セガトイズ、家庭用プラネタリウム「earth theater」を12月6日に発売
ナレーションに水樹奈々さんを起用。星空と共に2つのデジタルコンテンツが楽しめる
セガトイズは家庭用プラネタリウム「ホームスター earth theater(アースシアター)」を12月6日に発売する。価格は36,750円。本体のカラーは黒と白の2つがあり、大きさは18×21.5×24.5cm(幅×高さ×奥行き)。投影距離は2mで、直径2.4mの円状に映像を投射する。星空のみを楽しむ場合は3mとなる。投射角度は0~90度まで選択可能。
コンテンツのナレーションを務める声優・アーティストの水樹奈々さん |
セガトイズは家庭用プラネタリウムに力を入れており、「ホームスター」という名前でシリーズを展開している。低価格の「ホームスターPURE(価格:9,975円)」や、スター・ウォーズのR2-D2型の「ホームスター R2-D2 EX(価格:20,790円)」、他のプラネタリウムより明るい高級バージョン「ホームスターEXTRA(価格:60,900円)」など、様々なバージョンを販売している。携帯型や、お風呂場で投影できるものもある。
今回発表した「earth theater」は光学式とデジタル式の2つの投影が可能。6万個以上の星空を光学式で映しだし、ここにデジタル映像を重ね合わせることができる。さらにサウンド機能があり、デジタル映像とサウンドにより、星空と共に専用コンテンツを楽しめる。「earth theater」にはデジタルグラフィックアーティストのKAGAYA氏が制作した「地球の夜空」と「はやぶさの旅」という2つのコンテンツが用意されている。ナレーションを務めるのは声優・アーティストの水樹奈々さん。
「地球の夜空」は収録時間22分。星空の中に、オーロラや雪、流星群など様々な映像が映し出され、音声の解説が加わる。星空の中に地球も投影され、自分の住んでいる世界が宇宙という広大な場所にあることを改めて認識できるコンテンツとなっている。水樹奈々さんのナレーションの一部はこちらで聞くことができる、
「はやぶさの旅」は20分。2003年から2010年まで7年間で60億キロを旅し、小惑星イトカワに着陸、地球への帰還を果たした小惑星探査機はやぶさの旅路を描く。様々なアクシデントにもかかわらず、ミッションを成功させたはやぶさと関係者の奮闘はメディアに大きく取り上げられ、映画などにもなった。「earth theater」でもはやぶさの旅を追体験できる。
「earth theater」の初回生産分にはKAGAYA氏が描いた幻想的なイラストのポストカード3枚が購入特典として同梱される。「地球の夜空」と「はやぶさの旅」という2つのコンテンツはSDカードに収録されており、「earth theater」はSDカードを差し替えることで他のコンテンツが再生できる設計となっている。今後も新コンテンツの投入が予定されている。KAGAYA氏が制作し全国のプラネタリウムで放映された「銀河鉄道の夜」の“earth theater オリジナル版”の発売が予定されているという。また星空はカートリッジ式で原板が収録されており、こちらも新しい原板を発売する予定だ。今後の展開にも注目したい。
大宇宙を旅するゲームとしては、ネクソンのMMORPG「EVE Online」がある。「EVE Online」と密接に連動したFPS「DUST 514」の日本での展開も今冬予定されている。「大宇宙を旅する」という作品は、ロマンをかき立てるものがある。「earth theater」で星空を楽しみつつゲーム内で宇宙空間を飛び回った記憶を思い出してみるのも楽しいかもしれない。
【ホームスター earth theater】 | |
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本体は黒と白2色が用意されている | |
星空に重ねてデジタル映像が流せるのが本作の大きな特徴だ。コンテンツは今後も発売されるという |
(C)SEGATOYS
(2012年 10月 25日)