スクエニ、「FFXIV」“時代の終焉”トレーラーの解説文を公開

破滅の瞬間、一握りの冒険者を次元の狭間へと送り出し「新生エオルゼア」へ


10月11日公開



 株式会社スクウェア・エニックスは、11月11日に全ワールドダウンを実施した「ファイナルファンタジーXIV」と、2013年以降に展開していく「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」を結ぶストーリーが描かれた「時代の終焉」トレーラーの解説文を公開した。

【「時代の終焉」トレーラー】


トレーラーでヒロイックな活躍をする賢人ルイゾワ・ルヴェユール師

 「時代の終焉」トレーラーでは、世界を終焉に導く存在として突如出現した月の衛星「ダラガブ」が本当はどのような存在であり、そして予言されていた世界の破滅“第七霊災”がどのような形で世界を破滅に導いていったのかが描かれている。「ダラガブ」とは、古代の蛮神バハムートを封じ込める檻であり、「メテオ計劃」の目的がこの古代の蛮神を蘇らせることにあったことが明らかになる。現代に蘇ったバハムートは、地表にメガフレアを炸裂させ、“第七霊災”そのものとして、世界を壊滅に追い込んでいく。

 今回公開された解説文では、こうした経緯が一連のバックグラウンドストーリーと共に明らかになると同時に、現行版でプレーヤーを助けてくれた賢人ルイゾワによるバハムート再封印の試みが失敗し、ルイゾワが、十二神の一柱、時と空間を司る神「アルジク」の力を用いて、一握りの冒険者を、次元の狭間へと送り出すという設定を明らかにしている。一握りの冒険者とは、プレーヤーたちのことであり、これが「FFXIV: 新生エオルゼア」へと繋がる伏線になっている。

【「時代の終焉」スクリーンショット】

【「時代の終焉」トレーラー解説】

神々に愛されし地、エオルゼア。

クリスタルの力豊かなこの地を狙い、
北方の大国「ガレマール帝国」が侵略を開始した。

一方、エオルゼアの都市国家群は、
それぞれが自都市の軍事・経済の総力を結集させた統合司令部
グランドカンパニーを創設し、戦乱の時代に備えた。

だが、ガレマール帝国の将、ネール・ヴァン・ダーナスが
狂気の内に破滅的な作戦を実行に移す。

メテオ計劃……。
古代アラグ帝国の遺物である月の衛星「ダラガブ」を、
「大地に星を招く古代魔法メテオ」に見立てて落下させることで、
エオルゼアを焦土と化す恐るべき作戦である。

この危機に対し、各国のグランドカンパニーは
互いに手を取り合い、エオルゼア同盟軍を発足。

冒険者たちはエオルゼア同盟軍の呼びかけに応じ、
メテオ計劃の首謀者であるネール・ヴァン・ダーナスを倒すが、
「ダラガブ」の衝突は、もはや避けられなくなっていた。

かくしてエオルゼア同盟軍は、
学術都市「シャーレアン」から来たりし賢人、
ルイゾワ・ルヴェユール師を軍師として招き、
エオルゼアで信仰されている十二神の力を顕現させ、
「ダラガブ」を天へと退ける秘術の敢行に乗り出す。

だが、十二神召喚を成すには、
「ダラガブ」落着点で術を執り行う必要がある。
落着点は、エオルゼア中央部のカルテノー平原。

彼の地には、狂信的なネール配下の帝国軍第VII 軍団が、
真の目的を告げられず、ただ「その場を死守せよ」との命を受け陣取っていた。

かくして、カルテノー平原において、
冒険者を加えたエオルゼア同盟軍とガレマール帝国軍がぶつかり合う決戦が巻き起こる。
激しい戦いの最中、エオルゼアに迫った「ダラガブ」に異変が生じ、
「ダラガブ」の外郭が砕け、その内部より古代の蛮神、バハムートが出現。
「メテオ計劃」の真の目的とは、この古代の蛮神を甦らせることにあったのである。

数千年の時を超えて、現代へと甦ったバハムートは荒れ狂い、
メガフレアの炎を発し飛翔する。

ルイゾワが十二神の力を顕現させ自らの軍勢を守護し、
そしてバハムートを再封印して天へと還そうと試みるも、
蛮神の強大な力の前に、あと一歩のところで失敗に終わる。

最後の破滅の瞬間……
ルイゾワは十二神の一柱、時と空間を司る神「アルジク」の力を用いて、
一握りの冒険者を、次元の狭間へと送り出す。

新生の未来へと希望を託すために。


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(2012年 11月 13日)

[Reported by 中村聖司]