コーエーテクモ、PS3「真・三國無双 MULTI RAID 2 HD Version」
「妖仙編」のストーリーや登場キャラクターなど紹介。最終章の一部情報も公開!
株式会社コーエーテクモゲームスは、7月26日に発売予定のプレイステーション 3用アクション「真・三國無双 MULTI RAID 2 HD Version」の最新情報を公開した。価格は4,179円で、CEROレーティングはB(12歳以上対象)。
「真・三國無双 MULTI RAID 2 HD Version」では、「覇王編」と「妖仙編」に物語が分岐していくため、1章から3章は2つのストーリーが用意されていることになる。その後、最終章へと収束していく。今回はその中から「妖仙編」をお届けする。
■ キャラクター紹介
● 西王母(せいおうぼ)
悠久の命宿す慈愛の女仙。姓は楊、名は回。森羅万象の生を育む存在として、古くから信仰される女仙。不老不死の力を欲した始皇帝の襲撃が契機となり、生を司る西王母と死を操る存在・黄泉とに分かたれた。あらゆるものに深い慈愛を注ぐ、純粋で心優しい女性だが、穏やかな所作の内に、凛とした意志を宿している。
● 黄泉(こうせん)
妖仙、絶望を弄び悦ぶ…… |
女仙・西王母のかつての姿。強大な妖力を宿し、死を操るとされる妖仙。長く西王母の一部として眠っていたが、始皇帝の襲撃により、再び身体を得て世に放たれた。万物の死と絶望を享楽するという、残虐・非道な性格。生殺与奪を操る神になるため、始皇帝を利用しようとする。
● 穆王紹(ぼくおう)
太古の王、熱き想いに従い奔る。周王朝の5代目の王。八駿と呼ばれる馬を駆り、大陸全土を巡って治世に努めた。かつて蜀の深山にて、女仙・西王母と心を通わせており、黄泉の暴走を止めたいという彼女の願いに応えて、現世に蘇った。たくましさと優しさを併せ持つ伊達男。一見軽薄なようだが、惚れた相手を一途に想い続けるひたむきさを持つ。
● 始皇帝
魔亀と魔龍を召喚し、若返った始皇帝が最終章に登場する。
■ 魔獣紹介
今回の魔獣の紹介では、主に「妖仙編」に登場する魔獣を紹介する。
● 真・辟邪
「真・辟邪」は、始皇帝によってこの時代に召喚され、操られている巨大生物。
本来は神獣とされる「真・辟邪」だが、始皇帝の持つ妖しい力によって無双武将たちの敵となり、強大な力をもって襲い掛かってくる。獅子のような巨躯で軽々と地を駆け回り、炎の息吹で周囲を焼け野原にする。また、董卓が虎牢関に巨大兵器として設置した「辟邪」は、この「真・辟邪」の伝説を元として作成されたものである。
● 蛇面
「蛇面(じゃめん)」は、仮面のような頭部が本体となっている魔獣。その頭部には2匹の蛇が生えるように巻きつき、頭部と一体となっている。ふわふわと宙に浮かび、つかみどころのない行動をとって相手を煙に巻く。だが、近づくと2匹の蛇によるコンビネーション攻撃、浮遊したままトリッキーな移動攻撃など激しい攻撃が待ち構えている。
その風変わりな見た目どおり、「毒」や「石化」といった状態異常を引き起こす攻撃も得意としている。
● 三首大鷹
「三首大鷹」は、その名の通り3つの首を持つ巨大生物である。カラフルな色のついた頭から特殊な攻撃を行ない、無双武将たちを苦しめる。
大きな翼で宙を舞うこともあれば、鋭い爪を持った足で地上を駆け回ることもあり、2つの戦闘スタイルを使い分ける特徴を持っている。本来、伝説としても聞かれない「三首大鷹」が生まれた経緯は不明だが、元となる3羽の鳥をさらに強大な生物として利用するために何者かが作り出したのではないかと推測される。
● 霊亀
「霊亀」は本来伝説上の生物だが、始皇帝により操られて魔獣と化し、無双武将の前に立ちはだかる。
数千、数万年もの長き寿命を持つと言われ、膨大な霊力を山のように大きな背に蓄えている。見たとおり重厚で、慎重な行動をとり、的確に狙いを定めた攻撃を行なう。動きが遅いことが弱点のように思えるが、すべての攻撃を防ぐ堅甲さを持ち、簡単には攻撃を当てることができない。
しかし山のように襲い掛かる攻撃を1つ1つ避け、その源となっている背の岩山を狙って反撃することで、膨大な霊力をそぎ落としていくことができるだろう。
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
(2012年 7月 17日)