東京ゲームショウの一般公開開始となった22日、ＫＯＮＡＭＩブースでは、「メタルギア」シリーズの最新作であるグリーで配信予定のソーシャルゲーム「METAL GEAR SOLID SOCIAL OPS」（以下、「MGSSO」）とPS3「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」（以下、「MGR」）の2つのタイトルについての単独のステージが行なわれ、より深い内容を知ることができた。

　本稿では、この2つのステージの内容について、前回の記事から追加された内容について、ダイジェストでお伝えしていく。

■ グリーの土田氏が登場し「MGSSO」の戦略性を紹介
　 手島優さんは女の子でも簡単にプレイできる「MGSSO」をアピール

左からグラビアアイドルの手島優さん、株式会社コナミデジタルエンタテインメント小島プロダクションのプロデューサー岡村憲明氏、グリー株式会社メディア事業部エグゼクティブディレクターの土田俊郎氏

　先に行なわれた「MGSSO」ステージでは、「MGSSO」のプロデューサーである岡村氏に加えて、パートナーであるグリー株式会社の土田氏が登場。2人は「MGSSO」の特長や戦略性について、実機でのデモプレイを交えながら紹介していった。

　まず最初に説明されたのは、キャラクターカードを集めてデッキを構成し、ボスと戦っていく「MGSSO」だが、キャラクターはそれぞれ特有のスキルを持っており、デッキのどこに配置するかで強さが全然変わるという。実際にデモプレイでは、最初にボスであるオセロットにやられてしまったデッキでも、カードの位置を変えて最適化することで、楽に勝てるようになることがわかる内容となっていた。

同じ軍用ヘリのカードでも、自分自身を強化するものや、左側や前方にあるカードを強化するスキルがあることを紹介	デッキの中央に配置されるメタルギアのカードにはスキルスロットがあり、好きなスキルを設定できるという	デッキのカード位置を組み替えることで、1度負けたオセロットに対しても勝利することができた

　続いてグラビアアイドルの手島優さんがゲストとして登場。手島さんは岡村氏のレクチャーを受けながら、フレンドと協力して戦うレイドボスタイプのメタルギアに挑戦。特に操作に迷うこともなく、見事にメタルギアを倒して勝利。「これなら女の子の友達とでも一緒にできそう！」と女の子でもできるゲームだということをアピールしていた。

ゲストの手島さんがレイドボスに挑戦！岡村氏のレクチャーを受けながらテキパキと準備を進めていった	BP（バトルポイント）を消費することで、ステータスを大幅に強化することが可能。手島さんは最大値にして戦いを挑む	結果は、解説が追いつかないほどの圧倒的な攻撃力により、あっという間に勝利。BPの使いどころも肝心となりそうだ

(C)Konami Digital Entertainment / GREE

■ 「MGR」ステージではディレクターの齋藤氏がデモプレイを披露
　 ステージでの交渉により手島優さんのグラビア出演が決定!!

株式会社コナミデジタルエンタテインメント小島プロダクションプロデューサーの是角有二氏（写真左）、株式会社プラチナゲームズプロデューサーの稲葉敦志氏（写真中央）と齋藤健治氏

　続いて行なわれた「MGR」のステージでは、小島プロダクションのプロデューサー是角氏と、開発を担当したプラチナゲームズの稲葉氏の両プロデューサーに加え、ディレクターの齋藤氏が登場。共に開発することになった際のエピソードや、キャラクターについて会場を訪れたファンに紹介していった。

　続いて、齋藤氏によるTGS体験版でのデモプレイが開始。齋藤氏は、敵を背後から攻撃して一撃のもとに倒すステルスキルだけでなく、「ニンジャラン」で壁を登って天井に移動して、頭上からステルスキルを仕掛けたり、月光の攻撃に対して「シノギ」を決めて逆にスキを作り出すなど、「MGR」のシステムを余すところなく使った超絶プレイを披露。齋藤氏の操作する雷電が、斬奪を次々と決めるたびに観客から感嘆の声が聞こえていたのが印象的だった。

通路の天井に登り、真下を通る敵に対してステルスキルを決める！「MGR」の進行ルートの多彩さを感じることができた
敵に脅されていた人質を武器に解放するとSランクの高評価となる。単純にクリアするのではなくサブミッションをこなしていくのも面白そうだ
月光の攻撃に対して「シノギ」で逆にスキを作り出し、斬撃を決める！月光のようなやや大型の敵もダメージを与えることで斬撃可能な対象となる

　齋藤氏によるデモプレイの後には、「MGSSO」ステージに続いて、ゲストに手島優さんが登場。「メタルギア」シリーズにはグラビアとして実在の人物が登場するお約束があるが、手島さんは「自分をグラビアに使ってほしい」と猛烈にアピール。これに対して齋藤氏は、「ゲームでうまく斬ることができたらOK」との条件をつけた。

　かくして、手島さんによる「MGR」のチュートリアルのデモプレイがスタート。手島さんは齋藤氏からレクチャーを受けながら、次第に斬るコツをつかんでいき、ついにチュートリアルステージ最大の難関である人質をとった敵のみを斬ることに成功！ こうして手島さんの「MGR」へのグラビア出演が決定となった。

用意してきたグラビア写真と同じポーズで出演をねだる手島さんに、齋藤氏は条件つきでOKを出す	手島さんはL1ボタンを押して斬撃モードに入るところから、齋藤氏のレクチャーを受けて上達していく	人質を斬らずに敵を斬るには、斬撃モードに入る位置が重要。位置と斬る角度を微調整しながらついに人質を解放することに成功！

　最後にはチュートリアルステージの高い位置に、「メタルギア」シリーズではおなじみのダンボールが隠しアイテムとして設置していることも紹介。チュートリアルステージすらもやり込み甲斐があることをアピールして「MGR」ステージは締めくくられた。

チュートリアルステージに設置された支柱を斬って坂にすることで、高い位置に設置されているダンボールを入手できる。実際に雷電がダンボールをかぶって移動する場面を見ることもできた

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