【東京ゲームショウ2012 特別レポート】

KONAMIブースイベントレポートその3
「メタルギア」関連タイトルのステージに豪華ゲストが続々登場!


開催期間:9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:前売1,000円/当日1,200円(一般)
    無料(小学生以下)
    前売3,000円(TGS サポーターズクラブ)


 東京ゲームショウの最終日となった23日、KONAMIブースでは、「メタルギア」シリーズの関連ステージに新たな豪華ゲストが続々と登場。更なる熱気に包まれていた。

 本稿では、これらステージの内容について、ピックアップしてお伝えしていく。




■ 「MGSSO」ステージにはAKB48の松井咲子さんが登場
  スネーク役を演じてきた大塚明夫さんとの対面に大感激!!

AKB48の松井咲子さん(写真左)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント小島プロダクションのプロデューサー岡村憲明氏、グリー株式会社メディア事業部エグゼクティブディレクターの土田俊郎氏

 「MGSSO」ステージには、「MGSSO」のプロデューサーである岡村氏、グリー株式会社の土田氏が登場に加えて、AKB48の松井咲子さんが登場。松井さんはお兄さんの影響で「メタルギア」シリーズの大ファンとなり、主人公のスネークが大好きとのこと。

 松井さんはレイドバトルのデモプレイを担当。すでに用意された3つのデッキから、2番目のデッキを選ぶと見事にレイドバトルのボスであるメタルギアのピューマを倒すことに成功する。

 ここでスペシャルゲストとして、歴代「メタルギア」シリーズでスネークを演じてきた大塚明夫さんが「助かったぜ!」というセリフとともに登場。実は先ほどのレイドボスの発見者「あきお」とは大塚さんのことで、松井さんが助けたおかげでレイドボスが倒せたとのこと。

 ステージの最後、大塚氏は「今回、このゲームでは古いスネークから新しい、まだ登場していないスネークまで、スネーク大安売りとなっています。みなさんに楽しんでいただけることが私の喜び直結していますので、ぜひ手にとって遊んでみてください」とファンに挨拶して「MGSSO」のステージを締めくくっていた。


フレンドからの救援要請に応える形で、メタルギアとの戦いへのデモプレイがスタートより最適化されたカード配置デッキを選んだので、次々とカードが強化されていく歴代「メタルギア」シリーズでスネークを演じてきた声優の大塚明夫さん(写真右)の登場に松井さんは大喜び

(C)Konami Digital Entertainment / GREE



■ 「MGR」ステージでは主人公の雷電を演じる堀内賢雄さんが登場
  最後には小島監督も登場し開発スタッフ一同で発売日厳守を誓う!

株式会社コナミデジタルエンタテインメント小島プロダクションプロデューサーの是角有二氏(写真左)とリードライターの玉利越氏(写真右)、株式会社プラチナゲームズプロデューサーの稲葉敦志氏(写真中央)

 続いて行なわれた「MGR」のステージでは、小島プロダクションのプロデューサー是角氏と、開発を担当したプラチナゲームズの稲葉氏の両プロデューサーに加え、小島プロダクションのリードライターである玉利氏が登場。最初に日本ゲーム大賞のフューチャー賞受賞を報告するとともにファンに感謝を伝えた。

 玉利氏は今回の雷電について、「一殺多生の活人剣を標榜しているが、こんなに殺して本当に正義なのかどうか悩んだりする」と紹介。また、前日のステージに登場したプラチナゲームズ齋藤氏との打ち合わせをしていく中で、「敵キャラクターについても信念を持った存在にするために大幅に修正を加えた」というエピソードを紹介した。「メタルギア」シリーズで定評のある人間ドラマについても、「MGR」は期待を裏切らない出来になりそうだ。

 ステージの最後には、主人公の雷電を演じる声優の堀内賢雄さんが登場。堀内さんは、今回の雷電の演技について「自分の役者人生のすべてを出せたと思います」とコメントをし、手応えがあったことを感じさせた。

 ステージの最後には小島プロダクションの監督である小島秀夫氏が登場。小島氏はステージ上の開発スタッフに対して、発売日を延期しないようにするため、自らによりプレッシャーをかけることを提案。具体的には、もしも発売日が延期されてしまったときは、自らに罰を科すことを提案した。

 ステージ上の開発者たちも、発売日を守れば問題ないということで、この提案を了承。玉利氏はプラチナゲームズとのコラボが決まった際に封印した、「MGR」のシナリオを「MGR」のソフトに付属させること、稲葉氏は自らの名刺の肩書きを、取締役プロデューサーから負け犬に変更して、1年間はその名刺を使うこと、是角氏はできるだけ多くのユーザーに自らの手で手渡しをしてお詫びをすること、そして小島氏は「MGR2」をプラチナゲームズと作ることを約束した。

 最後に小島氏は「『MGR』は小島プロダクションで作っていたがうまくいかず、プラチナゲームズさんに相談をさせていただいたところ快く引き受けていただいて、すごい気合いを入れてやってきました。これからも2月21日の発売日に向かって遅れないけれども、より高みに向かってがんばっていきますので、2月21日までお待ちいただければと思います。本日は本当にありがとうございました」と会場を訪れたファンに挨拶して、2012年の東京ゲームショウのKONAMIブースのステージを締めくくっていた。


開発者3人は日本ゲーム大賞フューチャー賞の受賞をファンに報告雷電を演じる声優の堀内賢雄さんとともに、「MGR」のキャラクターや設定に関するトークが展開された最後に登場した小島プロダクションの小島秀夫氏は、発売日の厳守をさらなるクオリティアップをファンに約束していた

(C)Konami Digital Entertainment Developed by PlatinumGames Inc

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(2012年 9月 23日)

[Reported by 菅原哲二]