ハヤシさん:最新のロックも押さえているところがあって、凄いなと思いましたね。

ヤノさん:曲を追加できるところも魅力ですね。

――ご自身の楽曲で1曲を入れて欲しいとしたら、何を挙げますか?

ハヤシさん:「BuggieTechnica」じゃないですかね。

ヤノさん:俺、それ練習したいです!(笑)。

ハヤシさん:「POLYSICS」を結成するにあたり最初に作った曲なんです。テクノポップとガレージサーフを融合させて作った曲で、メチャクチャギターを弾きまくっている全編リフものなんで、これはコピーしやすいし、楽しい。

ヤノさん:あと、ステージで弾いている設定でやれるのがあるんですけど。それでやると気持ちよさそうですよね! 家でジャンプとか、お客さん総立ち! みたいな。気持ちいい!(笑)。

――これを意識してやると、ギターがより上達するというポイントはありますか?

デモプレイ中、ヤノさんがノリノリで演奏してみせたシーン。慣れてきたらステージアクションなどを意識してみるのも面白そうだ

ハヤシさん:リズムを感じながらやる、というのがいいかもしれないですね。僕は最初、楽しくてノリノリで弾きすぎると点数が下がっていったので(笑)。落ち着いてやっていたんですけど、慣れてきたら……。ノリながら弾くと楽しいし、上手くなるんじゃないかなと思います。

ヤノさん:あとやっぱり、弾いている姿も大事ですからね。ゲームとはいえ、立ってやって欲しい。カッコ良く弾いて欲しいです。ジャーンっていくとこは、ジャーン! って。

ハヤシさん:鏡の前とか(笑)。曲のバリエーションが幅広いので、家族でもできると思うんです。ロックが好きでギターを始めた子と、昔ギターをやっていたお父さんだったら、凄く話も合いそうじゃないですか。

ヤノさん:ギターを出してきて「昔やってたんだよ」とか、ちょっと聴いてみようかなと思ったりとか。そういう話もできますよね。

――最後に「POLYSICS」のファンや「ロックスミス」を触った方々にメッセージをお願いします。

ハヤシさん:これは本当に革命的なゲームだと思います。音楽的な部分、ゲーム的な部分、どちらもよくできている。

ヤノさん:ゲームなんだけど、ゲームを超えていますよね。凄く“音楽的”な気がします。

ハヤシさん:知らない曲でも弾けたり、興味ある人は実際に体感して欲しいですね。

ヤノさん:やったことがない方でも、音楽、ギターに触れる機会。凄くいいと思います。興味がある方はぜひやってみたほうがいいと思います。それは俺がやって思いました(笑)。

ハヤシさん:今、ヤノもギターを練習中なんですよ。今度ライブで弾けるかどうかっていうところがあって。

ヤノさん:アルバムツアーで自分がギタリストとしてステージに立つために、今練習をしているところなんです。気持ち的にはもう本当に“駆け出し”のような感じ。

――ではツインリードなども?

ハヤシさん:それだったり、(ギターをヤノさんに任せて)僕がハンドマイクで歌えたらいいなと思っているんですけどね。

――「POLYSICS」の新境地ですね!

ヤノさん:そのためには「ロックスミス」で練習ですかね(笑)。

ハヤシさん:「ロックスミス」で覚えた人たちと対バンとか、したいけどね(笑)。楽しみですね。

――本日はお忙しいところをありがとうございました。

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(豊臣和孝)